出力、デバッグ、プリコンパイル済みヘッダー (PCH) オプション
このセクションでは、出力、デバッグ、またはプリコンパイル済みヘッダー (PCH) に関連するコンパイラー・オプションを説明します。
親トピック:
コンパイラー・オプションの詳細
bintext
コンパイラーによって生成されるオブジェクト・ファイル (.obj) にテキスト文字列を含めます。この機能は ifort でのみ利用できます。
c
リンクを抑止します。
debug (Linux* および macOS*)
デバッグ情報の生成を有効/無効にします。
debug (Windows*)
デバッグ情報の生成を有効/無効にします。
debug-parameters
プログラムで使用される PARAMETER のデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。
exe
ビルドプログラムまたはダイナミック・リンク・ライブラリーの名前を指定します。
Fa
アセンブリー・リスト・ファイルを生成します。
FA
アセンブリー・リスト・ファイルの内容を指定します。
fcode-asm
マシンコード・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。この機能は ifort でのみ利用できます。
Fd
コンパイラーにより作成されるプログラム・データベース (PDB) ファイルの名前を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
feliminate-unused-debug-types、Qeliminate-unused-debug-types
コンパイル単位で宣言されている型に関するデバッグ情報の出力を制御します。この機能は ifort でのみ利用できます。
fmerge-constants
コンパイラーとリンカーに同一の定数 (文字列定数と浮動小数点定数) をマージさせるかどうかを指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
fmerge-debug-strings
コンパイラーは、デバッグ情報で使用される文字列をプールします。
fsource-asm
ソースコード・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。この機能は ifort でのみ利用できます。
ftrapuv、Qtrapuv
エラー検出を行いやすくするように、ローカル変数を異常な値に初期化します。この機能は ifort でのみ利用できます。
fverbose-asm
コンパイラー・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。コンパイラー・アノテーションには、オプションやバージョン情報などが含まれます。この機能は ifort でのみ利用できます。
g
オブジェクト・ファイルに指定されたレベルのデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。
gdwarf
デバッグ情報の生成に使用する DWARF バージョン形式を指定します。
grecord-gcc-switches
コンパイラーの起動に使用されたコマンドライン・オプションを、DWARF デバッグ情報の DW_AT_producer 属性に追加します。
gsplit-dwarf
DWARF デバッグ情報を含む別のオブジェクト・ファイルを生成します。
list
ソースファイルのリストを作成するようにコンパイラーに指示します。
list-line-len
list オプションが指定された場合に生成されるリストの行の長さを指定します。
list-page-len
list オプションが指定された場合に生成されるリストのページの長さを指定します。
map-opts、Qmap-opts
1 つ以上のコンパイラー・オプションを異なるオペレーティング・システムで同等なオプションにマップします。
o
出力ファイルの名前を指定します。
object
オブジェクト・ファイルの名前を指定します。
pdbfile
リンカーにより作成されるプログラム・データベース (PDB) ファイルの名前を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
print-multi-lib
システム・ライブラリーの場所に関する情報を表示します。
Quse-msasm-symbols
シンボル名を生成する際、ドル記号 ( $ ) を使用するようにコンパイラーに指示します。この機能は ifort でのみ利用できます。
S
アセンブリー・ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラーに指示します。
show
list オプションが指定された場合に生成されるリストの内容を制御します。
use-asm、Quse-asm
アセンブラーからオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションはありません。この機能は ifort でのみ利用できます。
Zi、Z7
オブジェクト (.obj) ファイルまたはプロジェクト・データベース (PDB) ファイルにすべてのデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。
Zo
最適化されたコードの拡張デバッグ情報の生成を有効/無効にします。この機能は ifort でのみ利用できます。