プログラム全体の速度を最大限にします。
Linux*: | -fast |
macOS*: | -fast |
Windows*: | /fast |
なし
オフ |
速度を最大限にする最適化を有効にしません。 |
このオプションは、プログラム全体の速度を最大限にします。
次のオプションを設定します。
macOS*: -ipo、-mdynamic-no-pic、-O3、-no-prec-div、-fp-model fast=2、および -xHost
Windows*: /O3、/Qipo、/Qprec-div-、/fp:fast=2、および /QxHost
Linux*: -ipo、-O3、-no-prec-div、-static、-fp-model fast=2、および -xHost
fast オプションを指定する場合、異なるプロセッサー固有の [Q]x オプションをコマンドラインで指定することにより、[Q]xHost オプションを無効にできます。ただし、コマンドラインで最後に指定されたオプションが優先されます。
次に例を示します。
Linux* では、-fast -xSSE3 オプションを指定すると、-xSSE3 オプションが有効になります。ただし、-xSSE3 -fast オプションを指定すると、-xHost オプションが有効になります。
Windows* では、/fast /QxSSE3 オプションを指定すると、/QxSSE3 オプションが有効になります。ただし、/QxSSE3 /fast オプションを指定すると、/QxHost オプションが有効になります。
インテル以外のプロセッサーでの影響については、[Q]xHost のドキュメントを参照してください。
fast オプションは、アプリケーションによっては最適ではない、より強力な最適化を有効にします。生成される実行ファイルは、コンパイルするプロセッサーと異なるプロセッサーでは動作しないことがあります。fast オプションで有効になる各最適化オプションを理解した上で使用してください。
なし
製品および性能に関する情報 |
---|
性能は、使用状況、構成、その他の要因によって異なります。詳細については、http://www.intel.com/PerformanceIndex/ (英語) を参照してください。 注意事項の改訂 #20201201 |