最適化レポートは、ベクトル化や最適化の問題に対処するのに役立ちます。
ソリューションやプロジェクトのビルド時に、コンパイラーによって最適化診断メッセージが生成されます。次のウィンドウで最適化レポートを表示できます。
最適化レポートの表示を有効にするには、次の操作を行います。
プロジェクトのプロパティー・ページで、[構成プロパティ] > [Fortran] > [Diagnostics] を選択します。
次のいずれかのオプションにデフォルト以外の値を設定します。
デフォルトでは、プロシージャー間の最適化 (IPO) はオフに設定されています。IPO 診断を表示するには、[Fortran] > [Optimization] > [Interprocedural Optimization] を [Single-file] または [Multi-file] に設定します。
プロジェクトをビルドして、最適化レポートを生成します。
コンパイラーにより最適化診断が生成されると、[Compiler Optimization Report] ウィンドウと [Compiler Inline Report] ウィンドウが開き、エディターに最適化レポートのアノテーションが表示されます。