最適化レポート: Microsoft* Visual Studio* で有効にする

最適化レポートは、ベクトル化や最適化の問題に対処するのに役立ちます。

ソリューションやプロジェクトのビルド時に、コンパイラーによって最適化診断メッセージが生成されます。次のウィンドウで最適化レポートを表示できます。

最適化レポートの表示を有効にするには、次の操作を行います。

  1. プロジェクトのプロパティー・ページで、[構成プロパティ] > [Fortran] > [Diagnostics] を選択します。

  2. 次のいずれかのオプションにデフォルト以外の値を設定します。

    • [Optimization Diagnostics Level]
    • [Optimization Diagnostics Phase]
    • [Optimization Diagnostics Routine]
  3. デフォルトでは、プロシージャー間の最適化 (IPO) はオフに設定されています。IPO 診断を表示するには、[Fortran] > [Optimization] > [Interprocedural Optimization][Single-file] または [Multi-file] に設定します。

  4. プロジェクトをビルドして、最適化レポートを生成します。

コンパイラーにより最適化診断が生成されると、[Compiler Optimization Report] ウィンドウと [Compiler Inline Report] ウィンドウが開き、エディターに最適化レポートのアノテーションが表示されます。

[Optimization Reports] ダイアログボックスで、最適化レポートの表示を設定できます。このダイアログを表示するには、[ツール] > [オプション] > [Intel Compilers and Libraries] > [Optimization Reports\ を選択します。

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