inline-min-caller-growth、Qinline-min-caller-growth

プロシージャーのサイズ n を指定します。サイズが n 以下のプロシージャーは、インライン展開したときに呼び出し元のサイズの増加に寄与しません。この機能は ifort でのみ利用できます。

構文

Linux*:

-inline-min-caller-growth=n

macOS*:

-inline-min-caller-growth=n

Windows*:

/Qinline-min-caller-growth=n

引数

n

負ではない整数。n > 0 の場合、サイズ n のプロシージャーは、サイズ 0 として扱われます。

デフォルト

-inline-min-caller-growth=0
または /Qinline-min-caller-growth=0

コンパイラーは、プロシージャーをサイズ 0 として扱います。

説明

このオプションは、プロシージャーのサイズ n を指定します。サイズが n 以下のプロシージャーは、インライン展開したときに呼び出し元のサイズの増加に寄与しません。このオプションを使用することで、コンパイラーがインライン展開するには大きすぎると見なすプロシージャーをインライン展開できます。

n <= 10 の値を選択することを推奨します。そうでない場合、コンパイル時間とコードサイズが大幅に増加します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし