IPO オブジェクトからのライブラリーの作成

Linux*

ライブラリーはよく xiar (Linux*) や xilib (Windows*) などのライブラリー・マネージャーを使用して作成されます。ライブラリー・マネージャーは、オブジェクト・リストを読み取り、そのオブジェクトを、次のリンク段階で使用するライブラリーに挿入します。

xiar cru user.a a.o b.o

上記のコマンドは、a.o および b.o を含む user.a ライブラリーを作成します。

xiar を使用することは、xild -lib を指定するのと同じです。

Windows* のみ

xilib または xilink -lib を使用してライブラリーを作成し、IPO 擬似オブジェクト・ファイルのライブラリーを作成して、コマンドラインでそれらをリンクします。

例えば、次のようなコマンドを使用して 3 つの擬似オブジェクト・ファイルを作成するとします。

[invocation] /c /Qipo a.cpp b.cpp c.cpp

[invocation] は icx (C++) または dpcpp-cl (DPC++) です。

さらに、a.obj にはメインのサブプログラムが含まれているとします。次のようなコマンドを入力して、ライブラリーを作成します。

xilib -out:main.lib b.obj c.obj
// または
xilink -lib -out:main.lib b.obj c.obj

ライブラリーとメインプログラムのオブジェクト・ファイルを次のようなコマンドを入力してリンクします。

xilink -out:result.exe a.obj main.lib

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