fsycl-device-code-split

SYCL* デバイス・コード・モジュール・アセンブリーを指定します。これは DPC++ 固有のコンテンツです。

構文

Linux*:

-fsycl-device-code-split[=value]

Windows*:

-fsycl-device-code-split[=value]

引数

value

次のいずれかです。

per_kernel

SYCL* カーネルごとに、個別のデバイス・コード・モジュールを作成します。各デバイス・コード・モジュールには、カーネルとその依存関係 (呼び出される関数や使用される変数など) がすべて含まれます。

per_source

ソース (翻訳単位) ごとに個別のデバイス・コード・モジュールを作成します。

各デバイス・コード・モジュールには、ソースごとにグループ化されたカーネルのコレクションと、その依存関係 (使用されるすべての変数や、ほかの翻訳単位からの SYCL_EXTERNAL マクロでマークされた関数を含む呼び出し関数など) が含まれます。

off

すべてのカーネルに対応する単一のモジュールを作成します。

auto

コンパイラはヒューリスティックを使用して、デバイスコードを分割する最適な方法を選択します。これは、fsycl-device-code-split を値なしで指定した場合と同じです。

デフォルト

auto

これは、コンパイラー・オプションを指定しない場合や、コンパイラー・オプションを値を省略して指定した場合のデフォルトです。コンパイラはヒューリスティックを使用して、デバイスコードを分割する最適な方法を選択します。

説明

このオプションは、SYCL* デバイス・コード・モジュールのアセンブリーを指定します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし