fsycl-host-compiler

実行されるオフロードコンパイル全体のホストコンパイルに、指定したコンパイラーを使用するようにコンパイラーに指示します。これは DPC++ 固有のコンテンツです。

構文

Linux*:

-fsycl-host-compiler=arg

Windows*:

-fsycl-host-compiler=arg

引数

arg

コンパイルのホストとなるコンパイラーです。

コンパイラー名またはコンパイラーのパスを指定できます。

デフォルト

オフ

ホストコンパイルは、DPC++ コンパイラーによって行われます。

説明

このオプションは、実行されるオフロードコンパイル全体のホストコンパイルに、指定したコンパイラーを使用するようにコンパイラーに指示します。

このオプションを使用するには、fsycl オプションも指定する必要があります。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

次の例について考えてみます。

-fsycl-host-compiler=g++              // コンパイラーは現在のパスから g++ を検索
-fsycl-host-compiler=/usr/bin/g++     // コンパイラーは明示的なパスから g++ を検索

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