インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーでのベース・プラットフォーム・ツールセットの指定

デフォルトでは、プロジェクトでインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを使用する場合、[Base Platform Toolset] プロパティーは、インテル® コンパイラーと使用するビルド環境に設定されています。この環境には、使用する Microsoft* Visual Studio* バージョン固有のツールセットのパス、ライブラリー、インクルード・ファイルなどが含まれます。

プロジェクトの [全般] プロパティーにある [Base Platform Toolset] で、インストールされているインテル以外のプラットフォーム・ツールセットをベースに指定することもできます。

例えば、Visual Studio* 2019 で [Platform Toolset] プロパティーをインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーに設定すると、ベース・プラットフォーム・ツールセットは Visual Studio* 2019 環境 (v142) を使用します。ほかの Microsoft* Visual Studio* 環境とインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを使用する場合は、[Base Platform Toolset] プロパティーを次のように設定します。

Microsoft* Visual Studio* 2017 のサポートはインテル® oneAPI 2022.1 で非推奨になりました。将来のリリースで削除される予定です。

このプロパティーには、インストールされているインテル以外のすべてのツールセットが表示されます。

[Base Platform Toolset] を設定するには、次の操作を行います。

オプションの選択後、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーでプロジェクトをビルドすると、ビルド環境の指定に選択したオプションが使用されます。