ffp-contract

FMA (Fused Multiply-Add) などの融合した浮動小数点操作の形成をコンパイラーに許可するかどうかを制御します。融合操作は、それぞれの操作を別々に行うよりも、精度の高い結果を得ることができます。

構文

Linux*:

-ffp-contract=keyword

Windows*:

なし

引数

keyword

設定可能な値は以下のとおりです。

fast

複数の文にまたがる浮動小数点操作を融合します。

on

同じ文内の浮動小数点操作を融合します。

off

浮動小数点操作を融合しません。

デフォルト

-ffp-contract=fast

複数の文にまたがる浮動小数点操作を融合します。

ただし、-fp-model=strict オプションが指定されている場合、デフォルトは -ffp-contract=off です。

説明

このオプションは、FMA (Fused Multiply-Add) などの融合した浮動小数点操作の形成をコンパイラーに許可するかどうかを制御します。融合操作は、それぞれの操作を別々に行うよりも、精度の高い結果を得ることができます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報