バージョン: 10.4 最新バージョン リリース日: 2011年2月16日水曜日 ファイルサイズ: 107,541KB
バージョン: 10.3.1 リリース日: 2010年3月17日水曜日 ファイルサイズ: 127,239KB

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、組み込み機器向けプラットフォーム開発者のニーズに対象を絞り込み、デスクトップおよびモバイル市場向けのドライバーに代わる強力な選択肢を提供しています。柔軟なアーキテクチャー、ビデオ BIOS の拡張、新しい UEFI ビデオドライバーを特長とするこのドライバーセットは、OEM やシステム・インテグレーターによるインハウスでの構成のカスタマイズを可能にすることで開発時間を短縮し、優れたパフォーマンスを提供し続けます。

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、Linux* ディストリビューションおよび Microsoft Windows* オペレーティング・システムで検証済みです。インテル製品とオペレーティング・システムの選択内容に基づいて、適正なバージョンのドライバー (10.4 または 10.3.1) が提供されます。

このドライバーをダウンロードする前に、まず、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー機能一覧 v10.3.1 および v10.4 をご覧になり、対応するインテル® 製品とオペレーティング・システムをご確認ください。

テクニカル・ドキュメント

対応するインテル® 製品

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー 10.4 は、以下のグラフィックス・チップセット、システム・コントローラー、プロセッサーで検証されています:

  • Intel® Atom™ processor D400/500, N400/500 series
  • Intel® Atom™ processor Z500 series with Intel® System Controller Hub US15W/US15WP/US15WPT
  • Intel® Atom™ Processor N270 with Mobile Intel® 945GSE Express Chipset

対応 OS

  • Windows XP* (SP3)
  • Windows XP Embedded* (SP3)
  • Windows Embedded for Point of Service*
  • Windows Embedded CE* 6.0 R2
  • Windows Embedded Compact 7* (only with IEGD 10.4.1)
  • Moblin 2.1 Linux* (kernel 2.6.31, X.server 1.6.1)
  • Linux Fedora* 10 (kernel 2.6.27, X.org 1.5, X.server 1.5.3)
  • DOS* Support (IBM PC 2000,* MS 6.22)

 

次のチップセットは、IEGD 10.4 で十分に検証されていません。これらのチップセットで十分に検証されている IEGD 10.3.1 をご利用ください:

  • Mobile Intel® 945GME Express Chipset
  • Intel® 945G Express Chipset
  • Intel® Q45, G41 and G45 Express chipsets
  • Mobile Intel® GM45, GL40 and GS45 Express chipsets
  • Intel® Q35 Express Chipset
  • Intel® Q965 Express Chipset
  • Mobile Intel® 910GMLE and 915GME Express chipsets
  • Intel® 915GV Express Chipset
  • Mobile Intel® GME965 and GLE960 Express chipsets

次のオペレーティング・システムについては、IEGD 10.3.1 のみが対応しています:

  • Windows CE* 5.0
  • Linux* Fedora 7
  • Wind River Linux*
  • Red Hat Linux*
  • Ubuntu* 8.04
共通の機能セット
  • クロスプラットフォームで一貫性のある機能
  • インテルの統合グラフィックス・チップセット製品ファミリーや各種オペレーティング・システムの間で移植可能な共通の機能
構成エディター
  • グラフィカル・プリインストール・ユーティリティー・プログラムにより、さまざまなプラットフォームやディスプレイの組み合わせで Microsoft Windows Embedded CE*、Microsoft Windows*、Linux*、VBIOS 用の統合されたドライバー・インストール・パッケージの作成が簡単に
ポートドライバーの拡張性
  • ソフトウェア開発キットにより、カスタマイズしたポートデバイスの追加が可能 (デフォルトでサポートする数を超える)
構成可能なディスプレイのサポート
  • 新しいディスプレイ・モードやカスタム・ディスプレイ・モードを追加するメカニズムを簡素化
  • 高度な構成機能により、24 ビットの内部 LVDS がサポートするシステム・ディスプレイに適切なタイミングを検出・選択する方法をドライバーに指示 (24 ビット対応チップセットで)
制御 API
  • ディスプレイの切り替えやトグリングといった非標準の機能、DVO デバイス制御
ブート構成可能
  • ドライバーとビデオ BIOS を OEM のディスプレイやプラットフォームの構成に合わせてカスタマイズできる
オーバーレイのサポート
  • X11 Xv インターフェイスや Microsoft DirectDraw* インターフェイスを使用することで、ビデオ再生のパフォーマンスが向上
  • クローンまたはデュアル・インディペンデント・ディスプレイ (拡張) モードの構成で 2 つ目のオーバーレイをサポート
マルチディスプレイのサポート
  • ハードウェアがサポートしている場合に、デュアル・インディペンデント・ディスプレイ (「拡張モード」) の利用が可能
  • ツインモード (2 台のディスプレイの表示タイミングが同じ) は、1 本のビデオパイプを搭載するハードウェアでサポート
  • デュアル・ビデオ・パイプ・システムにより、各ビデオパイプでツインモードを使用して、2 台以上のディスプレイを制御可能
マルチ GPU マルチモニター・モード
  • PCI または PCI-Express* 対応グラフィックス・カードによるディスプレイ出力が内蔵グラフィックスと同時に動作
  • 最大 6 台のディスプレイに同時にレンダリング可能
  • インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/US15WPT + インテル® Atom™ プロセッサー Z500 番台でサポート
Microsoft Windows* および Linux* における ACPI
  • サポートするすべての組み込み機器向けインテル® アーキテクチャー・ベース・チップセットおよびシステム・コントローラー・ハブで ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) を実現
2D アクセラレーション
  • X11 XAA インターフェイスや Microsoft DirectDraw* インターフェイスといった、OS アクセラレーション API を活用するアプリケーションのパフォーマンスが向上
Microsoft Direct3D* および Microsoft D3D Mobile* のサポート
  • Microsoft Windows オペレーティング・システムで Microsoft DirectX* API を利用することにより、3D アプリケーションのパフォーマンスが向上
OpenGL Linux* 版
  • 2.6 カーネル Linux* ディストリビューションでサポートされる OpenGL により、デュアル・インディペンデント・ディスプレイで高度な 3D グラフィックス・アクセラレーションを実現
  • インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W で OpenGL ES 1.1 をサポート
  • Linux*、Microsoft Windows XP*、Microsoft Windows XP Embedded*、Microsoft Windows CE* ではインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W、Linux* ではインテル® Q45 Express チップセット、インテル® Q35 Express チップセットが Open GL 2.0 をサポート
  • モバイル インテル® GME 965 Express チップセットおよびインテル® Q965 Express チップセットで OpenGL 1.5 をサポート
  • モバイル インテル® GME965 Express チップセット、インテル® Q965 Express チップセット、モバイル インテル® 945GME Express チップセット、インテル® 945G Express チップセット、モバイル インテル® 915GME Express チップセット、インテル® 915GV Express チップセット、モバイル インテル® 910GMLE Express チップセットで OpenGL 1.4 をサポート
アップスケーリング
  • アップスケーリングをサポートする構成により、低解像度モードの全画面表示が可能 ( 内部 LVDS、Chrontel* CH7308* など)
ハードウェア・ビデオ・デコード・アクセラレーションのサポート (インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W のみ)
  • プロセッサーにかかるデコードの負担を軽減し、システムの消費電力を削減
  • VA-API により、Wind River Linux*、Red Hat Embedded Linux*、Red Flag Linux* で MPEG2、MPEG4、H.264、VC-1 形式をサポート
  • DXVA により、Microsoft Windows XP*、Microsoft Windows XP Embedded*、Microsoft Windows Embedded for Point of Service* で MPEG2、H.264、VC-1 形式をサポート
  • Microsoft Windows CE* で MPEG2、MPEG4、H.264 形式をサポート
アンチエイリアシング (インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W のみ)
  • 高解像度ビデオを低解像度で表示する際に歪みを最小限に抑制。Linux*、Microsoft Windows XP*、Microsoft Windows CE* でサポート
COPP (インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W のみ)
  • Microsoft Windows XP* で COPP (Certified Output Protection Protocol) をサポート

一般的な質問

IEGD とインテル® EMGD はどう違うのですか?

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー (IEGD)インテル® エンベデッド・メディア・グラフィックス・ドライバー (インテル® EMGD) は別個の組み込み機器向けメディア・グラフィックス・ドライバーであり、インテル® EMGD は IEGD の後継 (次世代) ドライバーではありません。

IEGD は、幅広い OS とチップセットに対応するドライバーセットです。インテル® IEGD が対応する製品およびオペレーティング・システムは、インテル® EMGD のそれと異なりますので、各ドライバーのリリースノート、機能一覧、製品概要を参照してください。

次の製品には、IEGD のみが対応しています。インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台 (CPU+GPU)、インテル® Q45/G45/G41 Express チップセット、モバイル インテル® GM45/GL40/GS45 Express チップセット、インテル® Q35 Express チップセット、モバイル インテル® GLE960 Express チップセット、モバイル インテル® GME965 Express チップセット、インテル® Q965 Express チップセット、モバイル インテル® 945GME Express チップセット、モバイル インテル® 945GSE Express チップセット、インテル® 945G Express チップセット、モバイル インテル® 915GME Express チップセット、インテル® 915GV Express チップセット、モバイル インテル® 910GMLE Express チップセット。

インテル® EMGD は、IEGD とは異なるプロセッサーやプラットフォームに対応する新しいドライバーであり、インテル® Atom™ プロセッサー E600 番台を搭載する新しい設計やインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/US15WPT を搭載する設計に対応するために使用すべきものです。

インテル® Atom™ プロセッサー E600 番台には、インテル® EMGD のみが対応しています。

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー (IEGD) にはどのような利点がありますか?

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー (IEGD) は、組み込み機器向けインテル® アーキテクチャー・ベース・プラットフォーム専用に開発されており、デスクトップ PC やモバイル PC、MID 市場向けのドライバーに代わる柔軟な選択肢を提供します。IEGD では、インテルの組み込み機器ユーザーに対し、組み込み機器向けシリコン製品の長期ライフサイクル・サポートと連動する、長期ライフサイクル・サポートが提供されます。IEGD は、高度なディスプレイの組み合わせや非標準のディスプレイ寸法 (インテル® ダイナミック・ディスプレイ・コンフィグレーション・テクノロジー)、Microsoft XP Embedded* や Windows Embedded CE* などの組み込み機器向けオペレーティング・システムを従来になくサポートするなど、その構成および組み込み機器市場に固有の要件を満たすことで差別化を果たす一方、インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター (GMA) グラフィックス・ソリューションに匹敵する 3D パフォーマンスを提供し、オープンソース・グラフィックス・ソリューションのパフォーマンスを引き上げています。また、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、Linux* ディストリビューションおよび Microsoft Windows* オペレーティング・システムで検証済みです。

IEGD に関するドキュメントに記載されていない Linux* ディストリビューションを使用したいのですが、 この Linux* で IEGD は動作しますか?動作しない場合には、どうすればいいですか?

IEGD 機能一覧、製品概要、ユーザーガイドには、所定のチップセットで検証済みの Linux* ディストリビューションが記載されています。「お気に入りの Linux*」ディストリビューションが機能一覧や製品概要、ユーザーガイドに記載されていれば、IEGD ドライバーは動作します。ただし、そのディストリビューションでドライバーが正常に動作しない場合には、「お気に入りの Linux*」ディストリビューションのベンダーか、社内にいる Linux* の専門家と協力しながら根本的原因を突き止め、問題を修正する必要があります。

「お気に入りの Linux*」ディストリビューションが機能一覧や製品概要、ユーザーガイドに記載されていない場合は、ドライバーが十分に動作しない可能性があります。「お気に入りの Linux*」のディストリビューターによるサポートのもとに、IEGD をシステムにインストールしてみてください。ただし、技術的には問題を解決できない可能性があります。

IEGD Linux* ドライバーの動作 (およびカーネルのバージョンの違いがドライバーに及ぼす影響) についてよく理解するには、IEGD カーネルモジュール (IKM) が作成される仕組みを知っておく必要があります。現在は、install.sh スクリプトが限定された既知または検証済みの Linux* ディストリビューションを検出し、AGPGART および DRM の該当するカーネルヘッダーのコピーを作成します。ドライバーの Linux* 統合手法については、今後のホワイトペーパーで随時お伝えします。

IEGD は、すべての組み込み機器向けインテル・チップセットおよび SoC で動作しますか?

いいえ。IEGD は次のチップセットおよびシステム・オン・チップ (SoC) のみをサポートしています。

  • インテル® Atom™ プロセッサー D400/500 番台、N400/500 番台
  • インテル® Atom™ プロセッサー Z500 番台とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/WP/WPT
  • インテル® Atom™ プロセッサー N270 とモバイル インテル® 945GSE Express チップセット
  • インテル® Q45 / G41 / G45 Express チップセット
  • モバイル インテル® GM45 / GL40 / GS45 Express チップセット
  • インテル® Q35 Express チップセット
  • モバイル インテル® GME965 / GLE960 Express チップセット
  • インテル® Q965 Express チップセット
  • モバイル インテル® 945GME Express チップセット
  • インテル® 945G Express チップセット
  • モバイル インテル® 910GMLE / 915GME Express チップセット
  • インテル® 915GV Express チップセット

現在のドライバーでサポートされていないチップセットやオペレーティング・システムのサポートが必要な場合には、どうすればいいですか?

チップセットやオペレーティング・システムが古い場合には、それをサポートする旧バージョンの IEGD が存在する場合があります。そのチップセットが、現在 IEGD ユーザーガイドに記載されているものと同一のファミリーに属する場合は、インテルの担当者に問い合わせて、別のオペレーティング・システムをサポートするために必要な条件についてご相談ください。

この IEGD のサポート期間は?

IEGD では、インテルの組み込み機器ユーザーに対し、ロードマップに記載されている組み込み機器 / 通信機器部門のシリコン製品の長期ライフサイクル・サポートと連動する、複数年にわたる長期ライフサイクル・サポートが提供されます。このロードマップは、インテルの担当者に問い合わせて入手することができます。インテルの組み込み機器向け製品に関する技術情報、生産状況、その他の関連情報は、インテルのエンベデッド・デザイン・センターまたはインテルの製品情報のページ (ark.intel.com/ja/) をご覧ください。

ロードマップの詳しい情報 (日程、機能など) はどこで入手できますか?

ロードマップや今後のリリースは将来に向けた計画であり、新しいテクノロジーやユーザーおよび市場の要求に応じて変更する可能性があります。IEGD および Intel® EMGD マスター POR アップデートについては、インテルの担当者にお問い合わせください。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーでは、フラットパネル・ディスプレイの表示タイミングのカスタマイズはどうなりますか?

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、ユーザーがドライバーを構成してプラットフォームをサポートできるように設計されています。インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、ドライバーを変更することなく、構成エディター (CED) の詳細タイミング記述子 (DTD) のページを使って、カスタムタイミングを設定したさまざまなフラットパネル構成をサポートできます。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは EDID-less パネルで動作しますか?

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、構成 (CED 使用) や、カスタマイズした詳細タイミング記述子 (DTD) のタイミング、構成ファイルにより、EDID-less パネルで EDID のようなサポートを実現します。LVDS パネル用の正しい IEGD ドライバー生成方法については、ユーザーガイドを参照してください。

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、さまざまな世代のチップセットおよび SoC をサポートしますか?新しいチップセットまたは SoC に合わせてドライバーを変更する必要がありますか?

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、組み込み機器向けインテル® アーキテクチャーのロードマップに基づき、組み込み機器向けインテル® アーキテクチャー・ベース・プラットフォームの長いサポート期間にわたって、モバイル インテル® 910GMLE Express チップセットからインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットまで、さまざまな世代のインテル・チップセットおよびシステム・オン・チップ (SoC) をサポートします。ただし、使用するチップセットまたは SoC 用のドライバーを作成する必要があり、新しいチップセット用のドライバーを作成するためには、新バージョンの IEGD へのアップデートを要することもあります。インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーがサポートする最も古いグラフィックス統合チップセットは、インテル® 815 チップセットです。インテル® 815 チップセットをサポートする最新リリースは、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー リリース 5.1 で、現在もインテルの担当者から入手可能です。インテル® 845 チップセットをサポートする最新リリースは、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー リリース 6.1 で、現在もインテルの担当者から入手可能です。インテル® 852 / 855 チップセットをサポートする最新リリースは、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー リリース 8.1 で、現在もインテルの担当者から入手可能です。

次のインテル® GenX/Gen3/Gen4 チップセットには、IEGD 10.3.1 のみが対応しています。IEGD 10.3.1 は、これらのチップセットに対応する最終バージョンの検証済みドライバーであり、エンベデッド・デザイン・センターで入手可能です。

  • インテル® Q45 / G41 / G45 Express チップセット
  • モバイル インテル® GM45 / GL40 / GS45 Express チップセット
  • インテル® Q35 Express チップセット
  • モバイル インテル® GME965 / GLE960 Express チップセット
  • インテル® Q965 Express チップセット
  • モバイル インテル® 945GME Express チップセット
  • インテル® 945G Express チップセット
  • モバイル インテル® 910GMLE / 915GME Express チップセット
  • インテル® 915GV Express チップセット

次のインテル製品には、最新のインテル® エンベデッド・メディア・グラフィックス・ドライバー Gold (2011年2月現在、IEGD の最新リリースは 10.4) をご利用ください。IEGD 10.4 はエンベデッド・デザイン・センターで入手可能です。

  • インテル® Atom™ プロセッサー D400/500 番台、N400/500 番台
  • インテル® Atom™ プロセッサー Z500 番台とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/US15WPT
  • インテル® Atom™ プロセッサー N270 とモバイル インテル® 945GSE Express チップセット

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーを標準のデスクトップ PC 向けビデオ BIOS と組み合わせて使用できますか?

はい。それは可能です。インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、構成エディターを使用して OS レベルドライバーとビデオ BIOS の両方を同一の設定で構成する機能を提供します。インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、組み込み機器向けビデオ BIOS の設定を利用しますが、OS レベルドライバーはビデオ BIOS の設定に依存しません。このため、ユーザーがシステム・ファームウェア/システム BIOS をアップデートできなくても、オペレーティング・システムでインテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーをインストールし、利用することができるのです。ただし、構成エディターは標準のデスクトップ PC 向けビデオ BIOS の設定を作成するものではありません。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーとともに標準のデスクトップ PC 向けビデオ BIOS の機能が必要な場合は、インテルの BMP (BIOS Modification Program) ツールを使用して標準のデスクトップ PC 向けビデオ BIOS と構成エディター (CED) を設定して IEGD ドライバーを構成してください。詳細については、インテルの担当者にお問い合わせください。

新しいインテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーを古い IEGD ビデオ BIOS と組み合わせて使用できますか?

必ずしも必要ではありませんが、アップデートがあった場合、通常は VBIOS とドライバーの両方をアップグレードすることをお勧めします。インテルでは、VBIOS もドライバーも最新版のみを使用してテストを行っているため、予期せぬ結果を生じる可能性があります。多くの場合、コードの変更が必要になると思います。新機能を利用するには、双方のアップデートを要する場合もあります。ドライバーのみをアップデートした結果、正常に動作しなくなった場合は、プラットフォームを新しい VBIOS にアップデートすることをお勧めします。こうすることで、ドライバーの不調が、古い VBIOS とのやり取りに関係しているのかどうかを確認できます。

インテル・エンベデッド VBIOS でインテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター (GMA) ドライバーを使用できますか?

いいえ。IEGD は、IEGD VBIOS で動作しますが、標準の GMA デスクトップ・ドライバーは GMA ビデオ BIOS の設定に依存しますので、関連付けられた GMA ビデオ BIOS を使用する必要があります。インテル・エンベデッド VBIOS は、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーでのみ動作します。

インテルは、IEGD ドライバー・パッケージでビデオデコード用コーデックを提供していますか?

はい。インテルは、IEGD の評価用に Linux* および Windows CE* 用コーデックを提供しています。

標準の Ubuntu Desktop の「リミックス」版である Linux* Ubuntu Netbook Remix (UNR) は、ネットブックや画面の小さいデバイス向けで、インテル® Atom™ プロセッサーに最適化されています。IEGD は、Linux* Ubuntu Netbook Remix をサポートしていますか?サポートしていない場合、いつごろ Linux* UNR をサポートする予定ですか?

いいえ。現在のところ、IEGD では Linux* UNR Ubuntu をサポートする予定はありません。

IEGD は、どのような機能やパネルをサポートしていますか?VBIOS とドライバーの機能の違いを教えてください。

サポートしているグラフィックス機能、ディスプレイ出力、パネルの詳細については、ユーザーガイドを参照してください。概要については、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバー ソフトウェア テクニカル・プロダクト・スペシフィケーション (TPS) を参照してください。製品仕様には、サポートするすべての機能が記載されており、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーのウェブサイトでご覧になれます。詳細については、インテルの担当者にお問い合わせください。

オペレーティング・システムの実行中にドライバーを構成できますか?

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、Windows および Linux* 版のドライバーで構成を変更できるランタイム API を備えています。またインテルは、ご要望に応じて、IEGD API リファレンス・マニュアルや、これらの API を活用するサンプルコードも提供しています。詳細については、インテルの担当者にお問い合わせください。

Windows XP Embedded 環境で、IEGDGUI のフォントが通常のテキストよりも大きく表示され、画面からはみ出してしまうのはなぜですか?

IEGDGUI を利用するには、指定フォントである Sans Serif(8) (sanserife.fon) が必要です。San Serif のフォントは、コントロール パネルの [フォント] フォルダーにコピーする必要があります。このフォントは、Windows* XP システムからコピーしたり、Microsoft* から取得することができます。必要なフォントは以下のとおりです。

  • serife_fon
  • seriff_fon
  • sserife_fon
  • sseriff_fon

Windows XP Embedded* システムで、コントロール パネルの [フォント] フォルダーに上記のフォントがあることを確認してください。

IEGD がサポートしているインテル® Atom™ プロセッサー搭載の組み込み機器向けプラットフォームは?

IEGD 10.4 は、以下のインテル® Atom™ プロセッサー搭載プラットフォームに対応しています。

  • インテル® Atom™ プロセッサー D400/500 番台、N400/500 番台
  • インテル® Atom™ プロセッサー Z500 番台とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/US15WPT
  • インテル® Atom™ プロセッサー N270 とモバイル インテル® 945GSE Express チップセット

IEGD で FreeBSD* x86_64 ドライバーを提供する予定はありますか?

いいえ。IEGD オープンソース Linux* ドライバーを提供する予定はありません。

IEGD 10.4 および IEGD 10.3.1 Gold New Feature Release の最新情報は?

IEGD 10.4 Gold は、いつリリースされたのですか?

IEGD 10.4 Gold (ビルド 1839) は、2011年2月にリリースされました。インテル® プレミアサポートのウェブサイトまたはインテル® エンベデッド・デザイン・センター®からダウンロードできます。

IEGD 10.4 Gold には、どのような新機能がありますか?

IEGD 10.4 は、一般リリースとして全ユーザーに向けて QuAD およびエンベデッド・デザイン・センターで発表されました。

IEGD 10.4 の新機能:

  • インテル® Atom™ プロセッサー Z500 番台 + インテル® システム・コントローラー・ハブ US15 を搭載したプラットフォームと PCI-Express x1 の外部グラフィックス・カードに対応するマルチ GPU マルチモニター (以前はハイブリッド・グラフィックス) のサポートを追加しました。
    • 詳細については、「Implementing Multiple Displays with IEGD Multi-GPU – Multi-Monitor Mode on Intel Atom Processor with Intel System Controller Hub US15W Chipset (インテル® Atom™ プロセッサーとインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットにおける IEGD マルチ GPU マルチモニター・モードによるマルチ・ディスプレイの実装」ホワイトペーパーを参照してください。
  • デスクトップ領域に表示される他のコンテンツの消去を防ぐ AV として、新たに Linux* AV_AUTOPAINT_COLORKEY オプションを統合しました。IEDG 10.4 でも引き続き、自動的にカラーキーを引いてから、最初のビデオフレームを表示します。
  • IEGD がサポートするデータイネーブル (DE) 信号とデータイネーブル・モードにより、すべての LVDS パネルをドライバーでサポートすることが可能になりました。
  • ピクセル当たり 8 ビットの BMP 形式 (元は 24 bpp .BMP) のサポートを実装し、EPOG ドライバーによるブート/BLDK スプラッシュ・スクリーンのサイズが約 3 倍になりました。
  • 内部 VGA や内部 LVDS ディスプレイ・コントローラーにより、正式にサポートする Windows* および Linux* IEGD オペレーティング・システムのすべてで解像度 1280x720 (720p)、1600x900、1920x1080 (1080i & 1080p) の全画面表示が可能になりました。ただし、これはチップセット・ハードウェアが希望する解像度に必要なピクセルレートをサポートしている場合に限ります。VGTA や LVDS が統合されていない IEGD チップセットもあります。内部ディスプレイ・コントローラーの有無については、IEGD 機能一覧を参照してください。
  • IEGD に VA API を組み込んだことで、描画対象ウィンドウではなく Pixmap ポインターとして vaPutSurface に相当するターゲティング・ビデオ・サーフェス出力が可能になりました。
  • DisplayID の機能が向上。DisplayID (DID) または EDID ファイルにより、X&Y 解像度の設定が同等に動作するようになりました。
  • CED アプリケーションの強化により、ディスプレイ ID の設定を INF ファイルの設定より優先することができます。LVDS ポートで DisplayID が利用できる場合、DisplayID のすべての属性が INF ファイルの同様の設定に優先します。
  • ハードウェア・アクセラレーションに対応したビデオツービデオ・メモリー GDI-Alphablending のサポートが追加されました。
  • 古くなった次のオペレーティング・システムは、IEGD 10.4 のサポート対象外としました:
    • Fedora* 7 (カーネル 2.6.21 - 1.3194、X.org 7.2)、Red Hat Linux* (カーネル 2.6.23、X.org 7.2、X server 1.3)、Ubuntu* MID 8.04、Wind River Linux* (カーネル 2.6.21、X.org 7.2、X server 1.3)、Windows CE 5.0。
    • IEGD 10.4 以降では、これらのオペレーティング・システムを正式にサポートしません。
    • これらのオペレーティング・システムのいずれかを使用する必要がある場合は、IEGD の「今すぐダウンロード」のページから IEGD 10.3.1 Gold をダウンロードしてご利用ください。IEGD 10.3.1 ビルド番号 1550 は、これらの古いオペレーティング・システムに対して検証された IEGD の完全検証済み最終バージョンです。

本リリースの詳細については、IEGD リリースノート、ユーザーガイド、製品概要、機能一覧を参照してください。

IEGD 10.4 はマルチスレッドに対応していますか?

このドライバーは基本的にマルチスレッド対応ですが、 一部の機能がマルチスレッドに対応していないことがあります。さまざまなインスタンスでのマルチスレッド処理は、使用するソフトウェア (OS/アプリケーション) やハードウェア (マルチプロセッサー/マルチスレッド対応) がサポートする機能によって異なります。例えば、ハードウェア・ビデオ・アクセラレーションは、シングル・パイプラインとして設計されており、複数のビデオでシングル・ストリームをそこに送り込むことはができますが、現在のスレッドに割り込んで別のビデオ・デコード・スレッド/ストリームを処理することはできません。

IEGD 10.3.1 は、いつリリースされたのですか?

IEGD 10.3.1 Gold (ビルド番号1550) は、2010年3月にリリースされました (WW10.5)。インテル® プレミアサポートのウェブサイト (premier.intel.com) またはインテル® エンベデッド・デザイン・センターからダウンロードできます。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバー 10.3.1 には、どのような新機能がありますか?

IEGD 10.3.1 Gold (ビルド 1550) は一般リリースであり、2010年3月に QuAD およびエンベデッド・デザイン・センターで発表されました。全ユーザー向けです。このバージョンは、旧バージョン (10.1、10.2、10.3) の IEGD で提供された新機能をすべて備えています。

また、このリリースには次のような新機能があります。

  • 次のオペレーティング・システムに対応した、インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台 (システム・オン・チップ (SoC)) 用グラフィックス・ドライバーのサポート:
    • Microsoft*: Windows* XP (SP3)、Windows* XP Embedded* (SP3)、Windows* Embedded for Point of Service、Windows* Embedded CE 6.0 R2
      • DirectDraw* (DirectX* 9.0c、DirectX 8.1、DirectX 3) 搭載
      • Direct3D* (DirectX 9.0c、DirectX 8.1) および DirectX Texture Compression (DXTC) 搭載
    • Linux*:Fedora* 10 (カーネル 2.6.27、X.org 1.5)
      • OpenGL 1.4 搭載
    • DOS* のサポート (IBM PC 2000*、MS 6.22)
  • インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台で IEGD 10.3.1 Gold により 2D および 3D グラフィックスのサポートを提供。IEGD がサポートする全機能については、IEGD 10.3.1 機能一覧のインテル® Atom™ プロセッサー 400/500 番台の欄およびインテル® Atom™ プロセッサー 400/500 番台 データシートを参照してください。

    注: インテル® Atom™ プロセッサー 400/500 番台を使用する場合は、IEGD バージョン 10.3.1 以降が必要です。

  • デフォルトのレジストリー・キー・セットにより、Windows Presentation Foundation (WPF) グラフィカル・サブシステムに基づくユーザー・インターフェイス・コンテンツでソフトウェア・レンダリングを実現。これにより、US15W でのみ WPF レンダリング性能が向上し、CPU 使用率が低下します。
  • IEGD と Q45/G41/G45 および GM45/GL40/GS45 チップセットの組み合わせで、PCI および PCI Express* 対応グラフィックス・カードとインテルのチップセットに内蔵されたグラフィックスの同時実行を可能にするマルチ GPU マルチモニターをサポート。edc.intel.com/Software/Downloads/IEGD/#download に掲載されているインテルのホワイトペーパー「Hybrid Multi-monitor Support; Enabling new usage models for (ハイブリッド・マルチモニターのサポート、組み込み機器向けインテル® プラットフォームで新しい利用モデルを実現)」 (ドキュメント番号 323214) を参照してください。

詳細については、ユーザーガイドを参照してください。このリリースでは、IEGD 10.3.1 スペック・アップデート (エラッタ) で明らかにされた多くの問題も修正されています。詳細については、ドライバー・パッケージに同梱の 10.3.1 ユーザーガイドを参照するか、premier.intel.com または edc.intel.com をご覧ください。

テクニカルサポート / ドキュメント

最新の IEGD ドライバー、FAQ、ソフトウェア製品機能一覧、ユーザーガイド、製品概要、スペック・アップデートはどこでダウンロードできますか?

こうした技術情報は、さまざまな場所で入手することができます。

  • www.intel.com/go/iegd – 最新のソフトウェア、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー機能一覧、EFI ビデオドライバー、詳しい用語集付きの電子 FAQ、ビデオ BIOS ユーザーガイド、インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーの製品概要をダウンロードできるリンクがあります。詳細については、[今すぐダウンロード]、[チップセットおよび OS の対応状況]、[機能]、[よくある質問 (FAQ)]、[概要] の各タブをご覧ください。
  • edc.intel.com – キーワード「グラフィックス」で検索 (右上のフィールド)
  • Premier.intel.com (QuAD) – IEGD 10.x スペック・アップデート (エラッタ) のリンクがありますが、このサイトにアクセスするには、ログイン ID とパスワードが必要です。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーのサポート体制について教えてください。

インテルは、QuAD アプリケーション (ログイン ID とパスワードが必要)、ならびにディストリビューター、直販スタッフ、フィールド・アプリケーション・エンジニアのネットワークを活かした、従来のインテル® プレミアサポートの手法をもってユーザーをサポートしています。

インテル® エンベデッド・コミュニティーは、組み込み機器開発者とインテルのテクニカルサポート担当者の情報交換の場となっており、 相談や意見のやり取り、アイデアの共有が可能です。ソフトウェアやツール関連のブログ、リソース、ディスカッションについては、http://embedded.communities.intel.com/community/en/software を参照してください。

Windows Embedded Standard 2009*、Windows XP SP3*、Windows XP Professional SP3*、Windows XP Embedded SP3*、WEPOS* といった Microsoft オペレーティング・システムのみに対応する IEGD バージョン 10.2.4 を使用しており、ユーザーガイドには、ビデオ BIOS や CED による VBIOS の設定・構築に関する十分な情報が掲載されていません。ビデオ BIOS に関する情報が掲載されている新バージョンの IEGD ユーザーガイドはどうすれば入手できますか?

IEGD パッケージに同梱されている最新のユーザーガイドには、欠落していたセクションや更新されたガイドラインが掲載されています。以下のいずれかで最新バージョンの IEGD (2010年2月現在 10.3) をダウンロードしてください。

  • http://www.intel.com/go/iegd – インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーの最新のソフトウェア、ユーザーガイド、機能表、および製品概要をダウンロードできるリンクがあります。
  • http://www.intel.com/p/en_US/embedded/hwsw/software/iegd – IEGD ドライバーとオンライン FAQ のリンクがあります。詳細情報は、今すぐダウンロード、よくある質問 (FAQ)、概要のタブでご覧いただけます。
  • https://Premier.intel.com (QuAD) – QuAD アカウントをお持ちのユーザー向けに、最新のソフトウェア製品の機能表、ユーザーガイド、および製品概要へのリンクがあります。

次に IEGD パッケージを展開し、C:\IEGD\IEGD_10_x\workspace\documentation フォルダーにあるユーザーガイドで、ビデオ BIOS および CED による VBIOS の設定・構築に関する情報を参照してください。

IEGD API リファレンス・マニュアルがエンベデッド・デザイン・センターのパスワードで保護されたページに掲載されていて、IEGD スペック・アップデート、ユーザーガイド、リリースノートがそうなっていないのはなぜですか?

IEGD スペック・アップデート、ユーザーガイド、リリースノートはドライバーのサポート・ドキュメントであり、 グラフィックス・ドライバーの最新情報 (リリースノート)、グラフィックス・ドライバーのインストールおよび使用方法 (ユーザーガイド)、グラフィックス・ドライバーの既知のエラーや欠陥と確認されている対処法 (スペック・アップデート) が記載されています。これらのドキュメントは、IEGD の使用をサポートするものです。

IEGD API リファレンス・マニュアルには、BIOS および IEGD の内部動作、つまり IEGD API に関する情報が記載されているため、より機密性が高くなります。Microsoft* Windows* および X Window でのドライバー処理用 API セットや、MS-DOS*、Windows* XP、Windows* CE、Linux* 用サンプルプログラムについても説明しています。

また IEGD API リファレンス・マニュアルには、標準のビデオ BIOS インターフェイス、関数定義、対応モードに関する情報も記載されています。このドキュメントでは、ビデオ BIOS への外部インターフェイス、割り込み 10h 関数の記述、追加インターフェイス・コンポーネントに関する情報を開示しています。

IEGD API リファレンス・マニュアルには追加保護レイヤーが使用されていますが、エンベデッド・デザイン・センターの認定ユーザーはクリック式秘密保持契約に同意することにより、ダウンロードできます。

Linux* を使用している IEGD ユーザーの割合は全体でどのくらいですか?

Linux* を使用している IEGD ユーザーの具体的な割合は、四半期ごとに変動しています。インテル® プレミアサポートのウェブサイトインテル® エンベデッド・デザイン・センターからの最近のダウンロード・データに基づけば、ダウンロードされた IEGD の 60% 以上は Windows* 搭載システムにインストールされています。

BIOS / ファームウェア

UEFI とは何ですか?

UEFI は、Unified Extensible Firmware Interface の略です。UEFI は、従来のシステム BIOS の代替となるもので、柔軟性、スピード、効率性に優れており、ドライブサイズの制約もありません。UEFI プリブート・ファームウェアのアーキテクチャーは、32 ビット / 64 ビット / IA64 のいずれかを選択できます。バイナリー互換性はありません。CSM (Compatibility Support Module) を使用して、既存のオペレーティング・システムをブートし、既存のオプション ROM を実行することができます。

IEGD は、EFI ドライバーをサポートしており、EFI ドライバーは UEFI システムのプリブート・ファームウェアに統合されています。EFI ドライバーは、ファストブート機能をサポートしています。

「EPOG」とは何の略ですか? また、どのような目的で使用するのですか?

EPOG とは、Embedded Pre-OS Graphics 機能の略です。EPOG は最初、IEGD 10.2 Gold でサポートされていました。このドライバーは Boot Loader Development Kit (BLDK) に同梱されているモジュールです。

EPOG は CED を使用して設定します。CED によって libepog.a というファイルが提供され、これをファームウェアに統合する必要があります。EPOG 機能により、ユーザーが選択したスプラッシュ・スクリーン (サイズ 50KB 未満でピクセル当たり 8 ビットまたは 24 ビットの .bmp 形式) を素早く表示することができます。スプラッシュ・スクリーンは、多くの場合、コーポレート・ロゴの表示に使用されます。現在の EPOG ドライバーは、静止したスプラッシュ・スクリーンのみをサポートしています。業界ベンダーは、スプラッシュ動画も提供していますが、インテルでは現在、これを実装していません。

BLDK 環境によって EPOG ドライバーに制御が渡されてから、EPOG ドライバーがスプラッシュ・スクリーンを表示するのに通常 500ミリ秒もかかりません。

ビデオ BIOS (vBIOS) とグラフィックス出力プロトコル (GOP) ドライバーは同じものですか?

いいえ。GOP ドライバーは、従来のビデオ BIOS の代替となるもので、CSM (Compatibility Support Module) なしで UEFI プリブート・ファームウェアを使用することができます。GOP ドライバーには、32 ビット / 64 ビット / IA64 が用意されており、バイナリー互換性はありません。UEFI プリブート・ファームウェアのアーキテクチャー (32 / 64 ビット) は、GOP ドライバーのアーキテクチャー (32 / 64 ビット) と合わせる必要があります。IEGD GOP ドライバーは、ファストブート (高速でプラットフォーム固有) または汎用 (プラットフォームに依存しないため選択可) を選択できます。

GOP とビデオ BIOS を簡単に比較してみましょう。

  • GOP - 64 KByte の制限なし。32 ビット・プロテクトモード。CSM 不要。高速 (ファストブート)。UEFI プリブート・ファームウェアのアーキテクチャー (32 / 64 ビット) は、GOP ドライバーと合わせる必要あり。
  • ビデオ BIOS – 64 KByte の制限。16 ビット・エグゼキューション。UEFI システム・ファームウェアで CSM 要。GOP CSM よりもパフォーマンスが低い。vBIOS は 32 ビットおよび 64 ビット・アーキテクチャーの両方に対応。

vBIOS と GOP ドライバーを 1 つのプラットフォームに共存させることはできますか?

いいえ。UEFI プリブート・ファームウェアは、アルゴリズム (現在はバージョン番号) に基づいて実行時に Console_out 用 GFX ファームウェア・コンポーネントを選択するため、それはお勧めしません。最上位のバージョン番号を持つ GFX ファームウェア・コンポーネントが選択され、このアルゴリズムが変更されることがあります。GOP ドライバーのさまざまなインスタンスにも、これと同じことがいえます。

EFI プリブート・ファームウェアで、vBIOS オプション ROM はどのようにしてディスプレイ・アダプターにリンクされるのですか?

vBIOS オプション ROM は、VGA デバイスの PCI ベンダー/デバイス ID (通常はバス 0、デバイス 2、機能 0) にリンクされており、この情報がコンパイル時に EFI プリブート・ファームウェアに組み込まれるか、マージ・ユーティリティーによってホスト上のイメージに結合されます。

Matrox* などの外部グラフィックス・カードと内部 LVDS などの内部グラフィックスを使用している場合、どちらの vBIOS が起動されますか?

答えは、EFI プリブート・ファームウェアの設定によって異なります。「PCI as primary」オプションがあって有効になっている場合には、Matrox* カードの vBIOS オプション ROM が起動します。「PCI as primary」が有効になっていない場合には、IEGD vBIOS が起動します。プラットフォームで vBIOS のインスタンスは 1 つしか存在できません。

Windows* XP 環境での vBIOS の利用シナリオは?

Windows XP* では、int 10h により vBIOS を使用して、グラフィックス・ドライバーがロードされるまでスプラッシュ・スクリーンやメッセージを表示します。OS 起動処理中は、OS がフレームバッファーに直接書き込み、表示用 vBIOS を迂回します。グラフィックス・ドライバーのロード後、全画面 DOS モード時および「ブルースクリーン」時に OS が vBIOS に制御を渡して、スタック情報を表示します。

構成エディター (CED)

構成エディター (CED) とは何ですか?

CED は、Windows XP 対応のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスである「ポイント アンド クリック」を採用した、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバー用アプリケーション構成エディターです。面倒な手動による PCF 構成方式に代わる、IEGD の構成・構築手法です。これにより、VBIOS などの多様なドライバー要素の設定や構築がぐっと楽になります。PCF / PCF2IEGD 構成方式に代わるものであり、 オンラインヘルプや論理的にグループ化された機能、さらにはエラーチェック機能により、初めての構築でも最適な構成を確保できます。

構成エディター (CED) によって、ドライバーと VBIOS のプリインストール構成および生成が容易になります。

注: CED を使用して以下のオペレーティング・システム用の IEGD ドライバーを構築することはできますが、CED アプリケーションは Windows XP を搭載したホスト・プラットフォーム上でしか動作しません。

  • Windows XP* (SP3)、Windows XP Embedded* (SP3)、WEPOS
  • Windows CE* 5.0、Windows Embedded CE* 6.0 R3
  • Moblin 2.1 Linux*、Wind River Linux*、Red Hat Linux*
  • Fedora 7、Fedora 10

CED を実行しようとすると、すでに CED のコピーが動作中であるというエラー・メッセージが表示されるのですが、そのようなことはありません。どうすればいいですか?

CED が正しく終了していないと、このような状況が発生することがあります。その場合、複数のコピーの実行を防ぐように設計されたセマフォー・ロック・ファイルが残っています。実行中の IEGD のフォルダーにアクセスして、\workspace フォルダーを開き、そこにある「.lock」ファイルを削除してください。そのロックファイルを削除すれば、CED は正常に動作します。

CED の起動に時間がかかるのですが、 どうなっているのですか?

おそらく、実行時にウィルススキャナーが動作するように設定されているのでしょう。CED の読み込みには多くのファイルが関与するため、ウィルススキャンによって起動速度は大幅に低下します。遅くても我慢していただくのが最も安全ですが、IEGD のディレクトリーは全面的に無視するようにウィルススキャン・プログラムを設定することも可能です。ただし、これは各自の責任において行ってください。

CED が生成した構成ファイルを見るにはどうすればいいですか?

デバッグを目的として、CED がどの構成ファイルを生成したか確認したい場合があります。CED が生成した構成ファイル (iegd.inf、xorg.conf、user_config.c、iegd.reg) にアクセスすることにより、構成に関する問題を除外できます。この機能は、構成ファイル (特に VBIOS の) だけ必要でドライバー / VBIOS パッケージ全体は必要ない場合にも便利です。

  1. CED をインストールしたフォルダーにアクセスします。通常は C:\IEGD\IEGD_1_0 にあります。
  2. iegd-ced.ini を開きます。
  3. 「-showFiles」と入力します。このコマンドは大文字と小文字を区別します。
  4. ファイルを保存します。
  5. CED を開き、標準のパッケージ作成方法に従います。構成ファイルがパッケージ・フォルダーに表示されるはずです。

ディスプレイ解像度

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットと IEGD の組み合わせで、統合 LVDS ディスプレイ・コントローラーがサポートする最小標準有効解像度は?

このソフトウェアは制限を課していませんが、開発時にはチップセットの設計仕様が遵守されていることを確認する必要があります。インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットでサポートおよび検証されている最小ピクセルクロック周波数は 20 MHz です。したがって、最小標準有効解像度は 640x480 @ 50 Hz (垂直リフレッシュ・レート) で、これがピクセルクロック最大 20 MHz に相当します。水平および垂直帰線区間を埋めたり、リフレッシュ・レートを上げたりして、最小 20 MHz ピクセルクロックの低解像度を得ることはできますが、LCD パネルのメーカーと検討する余地があります。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットと CED の組み合わせで、統合 LVDS ディスプレイ・コントローラーがサポートする最小および最大カスタム有効解像度は?

理論上は、20 MHz ~ 112 MHz のピクセルクロック周波数 (US15W の内部 LVDS コントローラーで最大限可能なピクセルクロック周波数) を提供するタイミングモードであれば、IEGD と US15W の組み合わせでサポートされます。特定のタイミングモードがサポートされているかどうか確認するには、以下の式を使ってピクセルクロック周波数を算出し、それが 20 MHz ~ 112 MHz の範囲内にあるかどうかを確認してください。

例として 720 x 480 @ 60 Hz を用います。
ピクセルクロック周波数 = HTOTAL * VTOTAL * 垂直リフレッシュ・レート / 1000000
HACTIVE = 720 ピクセル / ライン
HBLANK_BACK PORCH = 10 ピクセル / ライン
HBLANK_FRONT PORCH = 128 ピクセル / ライン
HTOTAL = HACTIVE + HBLANK_BACK PORCH + HBLANK_FRONT PORCH
HTOTAL = 720 + 10 + 128 = 858 ピクセル / ライン
VACTIVE = 480 ライン / フレーム
VBLANK_BACK PORCH = 19 ライン / フレーム
VBLANK_FRONT PORCH =26 ライン / フレーム
VTOTAL = VACTIVE + VBLANK_BACK PORCH + VBLANK_FRONT PORCH
VTOTAL = 480 + 19 + 26 = 525 ライン / フレーム
ピクセルクロック周波数 = HTOTAL * VTOTAL * 垂直リフレッシュ・レート / 1000000
ピクセルクロック周波数 = 858 ピクセル / ライン * 525 ライン / フレーム * 60 Hz / 1000000
ピクセルクロック周波数 = 27.027 MHz
ピクセルクロック周波数 > 20 MHz したがって、720 x 480 @ 60 Hz は、CED アプリケーションにより IEDG でサポートされています。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットで、統合 sDVO ディスプレイ・コントローラーがサポートする最小および最大標準有効解像度は?

US15W の sDVO インターフェイスでサポートされている最小ピクセルクロック周波数は 20 MHz です。したがって、最小標準有効解像度は 640x480 @ 50 Hz (垂直リフレッシュ・レート) で、これが 20 MHz に相当します。

US15W の sDVO インターフェイスでサポートされている最大ピクセルクロック周波数は 160 MHz です。したがって、最大標準有効解像度は 1920x1080 @ 60 Hz (垂直リフレッシュ・レート) で、これがピクセルクロック 148.5 MHz に相当します。1600x1200 や 1280x1024 といった一般的な高解像度も、ピクセル・クロック・レートが 160 MHz 未満なのでサポートされています。

20 MHz ~ 160 MHz のピクセルクロック周波数を提供するタイミングモードであれば、sDVO により、IEGD と US15W の組み合わせでサポートされます。ディスプレイ出力の限界については、選択した sDVO デバイスベンダーのデータシートをご確認ください。ほとんどの VGA および TV エンコーダーは、ピクセル・クロック・レートが 80 MHz を超えるアナログ CRT、HDTV、SDTV 出力をサポートできません。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットのグラフィックス機能の詳細については、以下のサイトをご覧ください。

http://www.intel.com/p/en_US/embedded/hwsw/hardware/atom-z5xx/overview

ディスプレイ出力

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの sDVO インターフェイスは、DisplayPort 出力をサポートしていますか?

いいえ。sDVO DisplayPort トランスミッターがまだないため、US15W を搭載するシステムでは DisplayPort をご利用になれません。

使用するシステムで、統合 LVDS を利用して表示するにはどうすればいいですか?

まず、LVDS コントローラーが統合されている組み込み機器向けインテル・チップセットを選択してください。統合 LVDS ポートは、次のモバイル インテル® チップセットおよびシステム・オン・チップ (SoC) でご利用になれます。

  • インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/WPT チップセット
  • インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台 (システム・オン・チップ (SoC))
  • モバイル インテル® GM45/GL40/GS45 Express チップセット
  • インテル® GME965 Express チップセット
  • モバイル インテル® GLE960/GME965 Express チップセット
  • モバイル インテル® 945GME/945GSE/945G Express チップセット
  • モバイル インテル® 915GME/915GV Express チップセット
  • モバイル インテル® 910GMLE/GML-915GME/GM Express チップセット
  • モバイル インテル® 852GM チップセット
  • モバイル インテル® 852GME チップセット
  • モバイル インテル® 855GME チップセット

次に、ユーザーガイドの手順に従って、"PortOrder" に LVDS ポートの値が表示されるように正しく設定して、このディスプレイを有効にします。個々の設定に基づいて、LVDS ディスプレイはプライマリー・ディスプレイやセカンダリー・ディスプレイとなります。また、構成エディター (CED) では、インテル・モバイル・チップセットの統合 LVDS ポートを簡単に選択し、構成することができます。詳細については、CED のヘルプを参照してください。

sDVO デバイスに接続されたディスプレイが認識されないのはなぜですか ( Chrontel CH7317 など)?

多くの場合、これは構成かポートドライバーに問題があります。sDVO ポートを正しく構成してから、ドライバーをインストールする必要があります。sDVO デバイスのアドレスがデフォルトの 0x70 と異なる場合には、それを正しく設定することが最も重要です。また、使用する sDVO デバイスに応じて、特定の属性を指定できる設定もあります。例えば VGA 処理の場合、VGA 出力を得るには、VGA sDVO デバイスで “VGA Bypass” または “VGA Output” 属性を設定することが重要です。詳細は、ユーザーガイドを参照してください。

eDP とは何ですか? DisplayPort (DP) とどう違うのですか?

eDP は、Embedded DisplayPort の略です。

eDP と DP の違いは以下のとおりです。

  • DP には外部コネクターとケーブルがありますが、eDP にはありません。
  • DP には、サポートするレーンの数や最小解像度など、eDP には適用されない要件がいくつかあります。また、eDP (Embedded DisplayPort) 1.1a 規格は eDP には適用されますが、DP には適用されません。

eDP と LVDS はどう違うのですか?

eDP では、LVDS の機能を拡張しながら、消費電力、コスト、ケーブル長を削減できます。eDP は全く異なる仕様であり、以下のとおり大きな違いがあります。

eDP LVDS
固定レートリンク 変動レート
エンベデッド・クロック 明示的リファレンス・クロック
AC 結合 DC 結合
8b/10b コーディング コーディングなし
1、2、または 4 レーン 4、5、8、または 10 差動ペア
制御に AUX 使用 制御なし (EDID 読み出しに I2C 使用)

「スイッチャブル」「アディティブ 3D」「マルチモニター」といったハイブリッド・グラフィックス・モードの違いは何ですか? また IEGD は、どのモードをサポートしていますか?

「スイッチャブル」は、チップセットの統合グラフィックスと強力な「外部」グラフィックス・エンジンの間のシームレスな切り替えを可能にし、最大限のバッテリー持続時間を実現します。これは、ノートブック PC などのバッテリー駆動機器に求められる機能です。

「アディティブ」は、「外部」グラフィックス・ドライバーが統合グラフィックス GPU を利用して、外部グラフィックス GPU の処理能力を補う手法です。データ管理や、統合グラフィックス・メモリーと外部グラフィックスの間のグラフィックス・データの送受で発生するオーバーヘッドにより、パフォーマンスが低下する傾向があるため、この機能はあまり有用ではありません。

「マルチモニター」は、統合グラフィックスと外部グラフィックス・エンジンの共存を可能にし、よりユニークなディスプレイを実現します。例えば、Windows 環境では、統合グラフィックスの 2 台のディスプレイ、さらに 1 台以上の外部グラフィックス・ディスプレイにまでデスクトップを拡大することができます。これを実現するには、このモードへの対応が検証済みのチップセットが必要であり、場合によっては、外部グラフィックスが (特に PCIe (PEG) x16 スロットに) 存在しても統合グラフィックスがオンになっているように BIOS を変更する必要があります。

IEGD は、これまでずっとマルチモニター・モードをサポートしており、過去には主に統合グラフィックスと PCI ベースの外部グラフィックスを組み合わせてテストを実施していました。新たに統合、PCIe、PCI を使用できるようになり、組み合わせは無限に広がっています。

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせは、PAVP (Protected Audio/Video Path) をサポートしていますか?

いいえ。IEGD は、インテルの PAVP テクノロジーがオペレーティング・システムとして必要とする Windows* 7 をサポートしていません。インテルと Microsoft* は、新しいシステムで利用できるようなコンテンツ保護の「標準」テクノロジー・ソリューションを用意していません (インテルの PAVP や Microsoft* の PVP には別のグラフィックス・ドライバー・モデルが必要)。PAVP を使用するアプリケーションは、インテル® GMA ドライバーと PAVP をサポートするシステムでのみ動作検証が行われています。(PAVP にはプラットフォーム・レベルの BIOS サポートも必要)。

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせは、HDCP (High-bandwidth Digital-Content Protection) をサポートしていますか?

はい。US15W は、次の 2 つの条件が満たされる場合に、HDCP の著作権保護機能をサポートします。

  1. sDVO HDMI または DVI トランスミッターが HDCP に対応している
  2. トランスミッター・ベンダーが IEGD 用のポートドライバーを提供して、HDCP をサポートしている

DisplayPort を有効 / 無効にするにはどうすればいいですか?

これを制御する関数は専有情報であるため、API に関するドキュメントで公開できません。

IEGD は、いずれかの組み込み機器向けチップセットの DisplayPort 出力をドライバーでサポートしますか?

いいえ。インテル® Q45/G41/G45 Express チップセット・シリーズの Q45 は、ハードウェア・レベルで DisplayPort をネイティブサポートしています。インテル® 4 シリーズ Express チップセット・ファミリーのデータシート、538 ページをご参照ください。

Q45 でドライバーによる DisplayPort のサポートが必要な場合は、IEGD 以外のドライバーを使用する必要があるでしょう。

ハイブリッド・マルチモニター・サポートとは何ですか?

ハイブリッド・マルチモニター・サポートとは、インテルの組み込み機器向けチップセットに内蔵されたグラフィックス・プロセシング・ユニット (GPU) と、主に PCI-Express 対応の外部グラフィックス・カードによるディスクリート GPU ソリューションを同時に実行できる機能です。これにより、2 台以上のパネルまたはモニターで同時に異なる表示タイミングを実現することができます。

IEGD によるハイブリッド・マルチモニター・サポートに対応しているインテルの組み込み機器向けチップセットは?

ハイブリッド・マルチモニター・サポートは、Q45/G41/G45 および GM45/GL40/GS45 チップセットを搭載したシステム用の IEGD で正式にサポートされています。

IEGD によるハイブリッド・マルチモニター・サポートを提供する US15W 搭載の小売用プラットフォームを見かけました。US15W チップセットは IEGD によるハイブリッド・マルチモニター・サポートに対応しているのですか?

いいえ。現在のところ、IEGD は US15W チップセットを搭載したシステムにおけるハイブリッド・マルチモニター・サポートに正式には対応しておりません。

US15W チップセットと IEGD を搭載したいくつかの小売用プラットフォームは、2 台以上のパネルまたはモニターで同時に異なる表示タイミングを実現していますが、 データシートの仕様を超えた GPU のオーバークロックと同様に、US15W でのハイブリッド・マルチモニター・サポートは、ボードベンダーの責任において行われています。

インテルの IEGD 10.3.1 製品概要および IEGD 10.3.1 機能一覧によれば、現在のところ US15W は IEGD によるハイブリッド・マルチモニター・グラフィックスに対応していません。

IEGD の CED (構成エディター) で「Select DVO」セクションに CH7318* デバイスが表示されないのはなぜですか?

CH7318 は、HDMI 用レベルシフターです。これはトランスミッターではなく、電圧レベルをシフトするものです。HDMI/DVI を統合した IEGD 対応 4 シリーズ・チップセット (Q45/G45/G41/GM45/GS45/GL40) には、内部電圧を必要なライン電圧まで上昇させるための単なるレベルシフターが必要です。IEGD は4 シリーズ・チップセット (Q45/G45/G41/GM45/GS45/GL40) の一部と、利用可能な内部 HDMI/DVI インターフェイスをサポートしているため、必要なレベルシフターもサポートしていますが、直接的サポートではありません。ドライバーは、レベルシフター (例えば、CH7318) の存在を認識していません。トランスミッターではなく、単なるレベルシフターなので、理論上ドライバーには認識されないのです。ドライバーは、DVI または HDMI インターフェイスが設定されていることを認識するのみです。CED による IEGD ドライバーの設定時には、sDVO ではなく CH7318 というデバイスを選択します。HDMI インターフェイスを稼動させるために、追加データを含め設定するのです。

デュアル・ディスプレイの設定

デュアル・ディスプレイ構成でグラフィックス・ドライバーをインストールしましたが、正しい構成が表示されません (プライマリーとセカンダリーのディスプレイが入れ替わっているなど)。解決方法を教えてください。

グラフィックス・ドライバーをインストールまたは再インストールする際には、拡張ディスプレイ・モードをオフにしてください。

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせでは、どのようなディスプレイ構成がサポートされていますか?

IEGD と US15W の組み合わせでは、現在 4 ディスプレイ構成がサポートされています。

  • シングル
  • クローン
  • 拡張
  • デュアル・インディペンデント・ヘッド (DIH)

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせがサポートするディスプレイ構成の違いを教えてください。

シングル (1 台のディスプレイのみ有効) は、IEGD がサポートするどのオペレーティング・システムでも、サポートされています。シングル・ディスプレイのハードウェア構成は、フレームバッファー (1)、パイプ (1)、ポート (1) となっています。

デュアル・ディスプレイ構成について

  • US15 シリーズ・チップセットは、ツイン構成/モードをサポートしていません。ツイン構成は、GenX チップセットと GMA ドライバーの組み合わせでサポートされており、コンテンツが 2 台のディスプレイ装置に送信され、双方のコンテンツ、解像度、タイミングは同じです。ハードウェアの面では、ツインはフレームバッファー (1)、パイプ (1)、ポート (2) という構成になります。
  • クローン構成は、US15 シリーズ・チップセットでサポートされています。ハードウェアの面では、クローンはフレームバッファー (1)、パイプ (2)、ポート (2) という構成になります。
  • 拡張構成は、US15 シリーズ・チップセットでサポートされています。ハードウェアの面では、拡張はフレームバッファー (2)、パイプ (2)、ポート (2) という構成になります。Windows XP では、OS が複数の独立したディスプレイを提供することを「拡張」と称しています。拡張モードの大きな特長は、セカンド・ディスプレイを使ってデスクトップ領域を拡大できることです。オペレーティング・システムが Windows XP*/XPe* の場合は、DIH でなく、拡張構成を使用する必要があります。具体的にいうと、拡張構成ではアプリケーションが 1 つの大きな仮想フレームバッファーを使用できます。仮想フレームバッファーの個別領域は、個々のディスプレイのフレームバッファーに対応しています。インテルは、IEGD に統合し、拡張構成でシステムが動作する場合に有効になるディスプレイ・マネージャー・ソフトウェアを開発しました。
  • デュアル・インディペンデント・ヘッド (DIH) は、US15 シリーズ・チップセットでサポートされています。ハードウェアの面では、DIH はフレームバッファー (2)、パイプ (2)、ポート (2) という構成になります。DIH は、Linux* 版拡張構成で複数のディスプレイをサポートします。

拡張、Linux* Xinerama、DIH といったデュアル・ディスプレイ構成の大きな違いは何ですか?

ハードウェアの面では、DIH、Linux* Xinerama、Windows の拡張のいずれの構成も同じです。

Windows の拡張モードは、個別に解像度を設定できる 2 台のディスプレイに、連続したワイドスクリーンのようなコンテンツを同時に送信します。Linux* の DIH (デュアル・インディペンデント・ヘッド) は、個別に解像度を設定できる 2 台のディスプレイに、それぞれ独立した非連続のコンテンツを同時に送信します。

DIH では、1 つのワイドスクリーン画像を 2 台のモニターにまたがって表示することはできませんが、Windows の拡張構成や Linux* Xinerama 構成 (制限付き) ではそれが可能です。

ハードウェア・レベルでは、DIH も拡張と同じく、個別の解像度、リフレッシュ・レート、コンテンツを設定できます。DIH では、2 台のモニターが有効であり、それらは論理的に異なります。

また DIH では、各画像が 1 台のモニターに固定されます。拡張構成でも、2 台のモニターが有効ですが、それらは 1 つの大きな仮想デスクトップを形成します (論理的に同じ)。

垂直拡張と Xinerama のデュアル・ディスプレイ構成はどう違うのですか?

垂直拡張は、Windows の用語であり、Xinerama は、Linux* の機能/アプリケーション/ツールです。インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W などの組み込み機器向けチップセット (インテル Q45/G41/G45、GM45/GL40/GS45、Q35、GME965、GLE960/GME965、945GME /945GSE/945G、Q965、915GME /915GV、910GMLE、852GM、852GME、855GME) は、アプリケーションやオペレーティング・システムの制限内で両方のデュアル・ディスプレイ構成をサポートしています。Xinerama には、拡張または垂直拡張という Windows XP/XPE/CE に内蔵されたオペレーティング・システム機能よりも制限があります。用語集の Xinerama の項も参照してください。

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせでは、Windows CE* の垂直拡張構成をサポートしていますか?

はい。IEGD と US15W の組み合わせは、Windows CE の垂直拡張構成をサポートしています。垂直拡張構成 (VExt) を有効にするには、ユーザーガイドの手順に従って CED を正しく構成する必要があります。VExt は、Windows CE 限定のデュアル・ディスプレイ構成です。

Microsoft Windows XP* または Windows XP Embedded* システムで、拡張デスクトップを利用するにはどうすればいいですか?

[画面のプロパティ] にアクセスして [設定] タブを選択します。2 台のディスプレイが表示されているはずです。セカンド・ディスプレイを選択して、[デスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする] にチェックを入れ、[適用] をクリックして拡張デスクトップに対応させます。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーでデュアル sDVO システムを構成できますか?

はい。GMCH は、sDVO ポートによる sDVO 出力を制御します。チップセットの種類によって、利用できる sDVO ポートの数は異なります。使用する GenX チップセットが複数の sDVO ポートを備えていれば、これらの sDVO ポートを使用して複数の sDVO デバイス (VGA エンコーダー、DVI エンコーダー、LVDS コントローラーなど) を制御できます。デュアル sDVO については、構成時に 2 つのデバイスのアドレスを指定する必要があります。

注: インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W/US15WP/WPT チップセットは、20 MHz ~ 160 MHz のピクセルクロック速度をサポートするsDVO ポートを 1 つ しか備えていないため、デュアル sDVO システムを構成できません。

2 台のディスプレイが同じコンテンツを異なるタイミングと解像度で表示するように設定できますか?

はい。これは、クローン・デュアル・ディスプレイ構成です。GMCH が 2 つのパイプを備えている場合に、インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーはこの構成をサポートします。各パイプが異なるタイミングを制御し、最終的にディスプレイ装置へ出力します。具体的な実装方法については、ユーザーガイドのクローン構成のセクションを参照してください。

ツイン・ディスプレイはクローン・ディスプレイとどう違うのですか?

ツイン・ディスプレイとは、2 つのディスプレイが同じタイミングセットで制御されるディスプレイ構成です。両方のディスプレイ装置が設定されたタイミング (解像度、リフレッシュなど) をサポートすることになりますが、一方のクローン・ディスプレイは、2 つのディスプレイにそれぞれ独立したタイミングセットを設定できるディスプレイ構成を指します。インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、「ツイン」と「クローン」の両方の構成をサポートしています。詳細は、ユーザーガイドを参照してください。

注: インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットは、ツイン構成をサポートしていません。なぜなら、US15W ハードウェアでは、統合 LVDS コントローラーをそのパイプに搭載する必要があるからです。このため、「ツイン」はサポートしていません。ただし、ほとんどの GenX インテル・チップセットでツイン構成をご利用いただけます。

どのディスプレイでもオーバーレイ・サーフェスを利用できますか?

はい。特定のチップセットで IEGD 7.0 から、ドライバー機能として 2 つ目のオーバーレイを利用できるようになりました。注: GMCH は、専用のハードウェア・オーバーレイ・サーフェスを 1 つしか備えていません。このオーバーレイは、いずれのディスプレイにも使用できますが、両方に使用することはできません。例外として、ツイン構成で実行している場合には、両方のディスプレイにオーバーレイ画像が表示されます。これは、ツイン・ディスプレイでは同じタイミングを共有し、1 つのパイプが両方のディスプレイを制御しているためです。最新の IEGD は、2 台目の独立したディスプレイやクローン・ディスプレイでハードウェア・オーバーレイ機能をシミュレートします。

デフォルトのグラフィックス・ドライバーによって、CRT がプライマリー・ディスプレイに、内部 LVDS がセカンダリー・ディスプレイに指定されてしまいます。CRT をセカンダリー・ディスプレイにするにはどうすればいいですか?

どちらのディスプレイをプライマリー・ディスプレイとして使用するか選択できるように、構成ファイルを構成する必要があります。構成手順については、ユーザーガイドを参照してください。

クローン・ディスプレイにビデオ再生でなく、グリーン / グレーのウィンドウが表示されるのはなぜですか?

このようなハードウェアにおける弱点は、IEGD7.0 のリリースで克服されました。インテル・チップセットは、1 度に 1 つのグラフィックス・パイプで XVideo オーバーレイを表示できるように 1 つしかオーバーレイ・サーフェスを備えていないため、このようなことがよく起こりました。XOrg ドライバーは、クローン・ディスプレイを有効にして実行する場合、XVideo オーバーレイをプライマリー・ディスプレイに割り当てます。7.0 以降のドライバーでは、XVideo を複数のディスプレイで表示できるように、2 つ目のオーバーレイ機能が追加されています。もう 1 つのソリューションとして、XVideoBlend オーバーレイが複数のグラフィックス・パイプをサポートしていれば、クローン・ディスプレイで動作します。XF86Config ファイルで、ドライバーデバイスのセクションに 'Option "XVideo" "No" という行を記述すれば、XVideo を無効化できます。'Option "XVideoBlend" "Yes" という行を記述して、XVideoBlend を有効にしてください。デュアル・インディペンデント・ヘッド構成を使用する場合にも、同じ制約があります。XVideoBlend は有効になり、両方のディスプレイでオーバーレイが表示されます。

セカンド・ディスプレイ出力用に現在、IEGD でサポートされている sDVO デバイスは?

ユーザーガイドは定期的に更新され、移植ドライバーによって IEGD でサポートされるようになった最新の sDVO デバイスのリストが掲載されます。以下の表に示す sDVO デバイスは、セカンド・ディスプレイ出力で現在 IEGD がサポートしています。

デバイス VBIOS/EPOG/EFI ビデオドライバーのサポート グラフィックス・ドライバーのサポート
内部 TV 出力 いいえ はい
Chrontel CH7022* RGB VGA/SDTV/HDTV 出力 はい はい
Chrontel CH7307* シングルポート DVI 出力 はい はい
Chrontel CH7308* LVDS 出力 はい はい
内部 LVDS はい はい
Chrontel CH7317* RGB VGA 出力 はい はい
Chrontel CH7315* HDMI 出力 はい はい
Chrontel CH7319* デュアルポート DVI 出力 (HDCP 対応) はい はい
Chrontel CH7320* デュアルポート DVI 出力 はい はい
Silicon Image SiI 1362* はい はい
Silicon Image SiI 1364* はい はい

Linux* で DIH 構成で動作している場合に、双方の画面で OGL や OGLES を実行できますか?

はい。対応する X-Server のバージョンでは、いずれもハードウェア・アクセラレーションを使って、双方の画面で OGL や OGLES を実行できます。

Linux* で Xinerama が動作している場合に、双方の画面で OGL や OGLES を実行できますか?

US15 および Tunnel Creek では、Xinerama 動作時に OGL や OGLES を実行できますが、これはハードウェア・アクセラレーションを利用したレンダリングではないため、 処理速度が非常に遅くなると思われます。Gen4 や Gen3 といったその他のプラットフォームでは、X-Server の制限により、Xinerama 動作時に OGL はサポートされません。

グラフィックス・テクノロジー / 機能

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせで、デスクトップの回転をサポートするディスプレイ構成はどれですか?

IEGD は、シングル、クローン、拡張モードの構成で IEGD グラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI) ツールを使用する「回転」関数により、デスクトップの回転をサポートしています。回転の方法およびオペレーティング・システムの制限については、ユーザーガイドを参照してください。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットと IEGD ドライバーの組み合わせは、DirectX* 9.0Ex および OpenGL* 2.0 専用のハードウェア・サポートを提供しますか?

はい。

インテルのオープンソース Linux* グラフィックス・ドライバーとインテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバー Linux* 版の主な違いは何ですか?

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、

  • 対応するチップセットでデュアル・インディペンデント・ディスプレイ機能を提供します。
  • Render Extension アクセラレーションを搭載しています。
  • 対応するチップセットで Xinerama* をサポートします。
  • 画像回転をサポートします。
  • 高度な 3D パフォーマンスをサポートします。
  • 長期ライフサイクル・サポートの対象です。

内部 LVDS は SPWG と OpenLDI の両方のデータ形式をサポートしていますか?

いいえ。現在のモバイル・チップセットのいずれでも、内部 LVDS は SPWG データ形式しかサポートしていません。LVDS をサポートするその他のトランスミッターは、ポートドライバー属性 49 により、両方をサポートできます。

IEGD がサポートしているサードパーティー製 sDVO (Serial DVO) デバイスは?

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、チップセットの内部 sDVO ポートで、HDMI、DVI、TVOut、VGA/CRT、LVDS に対応した Chrontel* および Silicon Image* の各種 sDVO デバイスをサポートしています。サポートしているデバイスの最新リストについては、ユーザーガイド、POR アップデート、および製品概要を参照してください。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーは、複数の sDVO デバイスにおける I2C バスの共有をサポートしていますか?

はい。ただ、sDVO デバイスの「データのアドレスバイト」は異なっている必要があります。構成方法の詳細については、ユーザーガイドを参照してください。2 つのトランスミッターをサポートする場合は、各々の構成で I2CDAB ハードウェア・アドレス・オプションを指定することが必須となりますのでご注意ください。通常、SDVO デバイスはポート 70h および 72h にありますが、使用するハードウェアによって異なります。CED では、構成オプションは [sDVO の構成] ページの [I2C の設定] ボタン下の [I2C バスの構成] セクションにあります。各デバイスの [デバイスのアドレスバイト] ボックスでアドレスを指定してください。

インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーでは、どのような描画機能が高速化されますか?

詳細は、ユーザーガイドを参照してください。

グラフィックスが使用するメモリーを変更したり、増やしたりする方法を教えてください。インテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーでは、実行中に変更できますか?

Microsoft Windows XP/eXP* システムでは、SysBIOS からこれを実行できます。X Server* では、xorg.conf からこれを実行できます。詳細については、ユーザーガイドを参照してください。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットのグラフィックス・コアで提供される Shader Model のレベルは?

US15W は、若干の制限付きで Shader Model レベル 2.0 をサポートしています。

この IEGD ドライバーは OpenGL* をサポートしていますか?

はい。IEGD v10.2 ユーザーガイド、POR アップデート、製品概要に記載されているとおり、ほぼすべてのチップセットは Linux* 2.6 カーネル Linux* ディストリビューション、および US15W チップセットを搭載した Windows 環境でサポートされています。

EDID とは何ですか? またどのように機能しますか?

EDID とは、Extended Display Information Data の略。標準規格団体 VESA の規格の 1 つで、これにより、ディスプレイやモニターがドライバーに情報を返し、適正なディスプレイ解像度、モード設定、構成を実現します。

CRT/VGA モニターは I2C バスを介して IEGD と EDID 情報をやり取りし、ドライバーは接続するモニターに対応するディスプレイ・モードやタイミングのみを生成します。

一部の LVDS パネルでは、EDID の情報をやり取りできないため、これらのディスプレイは「EDID-less」と呼ばれ、CED を使用して詳細タイミング記述子 (DTD) のタイミングをカスタマイズする必要があります。

IEGD がサポートする OpenGL のバージョン、API 呼び出し、機能に関する情報はどこで入手できますか?

OpenGL および OpenGL ES のサポート情報については、ユーザーガイドの付録 D を参照してください。

OpenGL と OpenGL ES にはどのような違いがありますか?

OpenGL ES と OpenGL には大きな違いが 2 つあります。まずはプリミティブ・レンダリング用の glBegin–glEnd 呼び出しが削除されたこと (頂点配列を優先)、そして頂点座標および属性用の固定小数点データタイプが導入されたことです。これにより、多くの場合、浮動小数点演算ユニット (FPU) がない組み込み機器向けプロセッサーの処理能力をより強力にサポートしています。

インテルでは、いずれかの製品で PhysX* をサポートする予定がありますか?

いいえ。インテルは、PhysX* や CUDA* といった NVIDIA* 独自のテクノロジーを実装しなくても、対応するプラットフォーム・ソリューションがあると考えています。

IEGD は OpenVG API をサポートしていますか?

いいえ。ただし、新しいインテル® EMGD は OpenVG をサポートしています。OpenVG の詳細については、こちらのページを参照してください: http://en.wikipedia.org/wiki/Openvg

インテル® IEGD を使用して、PWM による動的なバックライト制御を実装できますか?

はい。LVDS バックライトを動的に制御するアプリケーションを実装することはできますが、まず、使用しているプラットフォームやボードで PWM によるバックライト制御が可能であることを確認する必要があります。LVDS コネクターは、PWM インバーターに接続されている必要があります (ソフトウェア・エンジニアがボードデザインについて知る限りにおいて)。

次に、LVDS バックライトを制御する PWM をプログラミングできる IEGD が必要です。現在、IEGD とインテル® EMGD は、インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットおよび Tunnel Creek ボードで LVDS PWM をサポートしています。インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台用にコードが移植されているかどうかは確認していません。ドライバーは、2 つの config 入力を取り込んで PWM を有効にします。ひとつはインバーターの周波数、もうひとつは LVDS パネルの最大輝度 (%) です。IEGD およびインテル® EMGD は通常、最大輝度 100% に設定しますが、このパラメーター設定より、既定の起動時の輝度ではなく、最大パネル輝度が設定されます。つまり、いずれにしても最大限に明るい設定は、ドライバーで設定したものとなります。

3 つ目の部分は、LVDS の輝度を制御するユーザー・アプリケーションです。インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台の PCI Config spec. を使用する場合は、ディスプレイ装置 (PCI デバイス 2) のセクションで、PCI コンフィグレーション・レジスターをご覧ください。LEGACY Backlight Brightness (LBB) というエントリーを探します。インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W では、オフセット 0xF4 ~ 0xF7 となっています。この PCI コンフィグレーション空間に書き込みを行うアプリケーションを記述する必要があります。Tunnel Creek に使用されるインテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台のスペックを確認する必要があります。ビット 0:7 で LVDS バックライトの明るさを制御します。255 段階の明るさがあります。ただし、ドライバーの設定 (前述) により、最大限の明るさに設定されます。つまり、最大輝度を 50% に設定した場合には、LBB を 255 に設定しても、輝度 50% となります。

これで、スライダーなどを使用して LBB の値を変更することによってバックライトを制御するアプリケーションを作成できます。

IEGD は、マルチメディア、グラフィックス、アニメーション、対話機能を 1 つのランタイム環境に統合する Microsoft* Silverlight* ウェブ・アプリケーション・フレームワークをサポートしていますか?

IEGD は現在、Microsoft* Silverlight* 専用アクセラレーションをサポートしていませんが、 Silverlight* が使用する基本的な機能の多くをアクセラレートします。IEGD は、Windows* では DirectX* (および WPF) を、Linux* では OpenGI*/GLES をアクセラレートします。つまり、IEGD は現在、Silverlight* アクセラレーションをサポートしていませんが、Silverlight* は IEGD がアクセラレートするオペレーティング・システム上で動作するということです。

ビデオデコード / ビデオエンコード

回転すると、必ずパフォーマンスに影響が出るのはなぜですか?

現在のチップセット設計では、ハードウェアで回転をサポートしていません。ディスプレイを回転するには、ドライバーが回転したディスプレイに対して、フレームバッファーを再レンダリングしなければならず、表示される”すべて”のフレームに 2D および 3D エンジンを使用する必要があります。この結果、回転に伴うオーバーヘッドと制限が生じることになります。最大限のパフォーマンスを得るには、ディスプレイをネイティブの位置で使用してください。

Microsoft Windows Media Player と IEGD の組み合わせで、VC-1 ハイデフィニション・ビデオ・コンテンツのハードウェア・アクセラレーションはサポートされていますか?

はい。HD ビデオ・コンテンツのハードウェア・アクセラレーションは、現在 VC-1 の動き補償 (MC) エントリーポイントにより、Microsoft* Windows* XP 環境のインテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー (IEGD) と Windows* Media Player でサポートされています。

解像度 720p 以下の VC-1 コンテンツは、Windows* Media Player 11 (WMP11) を使用して、適度な CPU 使用率で再生することができます。1080p または 1080i の VC-1 コンテンツの再生では、WMP11 により CPU 使用率が許容しがたいレベルにまで上昇することがあります。これは、WMP11 が動き補償 (MC) に基づくハードウェア・アクセラレーションを採用しているためです。

注: VC-1 のハードウェア・アクセラレーションは、Windows* CE 環境の IEGD ではサポートされていません。

CyberLink* のさまざまなバージョンの PowerDVD ビデオプレーヤーも、VLD エントリーポイントにより、ハードウェア・アクセラレーションによる VC1 コンテンツのデコードをサポートしています。例: PDVD ビルド 3204、ビルド 3116。

CyberLink* PowerDVD で VC-1 コンテンツに使用される VLD エントリーポイント手法は、Windows* Media Player 11 より効率がいいため、Power DVD (PDVD) では HD VC-1 コンテンツのデコード時に CPU 使用率が低くなります。

使用する PDVD アプリケーションのバージョンでソフトウェア・デコードに戻ってしまう場合には、以下のホワイトペーパーの指示に従って、レジストリーの設定を変更し、ビデオプレーヤーが VMR7 サーフェスを使用するようにしてください。Enabling Hardware Accelerated Media Playback on the IntelR Atom™/ IntelR SCH US15W Chipset Platform and IEGD - Case Study Using CyberLink PowerDVD* on Windows* XP (インテルR Atom™ プロセッサー / インテルR SCH US15W チップセット搭載プラットフォームと IEGD でハードウェア・アクセラレーションによるメディア再生を実現 - Windows* XP 環境で CyberLink* PowerDVD* を使用したケーススタディー)

ビデオコンテンツのレベルとプロファイルの大きな違いは何ですか?

プロファイルとは、圧縮アルゴリズムやクロマ・フォーマットといった機能をいい、レベルとは、最大および標準ビットレートや最大フレームサイズといった定量性能をいいます。

ビットレート、コーデック、インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットでハードウェア・アクセラレーションが有効かどうかなど、ビデオファイルに関する重要な情報を取得するには、どの Windows ベースのアプリケーションを使用すればいいですか?

商用メディア・アナライザーを使用して、ビットレートやコーデックの情報を入手してください。ほとんどが、この機能を備えています。メディアプレーヤーは、ハードウェア・アクセラレーションが有効かどうかという情報を提供します。

CyberLink の PowerDVD8* は、通常、インテル・システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットでハードウェア・アクセラレーションを使用して、ハイデフィニション・ビデオ・コンテンツをデコードしているメディアプレーヤーです。

1080i と 1080p という HD ビデオ形式はどう違うのですか? また、どちらのほうが高品質なビデオ出力を得られますか?

いずれの形式も 1080 ライン / フレームです。1080i コンテンツはインターレース (“i”) で取り込まれ、1080p はプログレッシブ (“p”) で取り込まれるため、1080p は 1080i より高品質な画像を提供します。IEGD は、どちらの種類のコンテンツもビデオデコードできます。

IEGD とインテル・システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせは、グラフィックスおよび H.264 ビデオコンテンツでハードウェア・アクセラレーション対応 Adobe Flash をサポートしていますか?

いいえ。今のところ、サポートしていません。2010年第 1 四半期 / 第 2 四半期には、H.264 ビデオコンテンツでハードウェア・アクセラレーション対応 Adobe Flash をサポートする予定です。

ビデオプレーヤーで、インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットのハードウェア・アクセラレーションが最もよく利用される 2 つのエントリーポイントは?

動き補償 (MC) と可変長復号化 (VLD)

ビデオプレーヤーで、インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットのハードウェア・アクセラレーションをどのエントリーポイントに利用すると、CPU 使用率が最も下がりますか?

可変長復号化 (VLD) では、CPU 使用率が最も低くなります。動き補償では、ソフトウェアがより多くの処理を行わなければならないため、CPU 使用率が上がります。

IEGD はオーバーレイ・レイヤーをいくつサポートしていますか?IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットを組み合わせた Windows 環境で、ビデオデコードに使用されるオーバーレイ・レイヤーにはどのような違いがありますか?

IEGD は 2 つのオーバーレイ・レイヤーをサポートしています。

Windows では、Microsoft DirectDraw* インターフェイスにより、ビデオ再生パフォーマンスの向上とプライマリー・オーバーレイのサポートが実現します。クローンまたはデュアル・インディペンデント・ディスプレイ (拡張) モードの構成でも、インターフェイスにより、セカンダリー・オーバーレイをサポートします。

IEGD とインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットの組み合わせで Moblin が動作する場合、ビデオデコードに使用される別のオーバーレイ・レイヤーは何ですか?

IEGD は 2 つのオーバーレイ・レイヤーをサポートしています。

Moblin では、X11 Xv インターフェイスにより、ビデオ再生パフォーマンスの向上とプライマリー・オーバーレイのサポートが実現します。クローンまたはデュアル・インディペンデント・ディスプレイ (拡張) モードの構成でも、インターフェイスにより、セカンダリー・オーバーレイをサポートします。

IEGD ドライバーを直接製品化したい場合、ビデオフィルターはどうすればいいですか?

ビデオフィルターは、ビデオコーデックおよびプレーヤーの範疇になります。コーデックやプレーヤーに関しては、ユーザーが選択したコーデックおよびメディアプレーヤーのベンダーに問い合わせて、生産ライセンスを取得する必要があります。

GenX およびインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットで現在、ハードウェア・アクセラレーションを利用できるビデオプレーヤーは?

次のメディアプレーヤーは、MPEG2、MPEG4、H.264、VC-1、WMVHD ベースの HD コンテンツでハードウェア・アクセラレーションをサポートしていることが分かっています。CyberLink* PowerDVD*、Corel* WinDVD、Arcsoft* TotalMedia Theatre。以下の表には、GenX およびインテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットでハードウェア・アクセラレーションを利用できる、対応メディアプレーヤーとビデオコーデックがオペレーティング・システム別に記載されています。

OS プレーヤーとコーデックの組み合わせ 標準規格 エントリーポイント
Linux* Real Player (RP4NB) v1.1 Gold とコーデック MPEG4-/VC- 1/H.264/VMV9/MPEG-2 VLD
Linux* Splay-plugin-atlas-01.2.0 と Menlow コーデック 1.8.8.22 MPEG-4/VC- 1/H.264/VMV9/MPEG-2 VLD
Linux* Helix-player-1.0.9 と Menlow コーデック 1.8.8.22 MPEG-4/VC- 1/H.264/VMV9/MPEG-2 VLD
Linux* Mplayer と FFMPEG コーデック [10] MPEG-4/VC- 1/H.264/VMV9/MPEG-2 VLD
Windows* XP PowerDVD* Ultra 8.0 とコーデック バージョン・パッチ 2810a H.264/ MPEG-2 VLD
Windows XP Windows Media Player* 11 と VC-1 コーデック VC-1/WMV9 MC
Windows* CE Windows CE Player と IEGD ダイレクト・ショー・フィルター MPEG-4/H.264/ MPEG-2 VLD

IEGD は VDPAU や LibVA をサポートしていますか?

IEGD は VDPAU をサポートしていません。VDPAU とは、Video Decode and Presentation API for UNIX の略です。VDPAU は、NVIDIA が設計したオープンソースのライブラリーおよび API であり、ハードウェア・アクセラレーションを利用したビデオデコードに対応するインターフェイスを提供するものです。

IEGD は、VDPAU に相当するインテルのテクノロジー、VA-API をサポートすることによって、アクセラレーションを利用したビデオデコードに対応しています。VA-API は、すでに MPlayer、RealPlayer、VideoLAN など、広く使われている多くのメディアプレーヤーでサポートされています。

IEGD は引き続き、新バージョンの VA-API をサポートするため、Linux* IEGD ユーザーは、GPU コアを内蔵した組み込み機器向けチップセットで高度なビデオデコードおよびプレゼンテーション機能を利用することができます。

LibVA とは、インテルがサポートする VA-API インターフェイスの実装です。VAAPI の詳細については、VAAPI の Wiki ページをご覧ください: http://www.freedesktop.org/wiki/Software/vaapi

注: VDPAU インターフェイスも VAAPI インターフェイスも、ベンダー間共通の規格として十分な汎用性を備えています。

IEGD がサポートしている Intel® Video Analytics API (vaapi) のバージョンは?

IEGD は、Intel® Video Analytics API (vaapi) 0.29 のみをサポートしており、Intel® Video Analytics API 0.31 はサポートしていません。

.inf ファイルで DXVAOptions の行は何をするためのものですか?

ハードウェア・アクセラレーションを有効にするには、構成で「HKR, ALL\1\General , DxvaOptions, %REG_DWORD%, 1」を 1 に設定する必要があります。ミニポートドライバーが、ロード時にこれらの .INF 設定をコピーします。ドライバーは、ハードウェア・アクセラレーションによるデコードなどのインスタンスでそれを使用します。

IEGD をインテル® Atom™ プロセッサー + US15W 搭載プラットフォームと組み合わせた場合、Microsoft* Silverlight* ウェブ・アプリケーション・フレームワークを使用して WMV または H.264 ビデオのハードウェア・アクセラレーションを実行できますか?

Adobe* の 10.1 argo プラグインと同様に、IEGD をインテル® Atom™ プロセッサー + US15W 搭載プラットフォーム、適切なビデオプレーヤーと組み合わせた場合、WMV または H.264 ビデオのハードウェア・アクセラレーションは可能です。ただし、IEGD には現在、Microsoft* Silverlight* アニメーションおよびグラフィックスをサポートする専用のコードが含まれていません。IEGD を使用する組み込み機器向けプラットフォームで利用できる Microsoft* Silverlight* の機能は、ウェブブラウザーや Microsoft* オペレーティング・システムの機能によって異なり、必ずしも IEGD によって提供されるわけではありません。

Windows

IEGD が正式にサポートしている Windows* オペレーティング・システムは?

IEGD は、次の Windows* オペレーティング・システムをサポートしています。

  • Windows* XP (SP3)
  • Windows* XP Embedded (SP3)
  • Windows* Embedded for Point of Service (WePOS)
  • Windows Vista*
  • DOS のサポート (IBM PC 2000*、MS 6.22)
  • Windows* CE 6.0 R2 Release

IEGD は Windows* 7 / Windows* Embedded Standard 7 (WES7) をサポートしていますか?

いいえ。IEGD は、Windows* 7 も Windows* Embedded Standard 7 (WES7) もサポートしていません。

IEGD は Windows Vista* をサポートしていますか?

はい。Microsoft* Windows* Vista は、Windows* XP SP3 に対応するすべての IEGD ECG チップセットで、POR オペレーティング・システムとしてサポートされています。

注: Windows* Vista 環境で IEGD は Windows* Aero をサポートしません。「Aero」とは、Microsoft* Vista のテーマまたはシェルのコード名です。Windows* Aero は、Windows* Vista のメニュー、バルーン、ダイアログボックスにガラスのような透明感を出し、3D スクロールを提供するグラフィックス機能です。Aero は、より直感的なツールバーやナビゲーションの実現を目指したものです。

Aero の詳細については、こちら: http://www.computerperformance.co.uk/vista/vista_aero.htm を参照してください。

IEGD 10.3.1 は、Vista* 2D + 3D および Vista* DirectX* 9.0L、DirectX* 10.0 (MS Vista* 2D + 3D との組み合わせ) をサポートしていません。

Microsoft* Windows* Vista 用の CED IEGD ドライバー・パッケージを作成するには:

  • CED で Windows* Vista 用パッケージを構成する際に [Windows XP/XPE] を選択します
  • IEGD は、Microsoft* Vista* と前述の組み込み機器向けインテル・チップセットを搭載したシステムにインストールすると、自動的に XDDM モードで動作します

US15WP/WPT チップセットを搭載したプラットフォームで Windows* Embedded Standard 7 が動作する場合、どのグラフィックス・ドライバーを使用すればいいですか?

http://www.intel.com/p/en_US/embedded/hwsw/software/emgd?iid=subhdr+hwsw_emgd#overview で対応するインテル® EMGD ドライバーをご確認ください。

IEGD はインテル® Atom™ N270 + 945GSE チップセット搭載プラットフォームでいつ Windows* Embedded Standard 7 (WES7) をサポートする予定ですか?

いまです。ただし、インテル® Atom™ プロセッサー N270 番台 + 945GSE チップセットを搭載したカスタマー・ベース・プラットフォームでは、Windows* 7 / Windows* Embedded Standard 7 用の GMA ドライバーを使用する必要があります。

Windows* Embedded Standard 7 のサポートは、インテル® Atom™ プロセッサー N270 + 945GSE チップセット搭載プラットフォーム用 IEGD ロードマップに記載されていません。

IEGD はインテル® Atom™ 400/500 番台 (945 GPU コアとインテル® Atom™ プロセッサーを統合) 搭載プラットフォームでいつ Windows* Embedded Standard 7 (WES7) をサポートする予定ですか?

いまです。ただし、インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台を搭載したカスタマー・ベース・プラットフォームでは、Windows* 7 / Windows* Embedded Standard 7 (WES7) 用の GMA ドライバーを使用する必要があります。

IEGD は、インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台 (945 GPU コアとインテル® Atom™ プロセッサーを統合) 搭載システムで WES7 を除くその他の Windows* および Linux* オペレーティング・システムをサポートしています。

Windows* Embedded Standard 7 のサポートは、インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台搭載プラットフォーム用 IEGD ロードマップに記載されていません。

IEGD はインテル® Atom™ プロセッサー E600 番台搭載プラットフォームでいつ Windows* Embedded Standard 7 (WES7) をサポートする予定ですか?

IEGD は、Windows* Embedded Standard 7 (WES7) を現在サポートしておらず、今後もサポートする予定はありません。

Windows* 7 64 ビット版が動作するホストシステムで、CED を使って IEGD 10.x ドライバー・パッケージを作成できますか?

はい。Windows* 7 64 ビット版が動作するホストシステムで IEGD 10.x ドライバー・パッケージを作成することはできます。ただし、CED で VBIOS の作成に使用する一部のユーティリティーが Windows* XP アプリケーションであるため、CED を Microsoft* Virtual PC Windows* XP モードで実行する必要があります。Microsoft* Virtual PC モードの詳細については、以下のリンクをクリックしてください。http://www.microsoft.com/windows/virtual-pc/download.aspx

Windows CE 6.0 R2 では、どの QFE パッチに対応していますか?

IEGD 10.2 および IEGD 10.3 は、2009年6月9日付けの最新の Microsoft QFE パッチに対応しています。

IEGD に合わせて自分の Platform Builder 環境にパッチを適用するにはどうすればいいですか?

次の手順に従って、Platform Builder 環境にパッチを適用してください。

1.	Patch platform builder with following patch orders (please follow the order)
     a. WinCEPB60-081231-Product-Update-Rollup-X86.msi
     b. WinCEPB60-090131-2009M01-X86.msi
     c. WinCEPB60-090228-2009M02-X86.msi
     d. WinCEPB60-090331-2009M03-X86.msi
     e. WinCEPB60-090430-2009M04-X86.msi
     f. WinCEPB60-090531-2009M05-X86.msi
     g. WinCEPB60-090630-2009M06-X86.msi
2.	Manually copy the wmvdmod.lib and wmvdmod.pdb files: 
     From: C:\WINCE600\Updates\Backup\090430_2009M04\PUBLIC\DIRECTX\OAK\LIB\X86\DEBUG
     To: C:\WINCE600\PUBLIC\DIRECTX\OAK\LIB\X86\DEBUG
3.	Manually copy the wmvdmod.lib and wmvdmod.pdb files from: 
 From:   C:\WINCE600\Updates\Backup\090430_2009M04\PUBLIC\DIRECTX\OAK\LIB\X86\RETAIL
     To: C:\WINCE600\PUBLIC\DIRECTX\OAK\LIB\X86\RETAIL
     Note: Please back up the new wmvdmod.lib and wmvdmod.pdb file after patch
4.	Perform clean sysgen.

Linux*

IEGD 10.4 Gold は Fedora* 12 または Fedora* 14 に対応していますか?

IEGD 10.4 Gold (ビルド 1839) は、Fedora* 12 や Fedora* 14 に対応していません。ドライバーを変更して、新しい IEGD Kernel Module (IKM) を作成する必要があります。

EDID-x.bin ファイルとは何ですか?どのように使用するのですか?

これは、Linux* 版のインテル・エンベデッド・グラフィックス・ドライバーの構成で提供されていた古い構成機能です。新しいリリースとの互換性はありますが、最新の構成機能をご利用になることをお勧めします。Linux* 版ドライバーの最新の構成方法については、ユーザーガイドを参照してください。

IEGD の最新機能の 1 つに、Fedora 7 用の Linux* インストーラーがあります (US15W を除く)。Fedora 10 はいつごろサポートされる予定ですか (インストーラーおよびドライバー)?

IEGD 10.2 ドライバーは、Fedora 10 オペレーティング・システムをサポートしています。ドライバーを手動でインストールするには、最新のユーザーガイドの手順を参照してください。

Fedora 10 用 Linux* インストーラーは、まだありません。

ビットレート、コーデック、インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセットでハードウェア・アクセラレーションが有効かどうかなど、ビデオファイルに関する重要な情報を取得するには、どの Linux* Fedora 7 および Fedora 10 ベースのアプリケーションを使用すればいいですか?

これには、VAInfo および MediaInfo アプリケーションが推奨されています。

注: 現在、ビデオ・デコード・ハードウェア・アクセラレーションをサポートしているチップセットは US15W のみですが、将来の組み込み機器向けチップセットにもこの機能が搭載される予定です。

IEGD は、Fedora または Moblin でカーネル・モード・セッティング機能をサポートしていますか?

いいえ。IEGD は、どの Linux* フレーバーを搭載したプラットフォームでも一切、カーネル・モード・セッティング機能をサポートしていません (IEGD 10.3 以前のバージョンおよび近い将来において)。

すべての POR Linux* ディストリビューションに対応する新しい IEGD Linux* インストーラーを提供する予定はありますか?

いいえ。IEGD v10.3 には、Fedora 7 用のインストーラー / アンインストーラーがあります。その他の対応する Linux* ディストリビューションでのインストール方法については、ユーザーガイドを参照してください。

IEGD 10.3.1 が現在、サポートしている Linux* ディストリビューションは?

使用するチップセットによって異なります。

インテル® システム・コントローラー・ハブ US15 でサポート:

  • Moblin* 2.1 IVI:カーネル 2.6.31、X Server 1.6.4-901
  • Fedora* 10:カーネル 2.6.27-5、X Server 1.5.3
  • Ubuntu Hardy* for MID 8.04:カーネル 2.6.24.3、X Server 1.4
  • RedHat* Embedded:カーネル 2.6.23、X Server 1.3
  • Wind River* Autograde:カーネル 2.6.21、X Server 1.3

インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台でサポート:

  • Fedora* 10:カーネル 2.6.27-5、X Server 1.5.3

対応するその他すべての IEGD チップセットでサポート:

  • Fedora* 10:カーネル 2.6.27-5、X Server 1.5.3
  • Fedora* 7:カーネル 2.6.21-1.3194、X Server 1.3

注: IEGD Linux* パッケージが展開されると、上記の X Server のバージョンがドライバーのある IEGD Linux* Xorg-xserver ディレクトリーと一致します。

詳細については、インテル® エンベデッド・デザイン・センターから IEGD 10.3.1 機能一覧をダウンロードしてください。

Fedora* 10 と IEGD をインテル® システム・コントローラー・ハブ US15WP/WPT チップセットを搭載したプラットフォームにゼロからインストールするにはどうすればいいですか?

Fedora* 10 と IEGD を「Moon Creek」というインテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台用カスタマー・リファレンス・ボード (CRB) にゼロからインストールするにはどうすればいいですか?

ドキュメント番号 452607 「Installing Fedora 10 for Moon Creek (Moon Creek への Fedora* 10 のインストール)」をダウンロードまたはご請求ください。インテル® ビジネスポータルから入手できます。

Linux* をインストールしました。クローンを作成するにはどうすればいいですか?

ドキュメント番号 449300 「Cloning Linux Drives Using MondoArchive (MondoArchive を使用した Linux* ドライブのクローン作成)」をダウンロードまたはご請求ください。インテル® ビジネスポータルから入手できます。

Linux* での GL の動作チェックにお勧めのベンチマーク・テストは?

多くの場合、glxgears が GL の動作を検証する簡単な方法として推奨されています。利点は、ほとんどの Linux* ディストリビューションに同梱されていることです。残念ながら、glxgears は GL をさほど動作させないため、GL のベンチマーク・テストとして適切ではありません。FPS (フレームレート) レポートは、レンダーバッファーからのコピー回数の測定値にすぎないのです。

代わりに、「glblur -fps」や「sierpinski3d -fps」を使用すると、グラフィックス・システムを厳密にテストすることができます。これらのプログラムは、xscreensaver スイートに同梱されています (http://www.jwz.org/xscreensaver を参照してください。ただし、バイナリーは使用するディストリビューションのリポジトリーか http://rpmfind.net/Linux/rpm2html/search.php?query=xscreensaver からダウンロードしてください)。

-fps オプションでは、CPU 負荷の数値と FPS レポートが表示されます。Glblur では、CPU 負荷が高い状態が続きますが、安定しています。Sierpinski3d* では、使用するポリゴンの数によって負荷が変わります。ポリゴンが 4,096 まで上昇すると、glblur のそれを上回る負荷がかかり、sierpinski3d の FPS は下がります。

インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台でサポートされている Linux* ディストリビューションは?

現在、インテル® Atom™ プロセッサー 400 / 500 番台搭載プラットフォームでサポートされている Linux* ディストリビューションは、Fedora* 10 (カーネル 2.6.27-5:X Server 1.5.3) のみです。

Moblin* / MeeGo*

US15W + Atom™ の組み合わせは、 2009年8月19日版 Moblin-IVI パッケージでサポートされていますか?

はい。US15W + Atom™ を搭載したプラットフォームは、この Moblin-IVI (2009年8月 19日、カーネル 2.6.31、X Server 1.6.3) パッケージでサポートされています。

なぜ、インテルは他のものではなく、2009年8月 19日版 (Kernel 2.6.31、X Server 1.6.3) などの Moblin 2 ディストリビューションをサポートすることにしたのですか?

ドライバーの開発 (IEGD v10.2 など) においては、開発・検証用のディストリビューションを選択する必要があります。IEGD v10.2 の開発時には、Moblin 2 2009年8月 19日版 (カーネル 2.6.31、X-Server 1.6.3) ディストリビューションが最新のものでした。

MeeGo* とは何ですか?

MeeGo* は、2010年にリリースされた新しい Linux* オペレーティング・システムで、Moblin* と Maemo* を統合したものです。

Moblin は、インテル® Atom™ プロセッサー搭載プラットフォームに最適化されたオープンソースの Linux* ベース・ソフトウェア・プラットフォームです。Maemo もオープンソースの Linux* ベース・ソフトウェア・プラットフォームですが、ARM*/OMAP* 搭載プラットフォーム (N900、N770、Qt デバイスなど) に対応しています。

MeeGo* 環境では、インテル® EMGD によって、インテル® Atom™ プロセッサー + インテル® システム・コントローラー・ハブ US15WP/WPT チップセットおよび Tunnel Creek を搭載したプラットフォームにグラフィックス機能が提供されます。

インテルのグラフィックス・ドライバーと MeeGo* の組み合わせに対応する組み込み機器向けインテル・プラットフォームおよびチップセットは?

US15W および Tunnel Creek を搭載したプラットフォームです。MeeGo* で使用するグラフィックス・ドライバーは、EMGD とします。IEGD は、MeeGo* オペレーティング・システムに対応していません。

Moblin* とは何ですか?

Moblin* は、インテル® Atom™ プロセッサーに最適化されたオープンソースの Linux* ベース・ソフトウェア・プラットフォームです。Moblin* は、小型のデザインやハンドヘルド機器、車載用インフォテインメント機器をターゲットとしています。

Moblin* にはどういう歴史があるのですか?

Moblin* は、2007年後半にインテルが開発しました。

Moblin* の主な歴史:

  • 2008年、Moblin* ベースの MID を発売
  • 2008年、Moblin* を他のセグメントに拡大 (ネットブック、車載用インフォテインメント)
  • 2009年、Moblin* プロジェクトを Linux* Foundation に移管
  • 2010年、Moblin* が MeeGo* に統合され、この新しい Linux* ディストリビューションのサブセットとなる

用語集

用語 定義
16CIF

CIF を参照してください。

4CIF

CIF を参照してください。

ADD カード

APG デジタル・ディスプレイ。インテル・チップセット・ファミリー搭載システムの PCIe x16 ポートに挿入できるアダプターカード。ADD カードを使用することで、テレビ出力や LVDS / TMDS 出力 (テレビ、デジタル・ディスプレイ、フラットパネルなど) が可能になります。

AIM

アドインモジュール。

アルファブレンド

元の画像が見える状態で、小さな画像や英数字を大きな画像に合成する手法 (透過)。

アルファオーバーレイ

メインのディスプレイに表示される画像や英数字による特殊なオーバーレイ面で、通常は透明。

API

アプリケーション・プログラミング・インターフェイス。

BDA

BIOS データ領域。モード番号、カラム数、カーソル位置など、ディスプレイの現在の状態に関する情報を格納するストレージ領域。

BIOS

Basic Input/Output System。IEGD は、 システム BIOS とビデオ BIOS (VBIOS) という 2 つの BIOS とやり取りします。VBIOS は、システム BIOS のコンポーネントです。

BLDK

ブートローダー開発キット

ブリット

ブリットとは、「ブロック転送」の略です。ブリットは、メモリーのある場所から、単純なビットマップ・データをサイズや形式を変えずにコピーする、プリミティブな 2D 処理です。

BOM

部品点数 (Bill of Materials)。BOM リストは、IEGD パッケージング・リストと称されています。ブリットとは、「ブロック転送」の略です。ブリットは、メモリーのある場所から、単純なビットマップ・データをサイズや形式を変えずにコピーする、プリミティブな 2D 処理です。

CED

構成エディター。グラフィカル・プリインストール・ユーティリティーにより、さまざまなプラットフォームとディスプレイの組み合わせで Windows*、Windows CE*、Linux* オペレーティング・システム、および VBIOS 用の統合ドライバー・インストール・パッケージを簡単に作成できます。

CIF

Common Intermediate Format は、ビデオ信号における YCbCr シーケンスの水平 / 垂直解像度 (ピクセル) を標準化するフォーマットです。例えば、QCIF (「Quarter CIF」) は、「クオーター」がフレームの縦横が半分であることを意味するため、1/4 の面積になります。

クローン・ディスプレイ構成

2 台のディスプレイ装置に同じコンテンツを表示しながら、異なる解像度と (個別の) タイミングを設定できるディスプレイ構成。ツイン・ディスプレイ構成や DIH ディスプレイ構成と比較してください。

コントラスト

コントラストとは、ディスプレイの明暗の差です。コントラストを上げると、明暗の差が大きくなり、白いものは非常に明るく、黒いものは非常に暗く表示されます。

COPP*

Certified Output Protection Protocol* (COPP) は、Microsoft* が策定した API で、システムが利用できる出力時の著作権保護オプションに関する情報をアプリケーションに提供します。COPP を使用して、アプリケーションとグラフィックス・ポート・ドライバーの間の一連のコマンド / ステータスを制御することができます。

D3D

Microsoft Direct3D* は、DirectX* テクノロジーのコンポーネントである 3D グラフィックス API です。

DC

ディスプレイ構成

DDCT

インテル® ダイナミック・ディスプレイ・コンフィグレーション・テクノロジー

DIH ディスプレイ構成

デュアル・インディペンデント・ヘッド。2 台のディスプレイをサポートし、各ディスプレイ装置に異なるコンテンツを表示できるディスプレイ構成。IEGD は、Microsoft Windows* システムの拡張モードと Linux* システムの Xinerama をサポートしています。

DirectDraw*

Microsoft Windows* OS の DirectX* グラフィックス API のコンポーネント。

DisplayPort

使用料無料、ロイヤルティー無料のデジタル・オーディオ/ビデオ・インターコネクトを規定するデジタル・ディスプレイ・インターフェイスの新規格。DisplayPort は現在、3m ケーブルで最大 10.8 Gbit/s のデータレートと WQXGA (2560 x 1600) の解像度をサポートしています。暗号化には、DisplayPort にオプションの DPCP (DisplayPort Content Protection) が用意されています。

DRM

デジタル著作権管理は、デジタルメディアまたはデバイスの使用を制限するアクセス制御技術の総称です。DRM は通常、クリエイティブ・メディア (音楽、映画など) に適用されています。

DTD

詳細タイミング記述子。EDID-less デバイス用のタイミング値セット。

DVI

デジタル・ビデオ・インターフェイス

DVO

デジタルビデオ出力

DXVA

DirectX ビデオ・アクセラレーション API は、Microsoft Windows* プラットフォーム用 Microsoft* API の仕様の 1 つであり、これにより、ビデオデコードでハードウェア・アクセラレーションを利用できます。DXVA により、ビデオプレーヤー・ソフトウェアで、多くのインテル・チップセットが備える、以下のハードウェア・ビデオ・アクセラレーション機能を利用することができます。

  • ビデオ・デコード・アクセラレーション
  • ビジュアル品質拡張アクセラレーション
  • ProcAmp (ビデオの後処理)
  • デインターレース
  • フレームレート変換
EBDA

Extended BIOS Data Area。システム BIOS とオプション ROM が追加メモリーへのアクセスを要求できるインターフェイス。

EDID

Extended Display Identification Data。ディスプレイ装置が識別情報や機能情報を IEGD に送信できる VESA 規格。IEGD が解像度やタイミングに関するデータなど、すべての EDID データをディスプレイから読み出すため、そのデバイス用の DTD データを構成する必要がありません。

CRT/VGA モニターは I2C バスを介して IEGD と EDID 情報をやり取りし、ドライバーは接続するモニターに対応するディスプレイ・モードやタイミングのみを生成します。

LVDS パネルでは、EDID 情報のやり取りができないため、これらのディスプレイは「EDID-less」と呼ばれています。

EDID-less

識別情報やタイミング情報をドライバーに送信する機能がなく、ドライバーで DTD 情報を定義する必要があるディスプレイ。

eDP

組み込み機器向け DisplayPort

EFI

Extensible Firmware Interface。EFI は、オペレーティング・システムとプラットフォーム・ファームウェアの間のインターフェイス仕様です。EFI は、従来の BIOS の代替として、大幅に機能強化されています。

eIA

組み込み機器向けインテル® アーキテクチャー。

EMGD

インテル® エンベデッド・メディア・グラフィックス・ドライバー

EMI

電磁干渉。

拡張クローンモード

クローンモードで、異なるサイズのディスプレイを設定できる機能。

FBC

フレームバッファー圧縮

フレームバッファー

グラフィックスを保存し、ディスプレイにレンダリングするのに使用される物理メモリー領域。

GDI

Graphics Device Interface。Microsoft Windows オペレーティング・システムで使用される低レベル API。

GEN3

910/915 チップセット・ファミリーの Napa グラフィックス・コア。

GEN3.5

945 チップセット・ファミリーの Napa+ グラフィックス・コア。

GEN4

965 チップセット・ファミリーのグラフィックス・コア。

GEN5

GL40/GM45 チップセット・ファミリーのグラフィックス・コア。

GenX

GenX は、スケーラブルで省電力性に優れた製品ラインに統合されているインテル製グラフィックス・テクノロジーのインテルにおける呼称。例: Westmere、4 シリーズ・チップセット (GM45 など)、915 チップセット。

GMA

インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター。インテル・チップセットのグラフィックス・ハードウェアとデスクトップ/モバイル・ドライバーの両方を指します。GMA ドライバーは、組み込み機器向けではありません。

GMCH

グラフィックス・メモリー・コントローラー・ハブ。

GMS

Graphics Mode Select (確保メモリー)。

HAL

ハードウェア抽象化レイヤー。インテル® チップセットへのアクセスを可能にする API。

HDCP

High-bandwidth Digital-Content Protection は、DVI インターフェイスを利用する仕様です。HDCP は、ビデオソース、トランスミッター、デジタル・ディスプレイ、受信機器の間で送信されるデジタルコンテンツを暗号化します。

HDMI

High-Definition Multimedia Interface は、非圧縮のデジタル・オーディオ/ビデオ・インターフェイスです。デジタル・オーディオ・ビジュアル・コンテンツを同一の物理リンクで送信できます (DVD プレーヤー、TV、セットトップ・ボックスなど)。DVI 1.0 を基に策定されており、DVI コマンドおよび制御データと下位互換性があります。 HDMI は、HDCP による著作権保護機能を実装しています。HDMI LLC (Limited Liability Corporation) が管理しています。使用料、ロイヤルティー料を適用。

IAL

インターフェイス抽象化レイヤー。GDI や DirectDraw* などのグラフィックス・インターフェイスへのアクセスを可能にする API。

iDCT

逆離散コサイン変換 (ハードウェア機能)

IEGD

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー。IEGD は、ランタイム・グラフィックス・ドライバーとビデオ BIOS ファームウェア・コンポーネントで構成されています。

IEGS

インテル® エンベデッド・グラフィックス・スイート。ランタイム・グラフィックス・ドライバーと VBIOS コンポーネント。

IKM

IEGD カーネルモジュール

INF ファイル

情報ファイルと呼ばれる標準の Microsoft Windows テキストファイル。これを使って、Microsoft Windows OS がドライバーに情報を提供します。IEGD のデフォルトの .inf ファイルは、iegd.inf。CED ユーティリティーを使用してカスタマイズしたパラメーターを作成できます。

IP

知的財産

LPCM

LPCM (Linear Pulse Code Modulation) は、オーディオ情報をデジタルデータにエンコードする方式の 1 つです。このエンコード方式を使用する形式の総称でもあります。

LVDS

Low Voltage Differential Signaling。ノートブック・コンピューター・ディスプレイなどのフラットパネル・ディスプレイに使用されています。

Moblin

Moblin は、インテルが支援するオープンソース・プロジェクトで、ネットブック、モバイル・インターネット・デバイス、車載用インフォテインメントなどの次世代モバイル機器に最適化された Linux* ベース・プラットフォームの構築に注力しています。http://moblin.org も参照してください。

MRD

市場要求ドキュメント

MSAA

マルチサンプリング・アンチエイリアス

NTSC

National Television Standards Committee。主に北米、中米、日本、フィリピン、韓国、台湾で使用されているアナログ TV の標準規格。

OAL

オペレーティング・システム抽象化レイヤー。Microsoft Windows* や Linux* などのオペレーティング・システムへのアクセスを可能にする API。

Open Pluggable 仕様

Open Pluggable 仕様 (OPS) は、デジタルサイネージ機器や交換可能なモジュール型メディアプレーヤーの設計・開発の標準化を促すものです。インテルは、デジタルサイネージ市場の細分化に対処し、機器導入、使用、メンテナンス、アップグレードを簡素化するために OPS を策定しました。

オプション ROM (OROM)

システム BIOS に統合され、マザーボードのフラッシュチップにあるコード。インテル® エンベデッド・ビデオ BIOS はオプション ROM の一例です。

OPS

Open Pluggable 仕様を参照してください。

OS

オペレーティング・システム

PAL

Phase Alternating Lines。ヨーロッパ、南米、アフリカ、オーストラリアで使用されているアナログ TV の標準規格。

PAVP

Protected Audio/Video Path。PAVP は、ビデオ再生時にコンピューター内のデータパスを保護します (Blu-ray ディスクなど)。新しいチップセット (インテル® GM45 Express チップセットなど) とオペレーティング・システム (Windows Vista*、Windows 7*) でサポートされています。PAVP は、チップセットでビデオデコードを実行して、プロセッサーにかかる負荷を軽減します。また、アプリケーションとグラフィックス・ハードウェアで気づかれずに暗号化キーを一致させるメカニズムです。

PCF

パラメーター構成ファイル。

PCI

Peripheral Component Interface

ポートドライバー

グラフィックス・メモリー・コントローラー・ハブ (GMCH) の SDVO インターフェイスで使用されるドライバー。

POST

Power On Self Test。

PowerVR

スケーラブルで省電力性に優れたインテル® Atom™ プロセッサーをベースにしたグラフィックス・テクノロジーのインテルにおける呼称。例: インテル® システム・コントローラー・ハブ US15W チップセット。

PRD

製品要求ドキュメント

PVR

PowerVR を参照してください。

PWM

パルス幅変調。

QCIF

CIF を参照してください。

QVGA

解像度 320 x 240 のコンピューター・ディスプレイを指す一般的な用語。QVGA ディスプレイは、多くの場合、携帯電話、PDA、ハンドヘルド・ゲーム機に採用されています。ディスプレイは、たいてい横でなく縦方向になっており、240 x 320 とされます。

レンダリング

コンピューター・プログラムを使って、モデルを画像化する処理。モデルとは、厳密に定義した言語またはデータ構造で、三次元の物体を表現したものです。ジオメトリーを含みます。

予約メモリー

BIOS、VBIOS、グラフィックス・ドライバーの処理用に確保される Windows CE* システムの物理メモリー領域。予約メモリーは、BIOS が使用しないとき、オペレーティング・システムなどのアプリケーションで使用するように設定できます。

彩度

モニターやスキャナーは、黒に赤、緑、青を加えて色をつくる RGB を採用した加色法をベースにしています。RGB の彩度が最大だと白っぽく見え、さまざまな量または彩度の RGB を発光する画像が作成されます。

SCART

フランス語の Syndicat des Constructeurs d’Appareils Radiorécepteurs et Téléviseurs の略。最大 4 つのアナログ信号 (赤/緑/青/コンポジット PAL) を持つビデオ・インターフェイス。S-Video (ルーマ/クロマ) PAL ビデオは、SCART インターフェイスでも表示できます。

SCS

ソフトウェア適合性宣言

sDVO

Serial Digital Video Output

シェーディング

光源との角度や光源からの距離に基づいて色を変え、写真のようにリアルな効果を出す処理。

シングル・ディスプレイ構成

ディスプレイ装置を 1 台だけサポートするディスプレイ構成。

SQCIF

CIF を参照してください。

SSC

Spread Spectrum Clock

確保メモリー

システム BIOS が入出力処理用に確保する物理メモリー領域 (RAM)。確保メモリーの量は構成可能です。確保メモリーには、オペレーティング・システムやアプリケーションからアクセスできません。

システム BIOS

PC で基本的な入出力処理に使用される標準の BIOS。

TMDS

Transitioned Minimized Differential Signaling。プラズマ TV のような DVI ディスプレイで使用。

TNL または T&L

変換とライティング。変換のパフォーマンスは、フレームレートを犠牲にせずに、どれだけ複雑なオブジェクトをいくつ表示できるかを示します。ライティング技術は、光源に基づいてオブジェクトの見え方を変化させ、シーンの迫真性を高めます。

TOM

Top Of Memory

TSR

常駐終了 (Terminate and Stay Resident)。RAM で読み込まれ、実行されるが、終了してもプログラムがメモリーに常駐するため、メモリーへの再読み込みなしに即、実行できるプログラム。

ツイン・ディスプレイ構成

2 台のディスプレイをサポートし、双方のコンテンツ、解像度、タイミングが同じであるディスプレイ構成。クローン・ディスプレイ構成と比較してください。注: ツイン構成は、US15W シリーズ・チップセットではサポートされていません。

UBS

ユーザー・ビルド・システム。VBIOS を作成する方法。

UEFI

Unified Extensible Firmware Interface は、ブートローダーであり、プラットフォーム・ファームウェアとオペレーティング・システムの間のランタイム・インターフェイスでもあります。このインターフェイスは、古くなった PC の BIOS を置き換える目的で開発されました。

VBIOS

Video Basic Input Output System。システム BIOS のコンポーネントであり、グラフィックス入出力を制御します。

VESA

Video Electronics Standards Organization。

VExt

垂直拡張構成。Windows CE だけのデュアル・ディスプレイ構成。VExt を有効にするには、ユーザーガイドまたは CED ヘルプの手順に従って CED を正しく構成する必要があります。

VGA

Video Graphics Array。IBM* が開発したグラフィックス・ディスプレイの標準規格で、デジタル信号でなくアナログ信号を使用します。

VLD

可変長復号化

VMR

Video Mixing Render

WHQL

Windows* Hardware Quality Labs。WHQL は、Windows オペレーティング・システムで動作する Windows ドライバーとハードウェアの品質を認定するテスト機関です。

WPF

Windows Presentation Foundation

Xinerama

Xinerama は、Linux* および Moblin オペレーティング・システムにおける拡張デスクトップに似たモードです。ハードウェアの面では、Xinerama はフレームバッファー (2)、パイプ (2)、ポート (2) という構成になります。Linux* X-Server では、複数の独立したディスプレイを 1 つの大きな仮想フレームバッファーとして提供する拡張を「Xinerama」と称しています。Windows XP Extended のように、仮想フレームバッファーの個別領域は、個々のディスプレイ・フレームバッファーに対応しています。X-Server には、この拡張に伴い、次のような制限があります。すべてのディスプレイは、同じ色深度とし、アクセラレーション対応 OGL は無効にしなければなりません。

Xinerama 拡張なしの Linux* X-Server には、ディスプレイを組み合わせる特別なレイヤーがないため、各ディスプレイのフレームバッファーをユーザー/アプリケーションが個別に利用できます。

YUV

YUV の Y は、「ルーマ」を表しており、輝度 (明るさ) のことです。白黒テレビは、信号の Y の部分のみをデコードします。U と V は色情報を提供するものであり、青とルーマの差 (B-Y) および赤とルーマの差 (R-Y) といった「色差」信号です。

下のドロップダウン・メニューからインテル® 製品とオペレーティング・システムを選択してください。

インテル製品とオペレーティング・システムの選択内容に基づいて、適正なバージョンのドライバー (10.4.1、10.4、または 10.3.1) が提供されます。

インテル® アーキテクチャー・ベースの製品
オペレーティング・システム

インテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバーのアップデートや新バージョンに関する情報のメール配信をご希望の場合は、登録またはログインしてください。

+ 過去のインテル® エンベデッド・グラフィックス・ドライバー

設計には最新のエンベデッド・グラフィックス・ドライバーを使用することをお勧めします。最新バージョンには、上記のリンクからアクセスできます。業務上または技術的な理由で旧バージョンの IEGD を必要とされる場合は、以下をご覧ください。以下に表示されていない旧バージョンの IEGD を入手するには、各地域のインテル担当者までお問い合わせください。

ドライバーパッケージ (EXE 形式) をダウンロードして起動すると、ユーザーガイド、リリースノート、ライセンスファイルが展開され、IEGD_x_x\workspace\documentation ディレクトリーに配置されます。

インテルへのお問い合わせ

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