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インテル® プロセッサー識別ユーティリティー
 
 
 
 

インテル® プロセッサー識別ユーティリティー (Intel® Processor Identification Utility) Windows 版は、お使いのシステムに搭載されているプロセッサーを識別し、搭載されているテクノロジーや最高動作周波数などを確認することができるユーティリティーです。
インテル® プロセッサー識別ユーティリティーは、インテル® プロセッサー識別ユーティリティー・ダウンロードからダウンロードできます。

なお、OS に依存せずにプロセッサーを識別することができる インテル® プロセッサー識別ユーティリティー (Intel® Processor Identification Utility) ブート可能版については、その他のユーティリティー をご覧ください。

 
プロセッサー識別ユーティリティー
 

インテル® プロセッサー識別ユーティリティーを起動すると、下図のような画面が表示されます。

プロセッサー識別ユーティリティー

プロセッサー識別ユーティリティーには、以下の三つのタブがあり、それぞれ表示される情報を切り替えることができます。

  • 周波数テスト・タブ
  • CPU テクノロジー・タブ
  • CPUID データ・タブ

それぞれのタブで表示されている内容については、下記の該当する項目を参照してください。

 
周波数テスト・タブ
 

周波数テスト・タブをクリックすると、お使いのプロセッサー製品の製品名、動作周波数などに関する情報を入手することができます。

周波数テスト・タブ
製品名

プロセッサー・ファミリー、プロセッサー・ナンバー、動作周波数が表示されます。
上記の場合、インテル® Pentium® D プロセッサー 920 - 2.80 GHz であることを示します。

速度

使用中のプロセッサーの動作周波数を表示します。表示項目には"期待値"、"報告値" の二種類があり、報告値は搭載されている論理コアごとに計測されます。
上記の場合、動作周波数は期待値、報告値 (コア 1、コア 2 とも) のいずれも 2.80 GHz と表示されています。

システムバス

使用中のプロセッサーのフロント・サイド・バス (FSB) を表示します。表示項目には"期待値"、"報告値" の二種類があり、報告値は搭載されている論理コアごとに計測されます。
上記の場合、FSB は期待値、報告値 (コア 1、コア 2 とも) のいずれも 800 MHz と表示されています。

L2 キャッシュ・メモリー

使用中のプロセッサーの L2 キャッシュのサイズを表示します。報告値は搭載されている論理コアごとに表示されます。
上記の場合、L2 キャッシュ・メモリー・サイズ は、コア 1、コア 2 とも 2 MB と表示されています。

注意: オーバークロックについて

報告値は、プロセッサーに計算処理を実施させ、その結果から算出したものです。そのため、計測時点での作業負荷等により、若干の誤差が含まれる場合があります。若干の誤差は正常な動作の範囲です。
しかし、期待値と報告値に大きな差が出ている場合、オーバークロック等の予期しない動作をしている場合があります。この場合、プロセッサー製品に負荷をかけて強制的に高速動作をさせていることになります。
このような状態で使用し続けると、プロセッサー本体もしくはマザーボードなどの機器に深刻なダメージを与える場合があります。また、オーバークロックされた状態で使用している場合、プロセッサーに付与された保証が適用されません。
このような状態で使用している事が確認できた場合、即座に使用を中止し、正しい設定に戻してください。製品購入後、特に設定を変更していない状態で、そのような表示がなされている場合は、製品を購入した販売店にご相談ください。

 
CPU テクノロジー・タブ
 

CPU テクノロジー・タブをクリックすると、お使いのプロセッサー製品が搭載している各種プロセッサー向け機能の有無が表示されます。

CPU テクノロジー・タブ
インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー

インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (インテル® VT) に対応しているかどうかを示します。
インテル® VT は、ハードウェアによって強化された仮想化ソリューションを提供するためのテクノロジーです。詳細は、インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー を参照してください。
上記の場合、このプロセッサーはインテル® VT に対応しています。

ハイパースレッディング・テクノロジー

ハイパースレッディング・テクノロジー (HT テクノロジー) に対応しているかどうかを示します。
HT テクノロジーは、2 つのスレッドを平行して動作させることにより、マルチタスクの効果を高めるためのテクノロジーです。詳細は、ハイパースレッディング・テクノロジー を参照してください。
上記の場合、このプロセッサーは HT テクノロジーに対応していません。
注意: プロセッサーが HT テクノロジーに対応している場合でも、システム BIOS で HT テクノロジーを使用しない設定にすると、あたかも対応していないように表示されます。ご注意ください。

インテル® エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー

インテル® エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー (インテル® EM64T) に対応しているかどうかを示します。
インテル® EM64T は、現在は インテル® 64 アーキテクチャと呼ばれています。これは、対応ソフトウェアと組み合わせることで 64 ビットで動作する機能です。詳細は、インテル® 64 アーキテクチャ を参照してください。
上記の場合、このプロセッサーは インテル® 64 アーキテクチャに対応しています。

拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジー

拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーに対応しているかどうかを示します。
拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーは、高度な省電力機能を提供するテクノロジーです。
上記の場合、このプロセッサーは拡張版 Intel SpeedStep® テクノロジーに対応していません。

インテル MMX® テクノロジー

インテル MMX® テクノロジーに対応しているかどうかを示します。
インテル MMX® テクノロジーは、多数のマルチメディア命令を含む命令セットです。
上記の場合、このプロセッサーはインテル MMX® テクノロジーに対応しています。

Streaming SIMD Extensions (SSE)

Streaming SIMD Extensions (SSE) に対応しているかどうかを示します。
SSE は、多数のマルチメディア命令を含む命令セットで、インテル MMX® テクノロジーの上位機能に相当します。SSE、SSE2、SSE3 の 3 種類があります。
上記の場合、このプロセッサーは SSE、SSE2、SSE3 の全てに対応しています。

情報ボタン

情報ボタンをクリックすると、各種テクノロジーの詳細に関する情報が表示されます。

 
CPUID データ・タブ
 

CPUID データ・タブをクリックすると、お使いのプロセッサー製品の Processor Signature、キャッシュサイズ、一部機能に関する情報を入手することができます。

CPUID データ・タブ
CPU のタイプ / CPU のファミリー / CPU のモデル / CPU のステッピング

CPU のタイプ、ファミリー、モデル、ステッピングを示す 16 進数コードを示します。
これらの文字を繋げると、Processor Signature もしくは CPU Signature と呼ばれる識別コードになります。このコードは、製品に対応するスペシフィケーション・アップデートから製品の情報を収集するのに役立ちます。
上記の場合、このプロセッサーの Processor Signature は 0F62 となります (通常、16 進数である記号 h を末尾に追加して、0F62h と表記されます)
なお、スペシフィケーション・アップデートの詳細については、スペシフィケーション・アップデート を参照してください。

CPU 改訂

CPU コアの改訂バージョン番号を示します。
上記の場合、F となります。

レベル 2 キャッシュ

レベル 2 キャッシュのサイズを示します。
上記の場合、2 x 2 MB、つまり 2 MB のキャッシュが 2 つ搭載されていることを意味します。

レベル 1 データキャッシュ

レベル 1 データキャッシュのサイズを示します。
上記の場合、このプロセッサーには 2 x 16 KB、つまり 16 KB のキャッシュが 2 つ搭載されていることを意味します。

レベル 1 トレースキャッシュ

レベル 1 トレースキャッシュのサイズを示します。
上記の場合、このプロセッサーには 2 x 12Kuops、つまり マイクロ・オペレーション・コードが約 12000 格納できるキャッシュが 2 つ搭載されていることを意味します。
uops は、μ-ops つまりマイクロ・オペレーション・コードの略で、プロセッサーが内部で命令を処理する際の処理単位の一つです。

パッケージング

製品の形状 (パッケージング形状) を示します。
上記の場合、このプロセッサーはLGA775、つまり 775-land LGA パッケージであることを意味します。

ビット無効化の実行

ビット無効化の実行に対応しているかどうかを示します。
この機能は、エグゼキュート・ディスエーブル・ビット機能とも呼ばれており、メモリー内の任意の領域に対するアクセスを制限、監視することで、セキュリティー性能を向上する機能です。
上記の場合、このプロセッサーはエグゼキュート・ディスエーブル・ビット機能に対応しています。

拡張 Halt ステート

拡張 Halt ステートに対応しているかどうかを示します。
この機能は、プロセッサーのアイドル時に動作周波数を自動的に落とすことで、消費電力と発熱量を低減し、ファンの回転数を下げることができる機能です。
上記の場合、このプロセッサーは拡張 Halt ステートに対応していません。