ここでは、EFI (Extensible Framework Interface) に基づいたBIOS の、ビープコード、エラーメッセージ、POST コードについて説明しています。
内容
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ビープコード
POST (Power-On Self Test、起動時試験) 中、ボードに実装されたスピーカーからビープ音によるエラーコード (ビープコード) が鳴ることがあります。
| 種類 |
パターン |
動作周波数 |
| メモリーエラー |
長音 3 回 |
1,280 Hz |
| 温度警報 |
高さの違う 4 音が交互に鳴ります: 高音、低音、高音、低音 |
高音:2,000 Hz 低音:1,600 Hz |
|
BIOS エラーメッセージ
| エラーメッセージ: |
説明 |
| CMOS Battery Low |
バッテリー・バックアップ用のボタン電池が切れかけています。ボタン電池を早急に交換してください。 |
| CMOS Checksum Bad |
CMOS チェックサムが正しくありません。CMOS メモリー内容が破壊されています。BIOS セットアップを起動して、設定をリセットしてください。 |
| Memory Size Decreased |
前回起動時と比較して、メモリーサイズが減少しています。もしメモリーを取り外していないのであれば、メモリーが壊れている可能性があります。 |
| No Boot Device Available |
ブートデバイスが見つかりませんでした。 |
| A processor which was not meant to be used with this board has been detected. Using an unsupported processor may result in improper operation, damage to the desktop board or processor or reduced product life. System will shut down in 10 seconds. |
搭載されているプロセッサーがご使用のデスクトップ・ボードに対応していません。搭載されているプロセッサーがご使用のデスクトップ・ボードに対応していません。未対応のプロセッサーを使用すると、ボードやプロセッサーにダメージを与えたり、それぞれの寿命を縮める場合があります。システムは 10 秒後に自動的に終了します。 |
|
ポート 80h POST コード POST (Power-On Self Test、起動時試験) 中、BIOS は診断経過コード (POST コード) をポート 80h に出力します。もし POST に失敗した場合、テストの実行は停止され、I/O ポート 80h に最後の POST コードが出力されます。このコードはどこでエラーが発生したかを特定するのに役立ちます。
POST コードを表示するには、"POST カード" と呼ばれる PCI バス用アドインカードが必要です。POST カードはポート内容を解析し、7 セグメント・デジタル・インジケーターに表示します。
注: POST カードは必ず PCI バスコネクター 1 に装着してください。
下の表には、全ての POST コードと範囲が 16 進数で記載されています。
POST コードの範囲
| 範囲 |
カテゴリー/サブシステム |
| 00 – 0F |
デバッグ・コード: PEIM / ドライバーのデバッグ用に使用します。 |
| 10 – 1F |
ホスト・プロセッサー: 1F は復旧不可能な CPU エラーです。 |
| 20 – 2F |
メモリー / チップセット: 2F はメモリーが見つからない、もしくは使用可能なメモリーが見つからないというエラーです。 |
| 30 – 3F |
リカバリー: 3F はリカバリーに失敗したことを示します。 |
| 40 – 4F |
今後の使用のために予約されています。 |
| 50 – 5F |
I/O バス: PCI、USB、ISA、ATA など。5F は復旧できないエラーです。PCI からチェックが開始されます。 |
| 60 – 6F |
今後の使用のために予約されています (新しいバス用)。 |
| 70 – 7F |
出力デバイス: 全ての出力コンソール用です。7F は復旧できないエラーです。 |
| 80 – 8F |
今後の使用のために予約されています (新しい出力コンソール用)。 |
| 90 – 9F |
入力デバイス: キーボード / マウス。9F は復旧できないエラーです。 |
| A0 – AF |
今後の使用のために予約されています (新しい入力コンソール用)。 |
| B0 – BF |
ブートデバイス: 固定メディアとリムーバブル・メディアの両方が対象です。BF は復旧できないエラーです。 |
| C0 – CF |
今後の使用のために予約されています。 |
| D0 – DF |
ブートデバイス選択。 |
| E0 – FF |
E0 - EE: その他のコード EF: ブート / S3 レジュームに失敗。 F0 – FF: FF プロセッサー例外。 |
|
ポート 80h POST コード
| POST コード |
POST 動作の説明 |
ホスト・プロセッサー |
| 10 |
ホスト・プロセッサーの起動時初期化 (プロセッサーのブートストラップ) |
| 11 |
ホスト・プロセッサーのキャッシュ初期化 (AP を含む) |
| 12 |
アプリケーション・プロセッサーの初期化開始 |
| 13 |
SMM 初期化 |
チップセット |
| 21 |
チップセット・コンポーネントの初期化 |
メモリー |
| 22 |
メモリー DIMM からの SPD の読み出し |
| 23 |
メモリー DIMM の接続検出 |
| 24 |
メモリー・コントローラーおよび DIMM のタイミング・パラメーターの調整 |
| 25 |
メモリーの設定 |
| 26 |
メモリー設定の最適化 |
| 27 |
メモリーの初期化 (ECC 初期化など) |
| 28 |
メモリーのテスト |
PCI バス |
| 50 |
PCI バスの列挙 |
| 51 |
PCI バスへのリソースの割り当て |
| 52 |
ホットプラグ PCI コントローラーの初期化 |
| 53 – 57 |
予約 (PCI バス) |
USB |
| 58 |
USB バスのリセット |
| 59 |
予約 (USB) |
ATA / ATAPI / SATA |
| 5A |
PATA / SATA バスと全デバイスのリセット |
| 5B |
予約 (ATA) |
SMBus |
| 5C |
SMBUS のリセット |
| 5D |
予約 (SMBUS) |
ローカルコンソール |
| 70 |
VGA コントローラーのリセット |
| 71 |
VGA コントローラーの無効化 |
| 72 |
VGA コントローラーの有効化 |
リモートコンソール |
| 78 |
コンソール・コントローラーのリセット |
| 79 |
コンソール・コントローラーの無効化 |
| 7A |
コンソール・コントローラーの有効化 |
キーボード (PS2 / USB) |
| 90 |
キーボードのリセット |
| 91 |
キーボードの無効化 |
| 92 |
キーボードの接続検出 |
| 93 |
キーボードの有効化 |
| 94 |
キーボード入力バッファーの初期化 |
| 95 |
キーボード・コントローラーへのセルフテスト指示 (PS/2 のみ) |
マウス (PS2 / USB) |
| 98 |
マウスのリセット |
| 99 |
マウスの無効化 |
| 9A |
マウスの接続検出 |
| 9B |
マウスの有効化 |
固定メディア (ハードディスクなど) |
| B0 |
固定メディアのリセット |
| B1 |
固定メディアの無効化 |
| B2 |
固定メディアの接続検出 (IDE ハードディスクの検出など) |
| B3 |
固定メディアの有効化 / 設定 |
リムーバブル・メディア |
| B8 |
リムーバブル・メディアのリセット |
| B9 |
リムーバブル・メディアの無効化 |
| BA |
リムーバブル・メディアの接続検出 (IDE CD-ROM の検出など) |
| BC |
リムーバブル・メディアの有効化 / 設定 |
| BDS |
| Dy |
ブート・セレクション y 試行 (y = 0 ~ 15) |
PEI コア |
| E0 |
PEIM への作業指示開始 (EFI_SW_PC_INIT_BEGIN EFI_SW_PEI_PC_HANDOFF_TO_NEXT に対する初回レポート発行) |
| E2 |
パーマネント・メモリー検出 |
| E1、E3 |
予約 (PEI / PEIM) |
DXE コア
|
| E4 |
DXE フェーズ開始 |
| E5 |
ドライバーへの作業指示開始 |
| E6 |
ドライバーへの接続開始 |
DXE ドライバー |
| E7 |
ユーザー入力待ち |
| E8 |
パスワード確認 |
| E9 |
BIOS セットアップ・プログラム開始 |
| EB |
レガシー・オプション ROM 呼び出し |
ランタイムフェーズ / EFI OS ブート |
| F4 |
スリープ状態開始 |
| F5 |
スリープ状態終了 |
| F8 |
EFI ブートサービス ExitBootServices() が呼び出されました |
| F9 |
EFI ランタイムサービス SetVirtualAddressMap() が呼び出されました |
| FA |
EFI ランタイムサービス ResetSystem() が呼び出されました |
PEIM / リカバリー |
| 30 |
ユーザーからの要求により、クライシスリカバリーが開始されました |
| 31 |
ソフトウェアにより、クライシスリカバリーが開始されました (flash 破損) |
| 34 |
リカバリーカプセル読み込み |
| 35 |
リカバリーカプセルに処理を引き継ぎ |
| 3F |
リカバー不能 |
|
一般的な ポート 80h POST 手順 ブートプロセス中のポート 80h コード値は、通常は増加していきます。若い番号のコードはプロセッサー周辺のサブシステム用で、大きな番号のコードは外部周辺機器用のコードです。一般的に、初期化の順序は、プロセッサー→メモリー→バス→入出力デバイス→ブートデバイス、となります。POST 手順はシステムごとに異なります。
| POST コード |
説明 |
| 21 |
チップセット・コンポーネントの初期化 |
| 22 |
メモリー DIMM からの SPD の読み出し |
| 23 |
メモリー DIMM の接続検出 |
| 25 |
メモリーの設定 |
| 28 |
メモリーのテスト |
| 34 |
リカバリーカプセル読み込み |
| E4 |
DXE フェーズ開始 |
| 12 |
アプリケーション・プロセッサーの初期化開始 |
| 13 |
SMM 初期化 |
| 50 |
PCI バスの列挙 |
| 51 |
PCI バスへのリソースの割り当て |
| 92 |
キーボードが接続されていることを検出 |
| 90 |
キーボードのリセット |
| 94 |
キーボード入力バッファーの初期化 |
| 95 |
キーボード・セルフ・テスト |
| EB |
ビデオ BIOS の呼び出し |
| 58 |
USB バスのリセット |
| 5A |
PATA / SATA バスと全デバイスのリセット |
| 92 |
キーボードが接続されていることを検出 |
| 90 |
キーボードのリセット |
| 94 |
キーボード入力バッファーの初期化 |
| 5A |
PATA / SATA バスと全デバイスのリセット |
| 28 |
メモリーのテスト |
| 90 |
キーボードのリセット |
| 94 |
キーボード入力バッファーの初期化 |
| E7 |
ユーザー入力待ち |
| 01 |
INT 19 |
| 00 |
ブート準備完了 |
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このコンテンツは以下の製品に適用されます:
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