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モバイル インテル® 82915GM/GMS, 82910GML グラフィックス・メモリー・コントローラー・ハブ (GMCH) には複数のディスプレイ・デバイスを接続することができます。この GMCH は 2 系統の画像出力経路をサポートしているため、1台もしくは同時に 2台のディスプレイ・デバイスに画像を出力することが可能です (例: 内蔵 LCD+TV, 内蔵 LCD+CRT)。
1 つのシステムに複数ディスプレイ・デバイスが存在することによって、幅広い設定オプションが利用できます。例えば、 2 つのディスプレイでそれぞれ異なる画像、画面解像度、色深度を設定し、独立して動作させることによって 2 画面分のデスクトップ・スペースを確保して作業することができます。他にも、別々のモニターに同じコンテンツを表示させる画面設定を利用することで、多くの聴衆に対してプレゼンテーションを見せるという使い方も可能です。
マルチモニターまたはマルチディスプレイ・サポートのシステム要件:
- システムの製造元によって 2 系統の画面出力系統を有効に設定されている内蔵モバイル インテル® 915GM/GMS, 910GML Express チップセット・ファミリーを搭載しているシステム。システムには外付けディスプレイ・デバイス用のコネクターが必要です。
- 2 つ、もしくはそれ以上のディスプレイ・デバイス (例: LVDS, DVI-I, DVI-D, HDTV, TV-out, CRT, フラットパネルなど)。各デバイスのサポートをシステム BIOS で有効化しなければならない場合があります。
- Microsoft Windows* 2000 または Windows* XP オペレーティング・システム。
- モバイル インテル® 915GM/GMS, 910GML Express チップセット・ファミリー用最新 グラフィックス・ドライバー がインストール済みであること。
注: GMCH グラフィックス・エンジンは拡張用の PCI Express* グラフィックス機器と同時に使用することは出来ません。
モバイル インテル 82915GM/GMS, 82910GML GMCH は下記のマルチモニター / マルチディスプレイ・モードに対応しています。
インテル® デュアル・ディスプレイ・クローン
- インテル・デュアル・ディスプレイ・クローンは、同じ表示内容を 2 台のディスプレイに同じ解像度、同じ色深度で表示させる機能です。ただし、リフレッシュ・レートは異なる設定が選べます。
- インテル® デュアル・ディスプレイ・クローンは様々な種類やサイズのディスプレイを、同時に使用することが可能で、パソコンに組み込みの液晶ディスプレイに表示させながら、オーバーヘッド・プロジェクター等の特定の解像度やリフレッシュ・レートにのみ対応したディスプレイを使用することが可能です。
- デュアル・ディスプレイ・クローンを有効にするには、[Mobile Intel® 915GM/GMS, 910GML Express Chipset Family プロパティ] ウィンドウの [デバイス] タブから、[Intel® デュアル・ディスプレイ・クローン] アイコンをクリックします。プライマリー・デバイスとセカンダリー・デバイスを選択して、[適用] をクリックしてください。

図 1:Windows* XP の [詳細設定] > [画面のプロパティ] > Intel® Graphics [デバイス] タブでのインテル® デュアル・ディスプレイ・クローン
拡張デスクトップ
- 拡張デスクトップとは 2 系統の映像出力を持つ 1 つのアダプターとして、複数のディスプレイへの画面出力をサポートする機能です。
- マルチモニターを使用する利点の一つは、2 台分のディスプレイの広さを利用して、Windows* のデスクトップ画面を、1 台のディスプレイで使用している場合よりも大きく表示させることが可能であるという点です。
- [コントロール パネル] の [画面] アプレット、もしくは [Mobile Intel® 915GM/GMS, 910GML Express Chipset Family プロパティ] ウィンドウの [デバイス] タブから、ディスプレイに表示させる画面のサイズと、それぞれのモニターの相対位置を設定することができます。(図 2)
- 使用しているアプリケーションのウィンドウを、現在のディスプレイから、他のモニターに移動させることが可能です。またアプリケーションのウィンドウを大きくして、複数のディスプレイにまたがった状態で表示させることも可能です。
- 拡張デスクトップを有効にするには、[Mobile Intel® 915GM/GMS, 910GML Express Chipset Family プロパティ] ウィンドウの [デバイス] タブから、[拡張デスクトップ] アイコンをクリックします。次に [プライマリ デバイス] と [セカンダリ デバイス] をそれぞれ選択してから [適用] をクリックしてください。

図 2: Windows* XP の [詳細設定] > [画面のプロパティ] > Intel® Graphics [Devices] タブでの拡張デスクトップ
- 表示のオプションは直接 Windows* のデスクトップからも設定できます。デスクトップ上で右クリックして、[グラフィック オプション] をクリックしてください。[出力先] 設定のリストが表示されます。(図 3)

図 3: Windows* XP のデスクトップ上に表示された表示オプション
- マルチモニター環境では、アプリケーション・ソフトが予期せぬ動作をする可能性があります:
- GDI (Graphics Device Interface) を使用する標準的な Windows* アプリケーションでは、それぞれのディスプレイに表示させる画像を、各々接続されているディスプレイのハードウェア機能を利用して処理させています。
- 複数のモニターにまたがるように表示している場合や、Microsoft* DirectX*、Direct3D*、DirectDraw* を使用するアプリケーションの場合、ソフトウェア側で処理されます。
- OpenGL* を使用したアプリケーションにおいて、1つのディスプレイがハードウェア処理で、もう一方のディスプレイで予期しないエラーが発生したり、ソフトウェア処理をされている場合、強制終了する場合があります。
- フルスクリーンのコマンド・プロンプトや MS-DOS* のアプリケーション・ソフトは、プライマリー・デバイスに設定されたディスプレイでのみ表示されます。
デュアルパイプ・パンニング
- パンニングは、表示解像度がディスプレイのタイプより大きい場合に有効になります (例: 固定された解像度や最大解像度の低い内蔵 LCD や TV など)。
- デュアルパイプ・パンニングは、大きな高解像度スクリーンの一部を、より小さなスクリーンでズームインして表示するための機能です。
- ズームされた画面は、マウスカーソルの移動に追従します。それぞれの画面のサイズが異なる場合、マウスカーソルはそれぞれの画面の異なる位置に表示されます。
- 小さいスクリーンのズームイン領域では、カーソルは通常通り動作します。小さいスクリーンの端にカーソルが移動すると、画像がカーソル方向に向かって移動 (パン) します。移動は全画面の端に到達するまで続きます。これは大きな画面には影響しません。小さなスクリーンの状態に関わらず、同じ状態で表示されます。
- デュアルパイプ・パンニングを有効にするには、まずインテル・デュアル・ディスプレイ・クローンまたは拡張デスクトップを有効にします。次に、いずれかのディスプレイで対応しているより大きい解像度に設定してから [適用] をクリックしてください。解像度が低いデバイスがパンされるようになります。
関連トピック
インテル 82915G/82910GL グラフィックス・メモリー・コントローラー・ハブ (GMCH) データシート
オペレーティング システム:
| Windows* 2000, Windows* XP Professional, Windows* XP Home Edition, Windows* XP Tablet PC Edition, Windows* XP Media Center Edition |
このコンテンツは以下の製品に適用されます:
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