インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、本日、革新的なインテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem に基づくエンタープライズ向けマイクロプロセッサー 17 製品を発表しました。
今回発表の新製品「インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台」(開発コード名:Nehalem-EP)は、インテルが約 15 年前にサーバー市場に向けてインテル® Pentium® Pro プロセッサーを投入して以来、技術的に最も革新的なエンタープライズ向けマイクロプロセッサーです。本日、都内で開催された新製品説明会では、国内外のシステム・メーカー 17 社が、このインテル® Xeon® プロセッサー搭載のサーバーおよびワークステーション新製品 17 システムを紹介しました。システム・メーカーやソフトウェア・メーカー、サービス・プロバイダー、企業ユーザー、最先端の研究機関は、この革新的なエンタープライズ向けプロセッサーの登場に対して高い期待を表明しています(各社のコメントは添付資料を参照してください)。
(添付資料)
添付資料 1. システム・メーカー様
添付資料 2. ソフトウェア・メーカー様およびサービス・プロバイダー様
添付資料 3. エンドユーザー様
今回発表のインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー、ハイパー・スレッディング・テクノロジー、コア毎のパワーゲート機能、実行効率を向上したインテル® バーチャライゼーション・テクノロジーなど複数の画期的な技術を導入することで様々なワークロードへの柔軟な対応を可能にします。
インテル コーポレーション 上席副社長 兼 デジタル・エンタープライズ事業本部長のパット・ゲルシンガーは「インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、この先 10 年間にわたって革新の基盤となるでしょう。新プロセッサーは性能、仮想化および作業負荷管理において画期的な進歩を遂げており、世界中の非常に複雑な課題を解決する機会を創出し、科学やテクノロジーにおける限界を押し広げるでしょう」と述べています。
革新的機能を実現した新世代のインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台
30 以上の世界新記録 *1 を達成したインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、現行のインテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台に比べ 2 倍以上の処理能力を達成し、2 ソケット・サーバーの性能における新しい基準を築きました。整数演算の SPECint*_rate_base2006 ベンチマーク、および浮動少数演算の SPECfp*_rate_base2006 ベンチマークにおいて、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台を搭載した富士通製 PRIMERGY サーバー・プラットフォームがそれぞれ 240、194 のスコアを記録しました。データベース・パフォーマンスを測定する TPC*-C ベンチマークでは、Oracle 11g Database を用いたインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台を搭載した HP ProLiant DL370 G6 サーバーが 631,766tpmC のスコアを記録し、これまでの記録を塗り替えました。仮想化環境におけるアプリケーション性能を測定する VMmark* ベンチマークにおいて、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台を搭載した Dell PowerEdge R710 プラットフォームが、前世代のインテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台の記録を 150 パーセント上回る 16 タイルで 23.55 を記録し、新記録を達成しました。
インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台の新機能であるインテル® ターボ・ブースト・テクノロジーは必要に応じてプロセッサーの動作周波数を動的に変化させることで状況に合わせた処理性能を発揮します。また、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は自動で電力効率を高める機能を備えているため、ユーザーは電力コストの低減を図ることができます。新製品はアイドル時の消費電力を、現行製品に比べて50パーセント削減し、わずか 10 ワットに抑えました。
インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は最大 15 段階の動作状態を自動的に切り替えるインテリジェンス機能も備えています。これにより性能に影響を与えず、スループットに応じてリアルタイムでシステム電力消費の制御を行い、大幅な電力管理機能の向上を実現します。その他のインテリジェンス機能とも相まって、既存のシステムからインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台ベースのシステムへの円滑な移行を求めるユーザーの総保有コスト(TCO)の最適化を実現します。現在の厳しい経済状況においても、顧客は従来のインテル® Xeon® プロセッサー搭載サーバーを新しいインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台ベースのサーバーに置き換えた場合、約 8 ヶ月で投資を回収することができます。
新しい組込み機器向けプロセッサーを発表
インテルはまた組込み市場向けにも新製品を発表しました。インテル® Xeon® プロセッサー L5518、および L5508 は通信市場向けに最適化されたインテル® Xeon® プロセッサーです。新プロセッサーは通信インフラストラクチャ-、セキュリティー、ストレージ、医療アプリケーションや、高可用性ラック・サーバー向けのブレードや装置など、小型で温度条件の厳しい環境下での利用を目的とした製品や、モジュラー・ルーターや潜水艦技術など独自仕様が求められる機器にも応用することができます。新しい通信市場向けおよび組込み用プロセッサーは、7 年の延長ライフサイクル・サポートを提供し、WiMAX、ビデオ・オン・デマンド、ホログラフィック通信など将来の技術に対応します。
製品仕様と価格
| 製品名 | 動作 周波数 (GHz) | L3 キャッシュ | インテルQPI (GT/s) | TDP (W) | 対応 メモリー | インテル® ターボ ・ブースト ・テクノロジー | インテル® ハイパー ・スレッディング ・テクノロジー | コア数 | 価格(円) (1千個 受注時) *** |
インテル® Xeon® プロセッサー W5580 | 3.20 | 8 | 6.4 | 130 | DDR3 1333 | 対応 | 対応 | 4 | 155,770 |
インテル® Xeon® プロセッサー W3570 (1S) | DDR3 1066 | 97,260 |
インテル® Xeon® プロセッサー W3540 (1S) | 2.93 | 4.8 | 54,710 |
インテル® Xeon® プロセッサー W3520 (1S) | 2.66 | 27,650 |
インテル® Xeon® プロセッサー X5570 | 2.93 | 6.4 | 95 | DDR3 1333 | 134,930 |
インテル® Xeon® プロセッサー X5560 | 2.80 | 114,100 |
インテル® Xeon® プロセッサー X5550 | 2.66 | 93,270 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5540 | 2.53 | 5.86 | 80 | DDR3 1066 | 72,430 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5530 | 2.40 | 51,600 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5520 | 2.26 | 36,310 |
インテル® Xeon® プロセッサー L5520 | 60 | 51,600 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5506 | 2.13 | 4 | 4.8 | 80 | DDR3 800 | 非対応 | 非対応 | 25,900 |
インテル® Xeon® プロセッサー L5506 | 60 | 41,180 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5504 | 2.00 | 8 | 80 | 21,810 |
インテル® Xeon® プロセッサー E5502 | 1.86 | 4 | 2 | 18,300 |
インテル® Xeon® プロセッサーに関する詳しい情報は、
http://www.intel.co.jp/jp/go/xeon/ をご覧ください。
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアチブを推進していきます。インテルの情報は、
http://www.intel.co.jp をご覧下さい。
以上
* インテル、Xeon、Intel ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
** 本価格は OEM 向け出荷価格です。小売製品の価格は異なります。
*1. 2009 年 3 月 30 日現在、2 ソケット x86 サーバー・プラットフォームにおいて、テスト環境の詳細は、
wwww.intel.com/performance/server/xeon/summary.htm(英語)をご覧ください。
性能に関するテストや評価は、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、またはそれらを組み合わせて行ったものであり、このテストによるインテル製品の性能の概算の値を表しているものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。システムやコンポーネントの購入を検討される場合は、ほかの情報も参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。インテル製品の性能評価についてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、
http://www.intel.com/performance/resources/benchmark_limitations.htm(英語)を参照していただくか、1-800-628-8686 または 1-916-356-3104 (アメリカ合衆国)までご連絡ください。