インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役共同社長 吉田 和正 / ロビー・スウィヌン)は本日、クアッドコア(1 つのプロセッサー内にコンピューターの頭脳であるコアを 4 つ搭載)製品であるインテル® Xeon® プロセッサー 5300 番台および新しいインテル Core™2 Extreme プロセッサー製品群を発表しました。これは、マルチコア PC 時代の幕開けを意味します。これらのクアッドコア製品は、汎用サーバー、ワークステーション、デジタルコンテンツ制作、ハイエンドのゲームなど、絶対的に高いパフォーマンスが求められる市場分野にとって不可欠である、卓越したスピードと応答性を提供します。
インテルは、4 年前にインテル ハイパースレッデイング・テクノロジーによりマルチコア技術への移行を開始し、昨年 4 月には業界初となるデスクトップ PC 向けにデュアルコア・プロセッサーを市場へ投入しました。最近では、高い性能と優れた電力効率を両立する画期的なインテル Core マイクロアーキテクチャーをベースに、40 を超える新しいプロセッサーを投入し、全製品ラインナップを刷新しています。
インテル コーポレーション 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のポール・オッテリーニは、「本日の発表は、次世代のコンピューティングを創造します。クアッドコア・プロセッサーは、科学技術、エンターテインメント、ビジネス等、さまざまな分野に新たな可能性をもたらすでしょう。私は、このインテルの社員が成し遂げた偉大な結果をたいへん誇りに思います」と述べています。
インテルは、シリコン・プロセス、製造技術、革新的で緻密な製品設計、数多くのソフトウェア開発ツールおよびプログラムに継続的な投資を行うことで、コンピューターの進化における次のステップを、できるかぎり迅速かつ容易に実現しています。
◇クアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300 番台
新しいクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300 番台は、以下のような主要な業界標準ベンチマーク
1 で世界記録を刷新し、デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5100 番台でインテルが築いた業界においてのリーダーシップをさらに堅固にする製品です。
- BEA JRockit JVM を搭載する Dell PowerEdge 2950 サーバーは、SPECjbb2005 ベンチマークで、2 位を 61%上回る 210,0652 BOPS の結果を出し、これまでの記録を塗りかえました。
- 富士通シーメンス・コンピューターズ* 社製 PRIMERGY TX300 S3 は、整数演算のスループットを測定する SPECint*_rate_base2000 ベンチマークで、前回を 63%上回る 2003 を達成し、世界記録を樹立しました。
- HP ProLiant ML370 G5 サーバーは、データベース・パフォーマンスを測定する TPC-C ベンチマークにおいて、$1.85/tpmC で 240,7374 tpmC のスコアを記録し、前回から 42%と大幅に更新しました。
- IBM System x3650 サーバーは、先駆的な HPC ベンチマークである LS-DYNA 3 の自動車衝突ワークロードで、シングルノード・パフォーマンス5 の新記録を達成しました。
加えて、各コンピューター・メーカーから、SAP-SD 2-Tier
6、SPECWeb 2005
7、SPECfp _rate_base2000
8、Fluent
9 および SPECapc 3dsmax Rendering
10 ベンチマークにおける記録更新
1 が発表されています。これらのチップは、高性能かつ高密度で、電力効率に優れた汎用サーバー向けの最速プロセッサー
11 のパフォーマンスを、最大 2.5 倍まで向上させます。
日本国内においては、以下のシステム・メーカーが、最新のクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300 番台を搭載したサーバー / ワークステーションを、2006 年中に発表する予定です。
<システム・メーカー>(五十音順)
デル株式会社、株式会社東芝、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本電気株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300 番台搭載のサーバーは、サーバー仮想化技術により、他の標準的な量産型デュアルプロセッサー・サーバーのプラットフォームに比べて、飛躍的な性能差をもたらします。このクアッドコア インテル Xeon プロセッサーは、5 ヶ月足らず前に発表されたデュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5100 番台と同じ熱設計枠内かつ同等のコストで、最大 50%のパフォーマンスの向上を実現します。
本日発表された、4 つの Xeon プロセッサーの動作周波数は 1.60GHz から 2.66GHz で、フロントサイド・バス(FSB)の動作周波数は 1066MHz から 1333MHz、熱設計電力(TDP)は 80 ワット、または性能に対して最適化されたオプションによる 120 ワットとなっています。インテルは、2007 年第 1 四半期に、クアッドコア Xeon プロセッサーをさらに 2 製品提供する予定です。これには、超高密度で実装されるラックマウント用に、熱設計電力がわずか 50 ワットに抑えられた低電圧製品と、シングルソケットのワークステーションならびにサーバー用に設計された製品が含まれます。
◇インテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700
本日発表されたインテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700 は、世界初のクアッドコアのデスクトップ PC 向けプロセッサーです。同製品は、既存のインテル Core 2 Extreme プロセッサー X6800 より最大 80%高速化
12 されています。今日のゲームや高度にスレッド化された将来のゲームに理想的なインテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700 は、2.66GHz で動作し、システム・バスは 1066MHz で、既存のインテル 975X Express チップセットと組み合わせて利用されます。
日本国内においては、以下のシステム・メーカーおよびチャネル企業が、インテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700 搭載システムの製品化を計画しています。
<システム・メーカー>(五十音順)
エプソンダイレクト株式会社、株式会社ソーテック、デル株式会社
<チャネル企業>(五十音順)
アプライド株式会社、アロシステム株式会社、株式会社 MCJ、株式会社 KOUZIRO、株式会社サイコム、株式会社サードウェーブ、九十九電機株式会社、株式会社ブレス
さらに、インテルは、2007 年第 1 四半期に、インテル Core 2 Quad プロセッサーのブランド名で、普及価格帯向けにクアッドコア・プロセッサーを投入する予定です。このプロセッサーは、エンターテインメント、ゲームおよびマルチメディアなど高いプロセッサー性能を要求する分野において、高度にスレッド化されたプログラムの処理に適した製品です。
◇価格
| 製品名 | 価格 (1千個受注時) |
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー X5355 動作周波数:2.66GHz、 1333MHz システム・バス、 8MB L2 キャッシュ搭載、120W TDP | @140,850 円 |
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー E5345 動作周波数:2.33GHz、 1333MHz システム・バス、 8MB L2 キャッシュ搭載、80W TDP | @102,270 円 |
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー E5320 動作周波数:1.86GHz、 1066MHz システム・バス、 8MB L2 キャッシュ搭載、80W TDP | @82,920 円 |
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー E5310 動作周波数:1.60GHz、 1066MHz システム・バス、 8MB L2 キャッシュ搭載、80W TDP | @54,680 円 |
インテル Core 2 Extreme プロセッサー QX6700 動作周波数:2.66GHz、 1066MHz システム・バス、 8MB L2 キャッシュ搭載、130W TDP | @120,060 円 |
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアティブを推進していきます。インテルの情報は、
www.intel.com/pressroom (英語) で入手できます。
なお、免責事項に関しましては
添付資料をご覧ください。
以上
* インテル、Intel Core、Xeon およびインテルロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。