プレスリリース
インテル プレスリリース
インテル
マルチコア・サーバ・プラットフォームを出荷開始


2005 年 10 月 11 日

インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役共同社長 グレッグ・ピアーソン / 吉田 和正)は、エントリー・レベルのデュアル・プロセッサ・サーバ向けに、デュアルコアおよびインテル(R) ハイパー・スレッディング・テクノロジに対応した、初のインテル(R) Xeon(R) プロセッサ「デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサ」を発表しました。この新製品は、サーバ用のマルチスレッド・サーバ・アプリケーションの性能や応答速度の向上に貢献します。

インテル コーポレーション サーバ・プラットフォーム事業部長のカーク・スコーゲンは「インテル初のサーバ向けデュアルコア・プロセッサの出荷開始は、強力なロードマップに基づいたサーバ向けマルチコア製品の提供開始を示すものであり、CIO や IT マネジャは、この革新的な技術から生まれる機能を活用して、事業の成長や変革を図ることができるようになります」と述べています。

今回発表されたデュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサは、現行のデュアル・プロセッサ構成の 64 ビット・サーバに比べ、性能を最大 50% 向上させます*1。インテルは、2006 年初頭に新しいサーバ・プラットフォーム(開発コード名:Bensley)を発表する予定です。このプラットフォームは、デュアルコアのインテル Xeon プロセッサ(開発コード名:Dempsey)と、新しいチップセット(開発コード名:Blackford)、そしてデータセンタにおけるサーバの保守管理性、IT の生産性、性能を向上させる技術により構成されています。

新しいデュアルコア インテル Xeon プロセッサを搭載した高性能なサーバ・プラットフォームは、本日より入手可能となります。また、マルチプロセッサ・サーバ向けデュアルコア インテル Xeon プロセッサ 7000 番台(開発コード名:Paxville)も、今後 60 日以内に出荷される予定です。

国内では、デル、日本ヒューレット・パッカード、富士通といったシステム・メーカ各社、およびエッチ・アイ・ティー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 清水 正人)、日本コンピューティングシステム(本社:東京都台東区、代表取締役社長 岩本 修)などのチャネル企業各社が本日発表された最新のデュアルコア インテル Xeon プロセッサ 2.80GHz を搭載したサーバ / ワークステーションを、本日もしくは、30 日以内に製品化する計画です。

インテルはマルチコア・プロセッサの提供に加えて、インテル ハイパー・スレッディング・テクノロジや仮想化、セキュリティ、管理技術など数々の技術をシリコンに実装しています。インテル ハイパー・スレッディング・テクノロジを利用したデュアルコア・プロセッシングにより、1 つのコアが“論理的に”2 つのコアとして機能し、1 つの論理コアを持つプロセッサと比較して、同一時間内で処理できるトランザクション数が飛躍的に増加します。ハイパー・スレッディング・テクノロジにより、1 つのデュアルコア・プロセッサで、同時に 4 つのソフトウエア・スレッドを実行することができます。サーバに搭載されるプロセッサの数を増やすことにより、サポートされるスレッド数が増加し、システム全体の性能を向上させることが可能となります。

◇プラットフォームごとの処理能力

 プラットフォーム
当たりのプロセッサ数
プラットフォーム
当たりのコア数
プラットフォーム
当たりのスレッド数
デュアルコア
インテル Xeon プロセッサ
2.80GHz
248
デュアルコア
インテル Xeon プロセッサ
7000 番台
最大 32最大 64最大 128
Dempsey* プロセッサ248
Montecito* プロセッサ最大 512最大 1024最大 2048
* 開発コードネーム

本日発売された、デュアルコア インテル Xeon プロセッサは 2.80GHz で動作し、800MHz のシステム・バスと 1 コア当たり 2MB のレベル 2 キャッシュを備えています。チップセットは、インテル(R) E7520 チップセットを使用します。各コアがそれぞれのキャッシュを備えているため、システム・バス上のデータ転送量が軽減され、各コアのデータ・アクセスが高速化されます。同プロセッサではこの他、インテル(R) EM64T、ハイパー・スレッディング・テクノロジ、エグゼキュート・ディスエーブル・ビット(Execute Disable Bit)、デマンド・ベース・スイッチング(DBS)などの技術を搭載しています。このプロセッサを搭載したサーバは、ウェブサーバ、インフラストラクチャ、e メールなどのアプリケーションの利用に適しています。

今後 60 日以内に出荷を予定している、マルチプロセッサ・サーバ向けのデュアルコア インテル Xeon プロセッサ 7000 番台は、最高 3GHz で動作し、800MHz システム・バス対応の新製品、インテル(R) E8501 チップセットと、667MHz システム・バス対応の現行のインテル(R) E8500 チップセットの両方をサポートしています。同プラットフォームはまた、独立した 2 つのシステム・バス、DDR2 メモリ、PCI Express、メモリ RAID および I/O などの技術もサポートします。初期のパフォーマンス測定結果によると、この新しいプラットフォームは従来製品に比べ、性能が最大 60% 向上しています*2。このサーバ・プラットフォームは、データベースや金融サービス、サプライチェーン・マネジメントなど、中間層のエンタープライズ・アプリケーションを対象にしています。

インテルは、さらに 3 つのサーバ・プラットフォームを提供し、デュアルコア・サーバ / ワークステーション製品ラインナップを拡充する予定です。2005 年末には、デュアルコア対応 インテル(R) Itanium(R) プロセッサを出荷する予定です。また、2006 年上半期には、ボリューム・プラットフォーム向けデュアルコア インテル Xeon プロセッサや、省電力版のデュアルコア インテル Xeon プロセッサを提供する予定です。これらすべてのシステムは、現在、評価用プラットフォームとしてすでに出荷されています。

◇価格および出荷開始時期について

本日発表された新製品の価格および出荷開始時期は以下の通りです。

製品名価格
(1千個受注時)
量産出荷
開始時期
デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサ
2.80GHz
@116,500円2005年10月11日

今後出荷予定のマルチプロセッサ・サーバ向けデュアルコア インテル Xeon プロセッサ 7000 番台の価格および出荷情報は、60 日以内に提供される予定です。

世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク / コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。

以上

*1 www.spec.org (英語) に提出された SPECint_rate_base2000 ベンチマークの測定結果。
- ベースライン・プラットフォームのシステム構成:2 つの 64 ビット インテル(R) Xeon(R) プロセッサ 3.60 GHz / 2MB L2 キャッシュ、800MHz システム・バス、RAM に 8 つの 512MB ECC PC2-3200 DIMM、OS に Microsoft* Windows* Server 2003 Standard Edition を搭載した IBM* eServer xSeries 346 サーバ・プラットフォーム。インテル(R) コンパイラ 8.1 でバイナリを生成。詳細は http://www.spec.org/cpu2000/results/res2005q2/cpu2000-20050514-04113.html (英語) をご参照ください。

- 新しいプラットフォームのシステム構成:2 つのデュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサ 2.80GHz / 2MB L2 キャッシュ、800MHzシステム・バス、4 GB DDR2 メモリ、および Microsoft* Windows* Server 2003 Standard Edition を搭載した IBM* eServer xSeries 346 サーバ・プラットフォーム。Intel C/C++ Compiler 9.0 for 32-bit applications, Intel Fortran Compiler 9.0 (20050624Z) for 32-bit applications, Microsoft* Visual Studio.NET, MicroQuill Smartheap Library 7.30 でバイナリを生成。より詳細な情報については、http://www.intel.com/performance/server/xeon/index.htm (英語) をご参照ください。測定結果はハードウェアおよびソフトウェアの設定によって異なります。

*2 パフォーマンスは、Java パフォーマンスのインテル社内測定結果に基づく。
- ベースライン・プラットフォームのシステム構成:4 つの 64 ビット インテル(R) Xeon(R) プロセッサ MP 3.33 GHz / 8M L3 キャッシュ、インテル(R) E8500 チップセットを搭載し、インテル(R) ハイパー・スレッディング・テクノロジを有効にした、インテル(R) サーバ・プラットフォーム。

- 新しいプラットフォームのシステム構成:4つのインテル(R) Xeon(R) プロセッサ((開発コードネーム: Paxville)およびインテル(R) E8501 チップセットを搭載し、インテル(R) ハイパー・スレッディング・テクノロジを有効にした、プリ・プロダクション版の新しいインテル(R) サーバ・プラットフォーム。

注)性能に関するテストや評価は、一定のコンピュータ・システム、コンポーネンツ、またはそれらを組み合わせて行ったものであり、このテストによるインテル製品の性能の概算の値を表しているものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成等の違いにより、実際の性能は本サイトの性能テストや評価とは異なる場合があります。購入を予定しているシステムやコンポーネンツの性能については、他者の情報も併せて参照されることをおすすめします。インテル製品の性能評価についてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、www.intel.com/performance/resources/limits.htm (英語) をご参照ください。