プレスリリース
インテル プレスリリース
シリアル ATA ワーキング・グループ
2 種類の重要な仕様の策定
~ 転送速度を 2 倍の 3G ビット / 秒(Gbps)にする仕様と
ケーブル / コネクタ・ソリューションの新しい仕様を規定 ~

2004 年 4 月 21 日
<ご参考資料>
* 2004 年 4 月 20 日にスペインで発表されたプレスリリースの抄訳です。

シリアル ATA ワーキング・グループは、スペイン・バルセロナで開催中のインテル・デベロッパ・フォーラム(IDF)で、仕様策定に関して、2 種類の重要な成果を発表しました。今回発表された成果は、シリアル ATA の転送速度を 2 倍にする仕様と、新しいアプリケーションや利用モデルを創出するケーブル / コネクタの新しいソリューションに関する仕様です。

シリアル ATA の第 2 世代の転送速度になる 3G ビット / 秒(Gbps)の仕様が完成し、この候補案が現在、承認段階に入りました。第 2 世代の速度は 3Gbps(300M バイト / 秒)となり、第 1 世代のシリアル ATA の速度、1.5 Gbps(150M バイト / 秒)の 2 倍になります。

3Gbps の転送速度に対応したシリアル ATA 製品は、すでに数多く発表されています。約 30 日にわたる過程を経て、仕様の承認が下りると、仕様に準拠したこれらの製品は、3Gbps シリアル ATA 製品として販売されます。

また今回の機能拡張における特筆すべき特徴の 1 つとして、新しいケーブルやコネクタを用いることなく、より高速な信号速度をサポートできることか挙げられます。

今回の新しい PHY の仕様では、従来のシリアル ATA1.0 仕様で規定されていた内蔵ストレージ接続向け PHY の速度を 2 倍に高速化したほか、データ・センタ向けに外部接続用の長い距離にも対応する高性能版の仕様も規定しています。新しい仕様で規定されている外部ストレージ接続向けの PHY は、ダイレクト・アタッチ・ストレージ接続のためではなく、ボックス間をつなぐアプリケーションのために規定されたもので、SAS(シリアル・アタッチド SCSI)の PHY の電気的パラメータにも適合するように規定されています。

また今回の IDF では、ケーブルやコネクタの新しい機能拡張を規定した、ケーブル / コネクタ仕様ボリューム 2 の策定が完了し、候補案が承認過程に入ったことが発表されました。

ケーブル / コネクタ仕様ボリューム 2 に追加されたケーブルの新機能は次の通りです。

  • 複数の内部ホスト・ポートと、内部デバイスもしくは短距離のバックプレーンとの効率的な接続を可能にする内蔵用のマルチレーン・ケーブルおよびコネクタ一式

  • 外部ストレージの接続にシリアル ATA を利用できるようにする、家庭用外部ケーブおよびコネクタ・ソリューション

  • データ・センタで利用される機器の間で複数のシリアル ATA チャネルを接続できるようにするデータ・センタ用外部マルチレーン・ケーブルおよびコネクタ・ソリューション

この新しいケーブル / コネクタ技術を採用した製品は、今年中に発表される予定です。

先月行われたプラグ・フェストでは、57 社から 200 名を超える参加者を集め、業界でシリアル ATA の普及が急速に進んでいることが明確になりました。米国コロラド州で 2 日半にわたり開催されたプラグ・フェストでは、相互接続性に関して 673 の取り組みが締結されました。プラグ・フェストは、PMC Sierra、Marvel、Silicon Image がスポンサを務めています。シリアル ATA ワーキング・グループのメンバか否かに関わらず参加費は無料です。

◇シリアル ATA ワーキング・グループについて

シリアル ATA ワーキング・グループは、シリアル ATA 1.0 ワーキング・グループとシリアル ATA II ワーキング・グループで構成されています。シリアル ATA 1.0 ワーキング・グループは 2000 年 2 月にデスクトップ・アプリケーション用のシリアル ATA 仕様を規定するために発足しました。プロモータ・グループの Dell、インテル、Maxtor、Seagate、Vitesse を含め 153 社が加盟しています。シリアル ATA II ワーキング・グループは、2002 年 2 月にサーバやネットワーク・ストレージ市場の要望に応え、次世代の転送速度を策定するために発足しました。シリアル ATA ワーキング・グループについての情報は、www.serialata.org (英語) で入手できます。

以上