プレスリリース
インテル プレスリリース
インテルの Itanium(TM) アーキテクチャ
世界で最高レベルの科学系コンピューティング・システムに採用

~ 3,300 個のプロセッサにより毎秒 13.6 兆回以上の演算能力を実現 ~

2001 年 8 月 10 日


<ご参考資料>
* 2001 年 8 月 9 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、Itanium(TM)(アイテニアム(TM))ファミリのプロセッサが、世界で最大規模になると予想される科学系分散コンピューティング・システムの構築に採用されると発表しました。“TeraGrid(テラグリッド)”と呼ばれるこのコンピューティング・ システムは、Distributed Terascale Facility(DTF:分散型テラ級施設)の構築を通じて複雑な科学的調査に取り組むために、国立科学財団(NSF)より 4 つの米国施設に与えられた、5,300 万ドルの資金の一部により構築されます。テラグリッドは、全体で 3,300 個以上のインテル Itanium プロセッサを搭載した複数のコンピュータをリンクし、毎秒 13.6 兆回以上の演算実行能力(13.6 テラ flops)を持ち、450 兆バイトの情報の保存、アクセスおよび共有が可能です。

テラグリッドには米国中の研究者がアクセスできるため、最も複雑な科学問題をより迅速に分析、シミュレートでき、解決に導くと期待されています。研究分野としては、疾患検出のための分子モデリング、治療法、治療薬の発見や、自動車事故シミュレーション、代替エネルギー源の研究、より正確な天気を予想するための天候および大気シミュレーションなどがあげられます。

インテル コーポレーション 副社長 兼 エンタープライズ プラットフォーム グループ 副本部長のアビ・タルウォーカーは、「Itanium プロセッサ ファミリは高性能計算処理の分野に新しいレベルの性能と拡張性を、低コストで提供します。本日の NSF アワードは Itanium テクノロジへの支持を示す大きな出来事です。私たちは科学的発見の前進を促進するためにインテル製品が役立っていることを誇りに思います」と述べています。

本日発表されたシステムは、そのスピードと分散モデルであること、そして複合的にネットワークでつながれた複数の場所に設置されることから、“TeraGrid(テラグリッド)”と呼ばれています。このシステムは、1 秒当たり何兆回もの浮動小数点演算(テラ flops)を実行し、何兆バイト(テラバイト)もの情報を保存することが可能な“テラ”レベルの性能を実現します。また、グリッド(格子目)は、このシステムが電気や水など公共設備のように、様々な研究者が必要に応じてハードウェア、ソフトウェアおよび情報を共有しながら、相互にシステムにアクセスし共同作業することが可能であることを意味しています。

2002 年に完成する予定のテラグリッドは、科学研究施設に使用されるものとしては最も総合的なコンピューティング・インフラストラクチャとなる予定です。このシステムは、National Center for Supercomputing Applications(NCSA)に配置されている、1 テラ flop の演算能力を持つ、300 個以上の Itanium プロセッサを利用したソリューションを基に構築されます。テラグリッドはインテルの Itanium プロセッサならびに“McKinley”(マッキンリ)プロセッサを搭載します。“McKinley”は、インテル Itanium プロセッサ ファミリの 2 番目の製品の開発コード名で、2002 年の発表を予定しています。

DTF コンピューティング・ システムの大部分はシャンペーン・アーバナにあるイリノイ大学の NCSA に構築されます。NCSA の DTF パートナには、Itanium 搭載システムを設置する、サンディエゴにあるカリフォルニア大学のサンディエゴ・スーパーコンピュータ・センタ、シカゴのアルゴンヌ国立研究所、パサディナのカリフォルニア工科大学の 3 つの研究施設があります。

システムは Linux OS 搭載の IBM クラスタサーバで構成され、Qwest の高速光伝送ネットワークで接続されます。インテルは IBM システム内のプロセッサだけでなく、重要なコンパイラ、ソフトウェア、ツール類およびエンジニアリング・デザインならびにチューニング・サポート・サービスをテラグリッドに提供します。

Itanium アーキテクチャ・デザインは、テラバイト級の情報の高速処理および複雑な計算処理の能力を躍進させるものです。Itanium ベースのソリューションは、複雑で、数値演算の多いアプリケーションに対して、多くの RISC プロセッサ搭載システムの実績やベンチマーク結果に勝る、高レベルの浮動小数点性能を提供します。Itanium プロセッサの浮動小数点エンジンは、毎秒最大 64 億回の処理が可能で、システムメモリの帯域幅も拡張されています。

世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク / コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルの情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

以上

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