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インテル プレスリリース
インテル
ノートブック PC を進化させる
新しいモバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ - M を発表

~ 0.13 ミクロン・プロセス技術などの先進テクノロジによりさらなる高性能と低消費電力を実現 ~

2001 年 7 月 31 日


インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 ジョン・アントン)は、モバイル PC の性能を大幅に向上させるインテルの先進的 0.13 ミクロン(130 ナノメータ)・プロセス技術に基づいた 5 つの新しいプロセッサを発表しました。新しいモバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ - M ファミリは、性能の向上、消費電力の削減、および電池駆動時間の改善のために、数々のアーキテクチャ上の強化が図られています。これらの新製品は、現在量産出荷中で、モバイル・プロセッサとして業界最速となる 1.13GHz で動作します。

インテルは、また、拡張性に優れコスト効率の高い、新しいモバイル インテル(R) 830 チップセット ファミリも発表しました。この新しいチップセットとモバイル・プロセッサの組み合わせにより、PC メーカは、より軽量・薄型で、より長い電池駆動時間を実現する、業界で最も革新的で高性能なノートブックを設計することが可能になります。

インテル コーポレーション 副社長 兼 モバイル・プラットフォーム事業本部長のフランク・スピンドラーは、「インテルは、半導体技術におけるリーダシップ、先進のモバイル・プロセッサ技術、そして新しいモバイル チップセット ファミリにより、モバイル PC の市場に最高性能と低消費電力を提供します。驚異的な性能、より長い電池駆動時間、そしてワイヤレス接続など、モバイル PC は、Pentium III プロセッサ - M 搭載システムとともに、大きな進化を達成しました」と述べています。

◇ インテルの先進的 0.13 ミクロン・プロセス技術

インテルは、先進的な 0.13 ミクロン・プロセス技術を採用することにより、業界で最速となるトランジスタを製造することができます。また、高速な銅配線を採用することにより、プロセッサ内部におけるデータの流れをより速くすることで消費電力を抑えつつ、性能をさらに高めています。

インテルの 0.13 ミクロン・プロセス技術に基づいたプロセッサは、これまでの 0.18 ミクロン・プロセスに比べて、消費電力を最大 40%削減すると同時に、性能を最大 20%向上します。インテルの 0.13 ミクロン技術を採用したマイクロプロセッサには、幅が人間の毛髪の約 1000 分の 1 ほどの回路が内蔵されています。

◇ インテルの提供する次世代のモバイル Pentium(R) III プロセッサ - M

モバイル Pentium III プロセッサ - M は、世界で最も先進的なモバイル・プロセッサで、データ処理量の多いアプリケーションにおいて、これまでのモバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサと比べて最大で約 50%の性能向上を達成しています。また、512KB オン・チップ 2 次キャッシュ(従来のものと比べて 2 倍の容量)、新しいデータ・プリフェッチ回路(性能の向上をもたらす 2 次キャッシュの強化)、133MHz システム・バス・クロックなどの先進的なアーキテクチャ上の向上を達成しています。

さらに、モバイル Pentium III プロセッサ - M は、プロセッサの利用状況に応じて自動的に最高性能モードとバッテリ駆動モードを切り替える、拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジを搭載しており、性能と電池駆動時間の最適なバランスを提供します。また、この新しいプロセッサは、より薄型・軽量のモバイル PC を可能にする、新しいインテル パッケージング技術を採用しています。新しい Deeper Sleep モードは、ソフトウェア・アプリケーションが動作している間でも、消費電力を 0.2 ワット以下に抑えており、これまでの消費電力を抑えたスリープ状態よりもさらに消費電力を削減することで、より長い電池駆動時間を実現しています。

全世界で Acer America、Compaq、Dell、富士通、Gateway、Hewlett-Packard、IBM、NEC、ソニー、東芝といった主要パソコン・メーカが、この新しいプロセッサを搭載した新しいノートブック PC を提供していきます。

この新しいプロセッサを搭載したシステムは、まずフル・サイズおよび A4 薄型ノートを中心に提供されます。インテルでは、今年の後半に、ミニ・ノートおよびサブ・ノート向けとして、Pentium III プロセッサ - M ファミリに低電圧版および超低電圧版を追加する予定です。

◇ 新しいモバイル インテル(R) 830 チップセット ファミリ

インテル(R) 830 チップセット ファミリには、モバイル Pentium III プロセッサ - M の高性能と低消費電力の特長を活かすように設計された 3 つの新しいチップセットが含まれます。外付けグラフィックスのみをサポートするインテル 830MP は、現在量産出荷中です。インテルは、今年の後半に、高性能内蔵グラフィックスもサポートするインテル 830M と、バリュー PC 向けに内蔵グラフィックスのみをサポートするインテル 830MG を出荷します。この新しいチップセットは、インテル 440BX チップセットでサポートされていたメモリに比べて 33%高速で、より高性能な PC-133 SDRAM をサポートします。また、インテル(R) 815 チップセットに比べて 50%大きい、最大 1GB のメモリをサポートします。

インテル 830 チップセットは、より広いバンド幅を備えたハブ・アーキテクチャに基づいており、よりリッチでスムーズなマルチメディアやインターネットを実現します。このチップセットは、合計 6 つの USB ポートを備えることにより接続性と柔軟性を向上、また、LAN インターフェースを内蔵することにより省スペースと低コストも実現しています。さらに、このチップセットは、新しいモバイル・プロセッサと同様、新しい Deeper Sleep 低消費電力モードを統合しており、消費電力のさらなる低減とより長い電池持続時間を実現しています。

◇ 新製品の価格とスケジュール

今回発表された新製品の価格などは次の通りです。

製品名価格
(1千個受注時)
量産出荷
予定時期
モバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ
1.13GHz - M
(マイクロ FCPGAパッケージ、マイクロFCBGAパッケージ)
@79,350円量産
出荷中
最高性能モード:1.13GHz(内部コア電圧1.4ボルト)
バッテリ・モード:733MHz(内部コア電圧1.15ボルト)
平均消費電力:2ワット未満 (バッテリ・モード時)
拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ搭載
モバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ
1.06GHz - M
(マイクロ FCPGAパッケージ、マイクロFCBGAパッケージ)
@63,360円量産
出荷中
最高性能モード:1.06GHz(内部コア電圧1.4ボルト)
バッテリ・モード:733MHz(内部コア電圧1.15ボルト)
平均消費電力:2ワット未満 (バッテリ・モード時)
拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ搭載
モバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ
1.00GHz - M
(マイクロ FCPGAパッケージ、マイクロFCBGAパッケージ)
@50,030円量産
出荷中
最高性能モード:1.00GHz(内部コア電圧1.4ボルト)
バッテリ・モード:733MHz(内部コア電圧1.15ボルト)
平均消費電力:2ワット未満 (バッテリ・モード時)
拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ搭載
モバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ
933MHz - M
(マイクロ FCPGAパッケージ、マイクロFCBGAパッケージ)
@35,300円量産
出荷中
最高性能モード:933MHz(内部コア電圧1.4ボルト)
バッテリ・モード:733MHz(内部コア電圧1.15ボルト)
平均消費電力:2ワット未満 (バッテリ・モード時)
拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ搭載
モバイル インテル(R) Pentium(R) III プロセッサ
866MHz - M
(マイクロ FCPGAパッケージ、マイクロFCBGAパッケージ)
@31,360円量産
出荷中
最高性能モード:866MHz(内部コア電圧1.4ボルト)
バッテリ・モード:667MHz(内部コア電圧1.15ボルト)
平均消費電力:2ワット未満 (バッテリ・モード時)
拡張版 インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ搭載
インテル 830MP チップセット@4,760円量産
出荷中

◇ 0.13 ミクロン・プロセス技術に基づいたその他の製品

インテルは、また、0.13 ミクロン・プロセスで製造された、サーバ向け、およびデスクトップ PC 向けのプロセッサ、フラッシュ・メモリ・コンポーネントの出荷を計画しています。

シングルおよびデュアル・プロセッサを搭載するサーバ向けのインテル Pentium III プロセッサ 1.13GHz は、2001 年 5 月より出荷開始されています。すでに数社の OEM メーカより、同プロセッサを搭載したシステムが販売されており、第 3 四半期にはさらに多くのメーカから販売される予定です。インテルは、また、今年の後半に、サーバ向け Pentium III プロセッサ 1.26GHz を発表する予定です。これらの製品は、フロント・エンドおよびアプリケーション・サーバ向けシステムに採用されて、信頼性や可用性を犠牲にすることなく、バランスの取れた性能と低消費電力を提供します。また、1.2GHz および 1.13GHz で動作する Pentium III プロセッサも、省スペース型デスクトップPC向けに出荷が開始されています。

インテルは、今年の後半に、同社初の 0.13 ミクロン・プロセスで製造されたフラッシュ製品をサンプル出荷する計画です。

世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク/コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。

以上

* 記載されている製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。