株式会社日立製作所
ファモティク株式会社
インテル株式会社
株式会社 日立製作所 システムソリューショングループ(本社:東京都千代田区、グループ長&CEO:小野功/以下、日立)は、製造業向けWebアプリケーション・プロバイダーのファモティク株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:荒柴雅美/以下、ファモティク)、インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長ジョン・アントン/以下、インテル)と製造業向けCPC(Collaborative Product Commerce:協調型設計/販売業務環境)ソリューション事業に関して提携することでこのたび合意しました。
今回の提携により日立は、ファモティクのエンジニアリングポータル構築技術「ものづくりポータル」と、日立グループの業務ノウハウ、アプリケーション構築技術を融合して
CPCを実現します。さらに、業務ノウハウ、アプリケーション構築技術をテンプレート化して、製造業における設計、製造、販売、保守等の幅広い業務に対応できるソリューション「Solutionmax for Manufacturing CPCソリューション」を6月1日より提供を開始します。
ファモティクの次世代Webアプリケーション開発プラットフォーム「FTK/WATS *1」は現在32ビットサーバ上での稼動実積がありますが、今後更に処理を高速化する必要があります。日立はファモティクとの提携と同時に、インテルのItanium(TM) プロセッサをベースとしたサーバを本ソリューションシステムのハードウェアとして採用することでCPCソリューション事業を強化していきます。
なお、日立は今後製造業向けCPCソリューションの事業拡大をはかり、今年度10億円/年、3年後に150億円/年のビジネス展開を図っていきます。
製造業にとってIT化を推進していくためには、Webを活用して情報を共有できる職場環境の構築・推進、ナレッジマネジメントを実現するためのデータの整備・活用が必須であり、これらを実現するためにCPCソリューションが注目されています。
現在、インターネットによる取引はその発展に伴い、従来の単純化された商品の流通から、複雑・複合製品の取引が増大したことにより取引形態、製品構成、提示価格も複雑・多様になっており、更にその仕様確認や形状情報が求められるようになってきています。こうした種々の散在した情報をいかに統合したナレッジマネジメントシステムとしてユーザに提供していくかが課題となっており、この課題を解決するものの一つとしてCPCソリューションがあげられ、近年そのニーズが高まっています。
日立は、メインフレーム、ワークステーション、パソコン、ストレージ等のハードウエア、 アプリケーションサーバソフト「Cosminexus」、グループウェア「Groupmax」、統合運用管理ソフト「JP1」といったコンピュータ製品に加えて、トータルソリューションとして、1999年7月13日に「Solutionmax for Manufacturing」を体系化する等、製造業向けのソリューションプロバイダーとして事業展開してきています。また、製造業として日立グループから得られる業務ノウハウも広く有しています。
ファモティクは、三次元モデルデータを高度に圧縮する技術「XVL *2」を活用した、製造業向けのインターネット協調業務環境構築技術の先駆的ベンダーであり、JAVA、XML技術を中核としたCPC/PCM(プロセスチェーンマネジメント)/EC(エレクトロニクスコマース)システムの開発、販売およびコンサルテーション事業を行っております。また、多くのパートナー企業とともに、技術情報と経営情報とを融合させた、次世代のWebアプリケーションの開発、運用、導入に必要なサービス・ソリューションを提供しています。
インテルは、IA(インテルアーキテクチャ)上で稼動するe-ビジネスのソリューションの開発支援を促進するためにeBSP(e-Business Solution Provider)プログラムを展開しています。ファモティクはeBSPのメンバです。今回のCPCソリューション事業を推進するために最新のIAプロセッサをインフラとして提供・展開することで合意しました。
今回の合意に基づき、日立は3次元CADデータをWebブラウザ上に軽量・高速に表示させ、更に組織の情報と個人の業務の両面からポータルの構築が可能となる「Solutionmax for Manufacturing CPCソリューション」の提供を積極的に推進していきます。
【「Solutionmax for Manufacturing CPCソリューション」の主な内容】
- 既存業務システムの改善と分散統合化on Web
- 図面とドキュメントのハイパーリンケージon Web
- 3次元グラフィックス圧縮技術(XVL)活用によるビジュアルCPCの実現
- システムメンテナンスの最小システム提供
- 日立グループテンプレートの外販化によるシステム短期開発
- CPCシステム構築のための開発ツールの提供
【「Solutionmax for Manufacturing CPCソリューション」の価格】
5千万円~(売切)(システム価格/ハード・ソフト/SE費一式)
用語の説明
*1 FTK/WATS(FAMOTIK/Web Application Total Solution) :次世代Webアプリケーション開発プラットフォーム
*2 XVL(eXtensible Virtual world description Language):3次元データ圧縮技術
以上
* 記載されている製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。