インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 ジョン・アントン)は、モバイル PC 向けとして最速のプロセッサである、インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ対応 モバイル Pentium(R) III プロセッサ 1GHz を発表しました。この新しいモバイル・マイクロプロセッサは、モバイル PC の最も一般的なカテゴリである、A4 フルサイズ、A4 薄型(Thin&Light)ノートブック PC 向けに設計されています。
IBM、Winbook、Acer、NEC、エプソンダイレクト、Gateway、Compaq、ソニー、Dell、東芝、パルテック、Hewlett-Packard、富士通、フロンティア神代といった PC メーカから、この最新のプロセッサを搭載したノートブック PC の新製品が、ワールドワイドで 20 機種以上発売される予定です。
インテルはまた、インテル SpeedStep テクノロジ対応 モバイル Pentium III プロセッサ 900MHz とモバイル インテル(R) Celeron(TM) プロセッサ 750MHz も発表しました。
インテル コーポレーション 副社長 兼 モバイル・プラットフォーム事業部長であるフランク・スピンドラーは、「インテルは、大幅に消費電力を抑えるいくつかの技術を開発し、クロック周波数を 20MHz から 1GHz にまで大幅に高めるなど、5 世代にわたってモバイル・プロセッサを進化させてきました。この十年間にわたるインテルのモバイル分野における技術革新の歴史は、今回の発表によってある到達点に至りました。我々は、モバイル・コンピューティングの新たな時代の幕開けを意味する、性能の大きな壁を乗り越えました。今後ユーザは、妥協しない性能と卓越した携帯性によって、時と場所を選ばずにコンピューティングができるようになり、モバイル PC は今よりもさらに魅力的なものとなります」と述べています。
インテルは 1989 年に、デスクトップ向けよりも小型で消費電力の低いプロセッサの開発、モバイル PC 向けのチップセットの事業の確立、そしてモバイル PC の価値を高める様々な方法の探求という 3 つの目標を掲げて、モバイルに特化した事業部を創設しました。1990 年、インテルは、同社初のモバイル・マイクロプロセッサである Intel 386SL を発表しました。このプロセッサは、1 ミクロン・プロセス技術で製造され、855,000 個のトランジスタを集積、クロック周波数 20MHz、電圧 5 ボルトで動作しました。当時の一般的なモバイル PC は、20MB のハードディスク、8 インチのモノクロ・ディスプレイを備え、重さは 3.5kg から 6kg、価格は 100 万円ほどしました。
以来、インテルは、業界最高性能と革新的なモバイル・プロセッサ向け技術を備えた数々のモバイル・プロセッサを開発してきました。この技術には、実行されているアプリケーションに関係なく、プロセッサを瞬間的に起動させたり、プロセッサの消費電力を最低限のレベルにまで抑えるインテル QuickStart(クィックスタート)テクノロジや、電圧レギュレーション技術、クロック・ゲート制御、ディープ・スリープ・モード、そしてクロック周波数と動作電圧を変更し、最高性能モードとバッテリ・モードの 2 つのモードを提供するインテル SpeedStep テクノロジなどがあります。
今日のモバイル Pentium III プロセッサは、最高 1GHz(1,000MHz)で動作しており、最初のモバイル・プロセッサと比べて性能が 50 倍にまで高まったことになります。モバイル Pentium III プロセッサ 1GHz は、最高水準の性能とより低い電圧での動作を可能にする 0.18 ミクロン・プロセス技術で製造され、2,800 万個のトランジスタを集積、バッテリ・モード時には電圧 1.35 ボルトで動作します。今日のモバイル PC は、一般的に 20GB のハードディスク、128MB のメモリ、15 インチのカラー・ディスプレイを備えながらも、重さは 2kg から 3kg、価格は 30 万円ほどにまでなりました。モバイル・コンピューティングにおけるリーダとして、インテルは、モバイル市場の成長を促進するために、性能を最大化する技術や消費電力を最小化する技術など、革新的な技術を絶えず提供してきました。
モバイル Pentium III プロセッサ 1GHz を搭載したノートブックは、マルチメディアのインターネット・サイトや、デジタル写真、ビデオのエンコーディング/デコーディング、デジタル音楽、音声認識、3D ゲームといった先進のアプリケーションや、802.11 や Bluetooth といった新しいワイヤレス技術を快適に活用するための、卓越した性能をユーザに提供します。
最新のインテル SpeedStep テクノロジ対応 モバイル Pentium III プロセッサ 1GHz は、A4 フルサイズ・A4 薄型(Thin&Light)モバイル PC に最高性能と最低消費電力を提供します。このプロセッサは、0.18 ミクロン・プロセス技術で製造されており、100MHz システム・バス、256 キロバイト フル・スピード アドバンスド・トランスファ・キャッシュ、アドバンスド・システム・バッファリング、およびインターネット・ストリーミング SIMD 拡張命令 (SSE) をサポートしています。
さらに、インテルは、システム・インテグレータが BTO でモバイル PC を構成できるように、インテル SpeedStep テクノロジ対応 モバイル Pentium III プロセッサ 1GHz のボックス版も提供します。モバイル Pentium III プロセッサ 1GHz を搭載した BTO のモバイル PC 用プラットフォームは、Asus や FIC、Mitac などのメーカから発売されます。
◇製品の仕様、価格/出荷時期について
今回発表された新製品の価格などは次の通りです。
| 製品名 | 価格 (1 千個受注時) | 量産出荷予定時期 |
インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ対応モバイル Pentium(R) III プロセッサ 1GHz (BGA パッケージ、μPGA パッケージ) | @85,740 円 | 量産出荷中 |
最高性能モード:1GHz(内部コア電圧 1.7 ボルト) バッテリ・モード:700MHz(内部コア電圧 1.35 ボルト) 平均消費電力:2 ワット未満 (バッテリ・モード時) |
インテル(R) SpeedStep(TM) テクノロジ対応モバイル Pentium(R) III プロセッサ 900MHz (BGA パッケージ、μPGA パッケージ) | @66,740 円 | 量産出荷中 |
最高性能モード:900MHz(内部コア電圧 1.7 ボルト) バッテリ・モード:700MHz(内部コア電圧 1.35 ボルト) 平均消費電力:2 ワット未満 (バッテリ・モード時) |
モバイル インテル(R) Celeron(TM) プロセッサ 750MHz (BGA パッケージ、μPGA パッケージ) | @20,190 円 | 量産出荷中 |
内部コア電圧:1.6 ボルト 平均消費電力:3.5 ワット未満 |
世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク / コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。
以上
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