(ご参考資料)
*4月18日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
AT&T社(米国ニューヨーク州、ロバート・E・アレン会長兼最高経営責任者)、 インテルコーポレーション(米国カリフォルニア州、アンドリュー・S・グローブ社長兼最高経営責任者)、およびロータス・デベロップメント社(米国マサチューセッツ州、ジム・P・マンジ社長兼最高経営責任者)は4月18日、パソコンを利用してリアルタイムで遠隔地の相手と共同作業を行うための次世代のコミュニケーション・システムの共同開発で提携すると発表しました。
今回の提携は、パーソナル会議などに用いる各社の製品およびサービスを相互に接続し利用できるようにすることを目的とします。3社は協力して、LAN、WAN、ISDNや電話回線などのネットワークを介して、AT&Tのデジタル回線サービス「WorldWorxSM Network Service」および「AT&T Network NotesSM」と、インテルの「ProShare*」パーソナル会議システム、そして、ロータスのグループウェア製品「Notes*」と「Video Notes*」を連動させて利用できる環境を整備します。
3社技術の統合により、Notesのユーザーは、例えば、WorldWorxネットワークを介してProShareシステムによる多地点(マルチポイント)間のパーソナル会議を行えます。会議中にNotesまたはAT&T Network Notesを通してビデオやデータのファイルの蓄積や検索をしたり、会議内容を収録することもできます。ユーザーは、デスクトップ・パソコンからProShareシステムの技術を取り入れたNotesアプリケーションを起動させることにより、このような会議の収録ができます。さらに会議の欠席者にビデオ・メッセージを残したり、LAN上の特定のパソコンからWorldWorxサービスを介して最新の情報にアクセスすることもできます。
この統合システムをユーザーに提供するに当り、Notesにおいてインテルのパーソナル会議製品やAT&Tの回線サービスとの接続を確保するためのAPI(Application Programming Interface)がサードパーティーに公開されます。ロータスは、サードパーティーがこの統合システム向けのアプリケーションを開発できるようにするために、ソフトウェア開発キットを提供します。AT&Tは、「WorldWorx開発者フォーラム」を通じて、同社の提携企業各社に対して今回の統合技術を提供し、WorldWorx回線サービスの総合的な付加価値を高めます。3社は同システムについて、1995年後半に試験運用を開始し、各社の製品ラインの機能/サービスを拡張した製品として1996年中の市場投入を目指しています。
今回の提携において、3社は各社の製品を接続し相互に利用できるよう、既存製品/サービスの機能を拡張します。AT&Tは、WorldWorxサービスとAT&T Network Notesを接続し、Notes、データベースおよびメッセージ交換を統合利用できるようにします。このサービスにより、ロータスのVideo Notesを用いたビデオ・ファイルの収録や再生が行えます。ロータスは、Notesから、ProShareシステムとWorldWorxサービスを利用した2地点または複数地点間のビデオ・データ通信を行えるように、Notesの機能を拡張します。インテルは、ProShareシステムに、会議内容の記録・再生機能およびビデオ・メッセージ機能を付け加えます。
この提携はまた、3社間のこれまでの協力関係をさらに広げるものです。AT&Tとロータスは昨年より、AT&T Network Notesサービスの提供で協力してきました。AT&Tとインテルは、WorldWorxサービスを介してProShareシステムで複数拠点間のパーソナル会議を行うための技術の共同開発を進めています。また、インテルとロータスは、Notes上にビデオ・データ会議機能を実現するための、開発とマーケティングで協力しています。
これらの協力関係に加えて、3社は今後も引き続き、メーカーの異なるパーソナル会議システム製品を相互に接続・運用するためのインターフェース仕様の策定に向けて「パーソナル・コンファレンシング・ワークグループ(PCWG)」やAT&Tの「WorldWorxパートナーズ」などの業界団体での活動を推進します。PCWGは、策定中のパーソナル・コンファレンシング仕様(PCS)の改訂版に、今回3社が提案した統合システムの開発に必要なインターフェースを取り入れる予定です。
AT&Tビジネス・コミュニケーション・サービスのジョン・ペトリーリョ社長は「私共は、このたび、次世代の共同作業用コミュニケーション製品およびサービスの提供に向けて手を結びました。通信ネットワーク、パソコン・アーキテクチャ、グループウェア製品の各部門の先進技術を結集し、これまでにない高機能をユーザーに提供します。LANやISDNなどのネットワークを介して、ビデオやデータを共有しながら、リアルタイムで、あるいはデータの蓄積・再生を通じて会議が行える初めての製品です」と述べています。
インテル上席副社長兼インテル製品グループ・ゼネラル・マネジャであるフランク・ギルは「私共とAT&Tおよびロータスは、パソコンを強力なコミュニケーション・ツールに位置付けるという共通のビジョンを持っています。そのためのインフラ整備と、高機能で使い易い共同作業用コミュニケーションのためのアプリケーション開発に今、着手することは大変重要です」と語っています。
ロータスの最高技術責任者のジョン・ランドリーは「今回の提携は、Notesを最高に優れたコミュニケーション製品とすることを目指す私共の目標達成への大きな一歩となりました。私共はこれで、Notesを用いて簡単にどこからでもビデオ会議ができるようにしたいと望む顧客のニーズに応えることができます。9,000を越える私共のビジネス・パートナー各社が、この新しい技術を用いたコミュニケーションを活用することを期待しています」と述べています。
AT&Tはネットワーク技術の世界的リーダーとして、通信サービスや製品をはじめ、ネットワーク機器やコンピュータ・システムを、企業や消費者、電気通信事業者、および、政府機関に提供しています。
世界最大の半導体メーカーであるインテルは、パソコン・ネットワーク/コミュニケーション製品の世界的メーカーでもあります。
ロータスは、1982年に設立され、個人と企業が新しい関係のもとで協同してこそ成功が望めるとのユニークな理念に基づき、高品質のソフトウェア製品とサポートサービスを提供しています。ロータスの革新的なアプローチは、組織の内外を問わず柔軟に情報の収集や授受ができる新世代のアプリケーション製品群に反映されています。ロータスは現在、世界80ヶ国以上で製品を販売し、自社のコンサルティング部門や24時間体制のサポート・センターを通じて多様なサポート・サービスも提供しています。また同社のLotus Notesは、グループウェア製品を開発・利用するためのクライアント/サーバ・プラットフォームの業界標準です。
以 上
*ProShareは米国インテル社の商標です。
*WorldWorxおよびAT&T Network Notesは米国AT&T社のサービスマークです。
*Video NotesおよびNotesはそれぞれ米国ロータス・デベロップメント社の商標および登録商標です。
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