プレスリリース
インテル プレスリリース
インテル コーポレーション
次世代型バス・アーキテクチャの概要を公開
〜Pentium(R)Uプロセッサに採用〜

1997年4月15日


(ご参考資料)
*1997年4月9日に米国で発表されたプレスレリースの抄訳です。

インテル コーポレーション(本社 米国カリフォルニア州サンタクララ)の社長兼最高経営責任者のアンドリュー・S・グローブは、Compaq社が主催する“Innovate”カンファレンスの基調講演の中で、次世代型バス・アーキテクチャ「デュアル・インデペンデント・バス(DIB:Dual Independent Bus)アーキテクチャ」の概要を公開しました。DIBは、本年5月に発売を予定しているPentium(R)Uプロセッサに採用される予定です。

同氏は、講演の中で、DIBアーキテクチャが、どのようにコア・プロセッサとメモリ・サブシステム間のデータ授受の性能を大幅に向上するかを述べました。また、「インテルのマイクロプロセッサ性能は、今後も驚くべきスピードで向上していくだろう。DIBアーキテクチャは、システム全体の性能をマイクロプロセッサの性能向上に比例して格段に向上するだろう」と、語りました。

Valleys of Death:死の谷

また、同氏は、現行のパソコン・プラットフォームのバンド幅のボトルネックについて、マイクロプロセッサとメモリ間、プロセッサとグラフィックス・システム間のバス・バンド幅の障害を「Valleys of Death:死の谷」と呼び、マイクロプロセッサのアウトプット性能を大幅に制限していると指摘しました。

DIBを搭載したPentiumUプロセッサ・システムの導入は、今四半期後半になる予定です。また、グラフィック・アクセラレーテッド・ポート(AGP:Graphics Accelerated Port)と呼ばれる新機能が搭載されるのは本年度後半になります。これらの新機能はバンド幅の障害を解決するとともに、2000年までにクロック周波数500MHz以上に高速化される予定のインテルのマイクロプロセッサの性能向上に比例した、システムの性能とバンド幅を提供すると期待されています。

ビジュアル・コネクテッドPC(Visual Connected PC)構想

アンドリュー・S・グローブ社長は、ビジネス・コンピューティングの次のステップとして、 PentiumUプロセッサ、DIBアーキテクチャ、MMX(R)テクノロジ、インターネット接続性、マネージャビリティ、AGPによるグラフィックのサポート、100Mbitイーサネット・インターフェースを搭載した“ビジュアル・コネクテッドPC(Visual Connected PC)”を提唱し、性能および管理機能について以下の通り技術デモンストレーションを行いました。

  • 300MHz版PentiumUプロセッサ搭載ワークステーションによるソリッド・モデリング処理
  • 300MHz版および500MHz版PentiumU搭載ワークステーションによるリアルタイム3次元レンダリング処理
  • LanDesk(TM)Configuration Managerを用いたNetPCのウェブベースの管理機能
  • 266MHz版PentiumUプロセッサを搭載したNetPCでのJavaアプリケーションの動作性能
  • 166MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ搭載のノートブック型パソコンと、インターネットのビジュアルを介しての商取引の例
デュアル・インデペンデント・バス(DIB)

また、アンドリュー・S・グローブ社長は、またDIBアーキテクチャにより、どのように大きなバンド幅を実現されるかについての技術的な詳を述べました。

当初Pentium Proプロセッサに実装されたDIBは、PentiumUプロセッサにも引き継がれます。2つのバスは、 L2キャッシュ専用バス、プロセッサ−メインメモリ間のバスから構成されています。PentiumUプロセッサのL2キャッシュのアクセス・スピードは、Pentiumプロセッサの2倍です。また、パイプライン・システム・バスにより、同時に並列処理を行うことができます。DIBアーキテクチャは、シングル・バス・アーキテクチャと比べ、約3倍のバンド幅性能を提供できます。さらに、現在の66MHzシステム・バスから、1998年内中には100MHzまでのシステム・バスをサポートする予定です。

PentiumUとDIBアーキテクチャは、シングル・エッジ・コンタクト(SEC)カートリッジと呼ばれる新しいパッケージ技術に格納されます。この新パッケージとそれを装着するSlot1コネクタは、今後のプロセッサの高性能化を実現し、PentiumUの利便性を広げることができます。

アクセラレーテッド・グラフィック・ポート(AGP)

1997年度中にPentiumUプロセッサを搭載したシステムにアクセラレーテッド・グラフィック・ポート(AGP)が実装さる予定です。AGPは、グラフィック・システムにメモリバンド幅を提供し、メインストリーム・パソコン上に新しいレベルの3Dグラフィックス性能とより現実感溢れるユーザ体験を提供できます。AGPは、インテルが牽引している業界仕様で、幅広い業界サポートを受けています。

上記に関する詳細な情報は、インテル コーポレーションがインターネット上に開設していますホームページ(http: //www.intel.com/pressroom)に掲載されています。 世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク/コミュニケーション製品の世界的なメーカです。

以上

* MMXおよびPentiumは、Intel Corporationの登録商標です。
* LanDeskは、Intel Corporationの商標です。