現代のコンピューターは、プログラムに書かれている手順に従って動作します。プログラムは、マイクロプロセッサーが理解できる命令が多数並べられたもので、計算対象となるデータとともにメインメモリーに記憶されます。コンピューターは、メインメモリー上のプログラムから命令を 1 個ずつ取り出し、マイクロプロセッサー内部に送り込んで実行していきます。
マイクロプロセッサーが命令を実行する手順は、大きく分けて以下の 4 つの基本工程から成り立っています。マイクロプロセッサーは、これらの工程を何度も繰り返すことによって複数の命令を実行しています。
| 1. フェッチ |
メインメモリーから命令を取り出す |
| 2. デコード |
取り出した命令の具体的な指示内容を解読する |
| 3. 実行 |
計算対象となるデータをメインメモリーから読み出し、命令の指示内容に従って計算処理を行う |
| 4. ライトバック |
計算結果をメインメモリーに書き戻す |
近年のマイクロプロセッサーは、もっと効率よく命令を処理するために上記 4 つ以外の特別な工程を追加するようになりましたが、マイクロプロセッサー内部に命令を送り込み、それを実行し、最後に計算結果を出力するという大筋の流れは現在も変わっていません。
|