単元の概要
児童は数学的正確性の重要性、具体的には分数の加減乗除がどのように生活に役立つかについて学習します。理解を助けるために、各児童には、仕事に分数を使用する職業が割り当てられます。児童の仕事は、割り当てられた職業および各自の生活における、現在および将来的な分数の重要性について調査と要約を行い、結論を導き、報告をすることです。
学習目標 (州の目標)
カリフォルニア州数学標準 (5 年生)
学習目標 (児童・生徒の目標)
単元指針
【普通レベルの児童・生徒】
【成績優秀な児童・生徒】
【英語学習者】
(1週目)
@ 最初に児童の反応を聞き出し、数学日誌に考えを記入させます。
コンピューター
A 分数について具体的に理解できるように、分数に関する実際的でさまざまな経験に児童を導きます。
(2週目) ニュースレターの作成と発行
@ 第 2週では、分数、記数法、等値に関するさらに実際的な経験に児童を導きます。
A 週の終わりには、児童をグループに分けてこれらアクティビティーの 1つを割り当て、それについてクラスのニュースレターに書く (要約する) ように指導します。
B 記事の見出しを作成してから、DTP ソフトウェアを使用して、クラス・ニュースレター・テンプレートに基づいて、編集した記事に見出しを挿入し、グラフィックスまたは写真を配置するよう児童を指導します。
C ニュースレターを発行したら、保護者宛に自宅に送ります。
DTP ソフト
ワープロソフト
(3週目 -1) プロジェクトのシナリオの提示
@ 各自の課題は、ある職業にとって分数がどれほど重要か、そして分数を扱う能力が仕事の成果にどのように影響するかを調べることです。
分数がどれだけ重要か、また実生活でどれだけ頻繁に使用されるかを理解するために、児童はさまざまな職業で毎日どのように分数が使われているかを学習します。
<教師の投げかけ> (単元質問)「分数はどのように仕事に使われるか ? また分数は仕事をなしとげるために必要か ?」 と 「分数を理解することは、どのように生きていく役に立つか ? 」 という単元質問を提示します。
これらの質問および先に提示された単元質問に対する答えを見つけるために、分数を使用するある職業が各自に割り当てられることを児童に伝えます。
インターネットブラウザー
メールソフト
A 毎日の仕事で分数を使用する職業を児童に割り当てるか、または児童に選択させます。
B プロジェクトの要件と評価基準について話し合います。
すべての児童に職業が割り当てられたら、単元プランルーブリクと児童用の採点ガイドを配布します。
割り当てられた作業について児童が確実に理解するようにします。
(3週目 -2) 多様な方法による情報の調査および収集
@ 割り当てられた職業についての調査に児童が着手する前に、あるトピックに関する情報を効果的に収集する方法について、ディスカッションを行います。情報を収集し、質問の答えを見つける方法をリストにするために、児童にブレインストーミングを行うように指導します。
割り当てられた職業についての調査に利用できる Web サイトのリストを児童に示し、情報の収集および記録用の電子的なテンプレートまたはワークシートを与えます。
※ このワークシートは、プレゼンテーションに備えて調査結果を整理するために役立ちます。
さらに、インタビュー手法を実地に説明して、各分野のエキスパートから情報を収集することの重要性について話し合います。
A 現場でのインタビューなど、重要な調査手法が提案されていない場合は、それらをリストに加えます。
B リストが完成したら、それぞれの手法の内容、複数のソースから情報を得る方法、異なる調査手法を使用して調査プロジェクトに妥当性を与え、関心を呼ぶものにする方法などについて話し合います。
C またそれに合わせて、インタビューのための質問のリストを作成します。
D エキスパートとのやりとりのために、電子メールを効果的なツールとして使用する方法について話し合います。
E 児童が数日かけてエキスパートに対する調査とインタビューを行うようにします。
調査時も含めて、インターネットと電子メールを利用する場合のエチケットとルールについて、児童に再確認させます。
(4週目 -1) 調査に基づいて結論を導き、つながりを見つける
@ 割り当てられた職業でどのように分数が使用されているかについて、児童が十分な時間をかけて情報を収集して整理したら、現在および将来、分数が児童各個人にどのように適用されるかについて考えさせます。
この場合のプレゼンテーションは次の単元質問に答えるものにするよう、児童に確認します。
「分数は重要なものか、またはないほうが良いものか ? 」
「分数はどのように仕事に使われるか ? また分数は仕事をなしとげるために必要か ? 」
「分数を理解することは、どのように生きていく役に立つか ? 」
プレゼンテーションソフト
B 各児童は、問題を解決するためのプロセスについて説明する過程で、次の内容質問に対する答えを含めるようにします。
「分数とは何か ? 」
「分数の加減乗除はどのように行うか ? 」
「分子と分母の違いは何か ? 」
児童が割り当てられた職業と自身とのつながりを確立したら、そのつながりを実地に示す、分数に関する現実の問題を各児童に考え出させます。各自の現実的な問題について述べるように児童に伝え、その解決方法を段階を追って示します。
必要に応じて、児童が問題を作り出し結論を導くことができるように指導および支援します。
(4週目 -2) 児童のプレゼンテーションの作成
@ 調査に基づく情報を児童が収集し、分数に関する現実的な問題を作り出したら、ストーリーボードのフォームを児童に与え、マルチメディア・プレゼンテーションを作成するプロセスを開始します。
各ストーリーボードでは、スライドのタイトルを入れ、主要なポイントを箇条書きで示します。
ストーリーボードが完成したら児童 1人 1人と面談し、プレゼンテーションについて話し合い、修正内容があれば提案します。
(5週目) 口頭でのプレゼンテーション
@ プレゼンテーションが完成したら、児童を 2人ずつの組に分けます。ペアになった児童は、交代でインタビューアー役とエキスパート役を務め、各人の口頭でのプレゼンテーションをサポートし合います。
インタビューに使用する質問を考え、プレゼンテーションの練習を行う時間を、適宜児童に与えます。
児童には、プロジェクトのプレゼンテーションを行う時間を数日割り当てます。
スクリーン
本質的質問と単元質問に再度言及し、プレゼンテーションで提示した情報を使用して、児童が次の質問に答えることができるように導きます。
「正確さは本当にそれほど重要か ? 」
児童の答えをチャートに記録します。
Web ページの作成 (任意)
@ 時間が許せば、児童に他の児童のための問題を独自に作らせます。児童を小グループに分け、それぞれ問題を作るように指示します。