
SSD とは 「Solid State Drive (ソリッドステート・ドライブ)」 の略で、可動部分がないドライブという意味です。
ハードディスク・ドライブ (HDD) と役割はよく似ていますが、その中身は USB メモリーなどにも使われている大容量のフラッシュメモリーにデータを記録する新しいタイプのドライブです。
SSD のメリット
メリット 1: データアクセスが速い
SSD は、電子回路だけでデータを読み書きしますので、ハードディスク・ドライブ (HDD) よりも高速にデータへアクセスすることができます。
メリット 2: 消費電力が低い
機械的動作部品がないため、消費電力は一般的なハードディスク・ドライブ (HDD) の 3 分の 1 以下です。発熱も低く、ノートブック PC のバッテリー駆動時間延長にも貢献します。
メリット 3: 動作中も静か
ハードディスク・ドライブ (HDD) は、内部のディスク部分を回転させるためのモーターなど機械的な部品を持つため、動作音が発生してしまいますが、SSD は動作音を発生する部品を持ちませんので、電源がオンの時でも全く動作音がありません。
メリット 4: 衝撃に強い
SSD は、ハードディスク・ドライブ (HDD) のように高速回転するディスクや、精密な機械的部品を使用していませんので、衝撃にも強く、大切なデータを安全に保管することができます。ノートブック PC のように、持ち歩いて使うような場合でも、ハードディスク・ドライブ (HDD) よりも安心してお使いいただくことができます。
インテル® Solid-State Drive 510 / 320 シリーズ
インテル® SSD 製品に、高い性能と信頼性を実現したインテル® SSD 510 シリーズとインテル® SSD 320 シリーズが新たに加わりました。
いずれも厚みは 9.5mm で、サイズは 2.5 インチ HDD と互換性があります。
ハイエンドモデルとなるインテル® SSD 510 シリーズは、インテル® SSD 製品で初めて SATA 3.0 (6Gb/s) に対応したのが大きな特徴です。250GB モデルの順次アクセスは、読み出しが 500MB / 秒、書き込みが 315MB / 秒。120GB モデルの場合は、それぞれ 450MB / 秒、210MB / 秒。
読み書き性能が高いのが特徴です。
メインストリーム・モデルのインテル® SSD 320 シリーズは、SATA 2.0 (3Gb/s) 対応で 25nm プロセスで製造した NAND フラッシュメモリーを新たに採用しています。
容量に応じて 6 モデルが用意されており、暗号化にも対応していますので、用途にあわせて選択いただけます。
スペックの比較
| 製品シリーズ | 510 シリーズ |
320 シリーズ |
|---|---|---|
| 容量 | 250GB、120GB | 600GB、300GB、160GB、 120GB、80GB、40GB |
| カテゴリー | ハイエンド | メインストリーム |
| ボディカラー | ゴールド | シルバー |
| 製造プロセス | 34nm | 25nm |
| 接続スピード | SATA 3.0 (6Gb/s) | SATA 2.0 (3Gb/s) |
| 最大読み込み速度 | 500MB / 秒 (250GB モデル) | 270MB / 秒 (600GB モデル) |
| 最大書き込み速度 | 315MB / 秒 (250GB モデル) | 205MB / 秒 (600GB モデル) |
| 暗号化 | -- | AES 128bit Encryption |
Windows* 7 の起動時間も大幅に短縮‡1
インテル® SSD 510 シリーズ、インテル® SSD 320 シリーズと一般的な高性能 HDD で、Windows* 7 の起動にかかる時間を比較したところ、高性能 HDD に比べ、インテル® SSD 510 シリーズでは約 2.8 倍、インテル® SSD 320 シリーズは約 2.6 倍、高速に起動しました。
OS の起動など頻繁に発生する動作の時間が短縮されることで、全体の作業時間も大幅に短縮され、より快適に PC をお使いいただけます。

読み込み / 書き込み速度が高速化‡1
次に、ストレージデバイスの定番ベンチマークソフト 「CrystalDiskMark* (Nano Pico* Edition)」 を実行して、読み込み性能と書き込み性能を比較しました。

読み込み (Read)、書き込み (Write) ともに、インテル® SSD 510 シリーズ、インテル® SSD 320 シリーズが HDD に比べて高速なのが分かります。
インテル® SSD 510 シリーズは、特に順次読み出しやランダム 512KB 読み出しが HDD に比べて高速。
インテル® SSD 320 シリーズも、従来モデルより大幅に書き込み性能が向上しています。
インテル® SSD 510 / 320 シリーズ導入のメリット
速度以外にも、インテル® SSD 510 シリーズやインテル® SSD 320 シリーズを導入することで、さまざまなメリットを得ることができます。
SSD 製品には、HDD のヘッドやディスクのような可動部分がありませんので、動作時の衝撃に強く動作音が発生しません。また、ほぼ半導体デバイスのみで構成されているため、MTBF (平均故障間隔) は一般的な HDD の約 2 倍の長さとなっております。
書き込み耐久性にも優れており、1日あたり 8GB のデータを毎日書き込んだとしても、10年もの書き込み耐久性があります。‡2
さらに、インテル® SSD 320 シリーズなら、5年間の製品保証が受けられますので、より長く安心してお使いいただけます。
HDD と比べてさらに優位なのが消費電力です。インテル® SSD 510 シリーズとインテル® SSD 320 シリーズは、消費電力が一般的な HDD の 10 分の 1 以下と非常に低く、動作時の発熱もほとんどありません。
専用のオリジナルのソフトウエアも充実しています。
「インテル® SSD ツールボックス」 は、インテル® SSD 製品の最適化や自己診断、エラーチェック機能を搭載し、インテル® SSD 製品の高い性能をより長く維持することができます。また、定期的に確認することで、万が一のトラブルも未然に防ぐことができます。
インテル® Data Migration Software は、データを移行するためのソフトウエアで、HDD からインテル® SSD 製品に交換する際など、データを簡単に移行することができます。
| 製品シリーズ | インテル® SSD 510 シリーズ (250GB モデル) |
インテル® SSD 320 シリーズ (600GB モデル) |
高性能 HDD |
|---|---|---|---|
| 耐衝撃性・振動性 ‡3 | 1,500 G | 1,500 G | 300 G |
| 動作音 | 0 db | 0 db | 約 30 db |
| 信頼性 (平均故障間隔) | 約 120 万時間 | 約 120 万時間 | 約 60 万時間 |
| 消費電力 ‡4 | 0.38 W | 0.15 W | 10.70 W |
性能比較の検証環境
| インテル® SSD 搭載 PC | 高性能 HDD 搭載 PC | ||
|---|---|---|---|
| プロセッサー | インテル® Core™ i7-2600K プロセッサー | ||
| マザーボード | インテル® デスクトップ・ボード DH67BL B3 | ||
| メモリー | デュアルチャネル 4GB (2GB x 2) CENTURY MICRO* CK2GX2-D3U1333 (DDR3-1333 9-9-9) |
||
| SSD / HDD | インテル® SSD 510 シリーズ (250GB) |
インテル® SSD 320 シリーズ (300GB) |
Western Digital* WD2002FAEX (2TB, 7200rpm) |
| 接続方法 | SATA 3.0 | SATA 2.0 | SATA 3.0 |
| 光学ドライブ | DVD スーパーマルチ・ドライブ (PLEXTOR* PX-L890SA) |
||
| OS | Microsoft* Windows* 7 Professional 64 ビット | ||
| 電源 | 650W | ||
‡1 株式会社シネックス調べ。
‡2 インテル® SSD 320 シリーズ 300GB モデルの場合。数値は、検証結果を元に算出したデータであり、全ての製品の耐久年数を保証するものではありません。
‡3 インテル®510 / 320 シリーズ: 1,500G / 0.5 msec
HDD: 300G / 2 msec
‡4 アクティブ時
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