調査によると、性能と電力効率に優れたマルチコア・プロセッサーを搭載したサーバーでデータセンターをアップグレードした場合、電力、冷却、スペース、人件費、ソフトウェア・ライセンスのコストが削減され、データセンターの ROI を高められます。電力効率に優れたシステムで IT インフラを更新すれば、成長を見越した処理能力が得られ、IT 性能が向上します。電力コストの削減効果だけを見ても、新しいサーバーへの投資は約 8 カ月で回収できます。2 , 3
インテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem を採用したインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、2004年から2005年ごろに導入された多くのサーバーに搭載されていたシングルコアのインテル® Xeon® プロセッサーと比べて最大で 9 倍の性能を持ち2、前世代のプロセッサーと比べてサーバーのアイドル時の消費電力を最大で約 50% 削減。4 さらに独自の仮想化アシスト機能を搭載するなど、ROI および生産性の向上、資産の使用効率の改善、TCO の削減に貢献します。TCO の削減と画期的な性能を両立させたインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、ビジネスの競争力とデータセンターの経済性を刷新することを可能にします。
日常の業務から新製品の開発、新規顧客の獲得まで、ビジネスのあらゆる局面で高いアプリケーション性能が求められています。しかし現在、多くのデータセンターは容量の限界で稼動しており、データセンターを新設するにも多額の予算が必要です。データセンターのインフラを効率の高いサーバーで更新すれば、同じ消費電力とスペースで性能と拡張性を向上できます。
インテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem を採用したインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、スマートかつ高性能な、信頼性に優れたサーバー・アーキテクチャーです。インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、世界で最も適応性の高いサーバー・プラットフォームで、ワークロードの要件に応じて性能と消費電力をリアルタイムに自動調整。IT 管理者による手動設定に基づいた運用も可能です。
スマートかつ高性能なインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台には、多くの革新的なテクノロジーが搭載されています。
このようなインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台に搭載されている性能向上および省電力化のための機能は、IT 管理者がきめ細かく手動で設定でき、刻々と変化する優先順位への適応や、サービスレベル契約 (SLA) への対応が可能です。例えば、インテル® インテリジェント・パワー・テクノロジーを利用したポリシーベースの制御により、プロセッサーを最適な動作周波数と消費電力で動作させることができます。プロセッサーの最適な動作をオペレーティング・システムに決定させることも、また高速処理が必要なアプリケーションと低速処理で消費電力を抑えるアプリケーションを IT 管理者が指定することもできます。6
スマートかつ高性能なサーバー・プラットフォーム
長年にわたって IT インフラを増設してきた結果、サーバーの爆発的な増加が進み、システムの運用管理コストの増加と、データセンターのスペース、電源、冷却能力の不足という課題を招いています。最近の調査によると、データセンター所有企業の 42% が今後 12~24 カ月以内に電源容量が限界に達すると予想し、39% の企業が同じ期間内に冷却能力が限界に達すると回答しています。7 このように、電力効率はデータセンターにおける重大な問題となりつつあります。
インテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem は、自律的な省電力機能によって電力コストの削減に貢献します。この機能は、第 1 世代のクアッドコア製品であるインテル® Xeon® プロセッサー 5300 番台と比べて、アイドル時の消費電力を 5 分の 1 にまで、また省電力状態からの復帰に掛かる時間を 5 分の 1 以下にまで低減しています。8 インテル® インテリジェント・パワー・テクノロジーは、プロセッサー、チップセット、メモリーで構成されるプラットフォーム・コンポーネントすべてにおける電力管理機能を提供します。これにより、オペレーティング・システムは、性能を損なうことなく、現在のワークロードの処理に必要最小限の電力ステートにプロセッサーとメモリーを移行できます。また、個々のコアを (他のコアとは無関係に) アイドル状態に移行できます。これらの機能の組み合わせにより、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台では、アイドル時のサーバー消費電力を最大で約 50% 削減できます。
インテル® インテリジェント・パワー・テクノロジーは、重要なワークロードの実行時には必要とされるだけの性能を確保し、負荷の少ない時には消費電力レベルを低減させます。これによって、同等の消費電力レベルで約 2.25 倍の性能を実現しつつも9、アイドル時の消費電力を大幅に削減します。9
インテルでは、仮想化されたデータセンターの機能強化とサーバーの爆発的な増加の抑制を支援する、独自のハードウェア・アシスト機能を搭載したサーバー・プラットフォームを提供しています。インテル® アーキテクチャー Nehalem を採用したインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台は、高度な技術革新によって、性能の向上、統合比率の向上、同じ仮想サーバープール内で異なる世代のプロセッサーを搭載したサーバーの共存を可能にするとともに、仮想マシンのフェイルオーバー、負荷分散、災害復旧のための機能を強化しており、仮想化のメリットを最大限に活用できます。
強化されたインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー◊ (インテル® VT) を搭載した新しいインテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem は、仮想化性能を最大で 2.1 倍10 に向上させるとともに、仮想マシンの移行 (エントリー / エグジット) 時間を最大で 40%11 短縮しています。
インテル® 5520/5500 チップセットとインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台を搭載したサーバーおよびワークステーションは、画期的な性能と最先端のテクノロジーを備えた高性能 / メインストリーム・サーバーです。
インテル® 5520 チップセットは、インテル® QuickPath テクノロジーによって転送速度 6.4GT/s、5.86GT/s、4.8GT/s でインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台をサポートします。また、このチップセットは、最大 36 レーンの PCI Express* 2.0 I/O、仮想化環境をハードウェア・アシストするコネクティビティー向けインテル® VT およびダイレクト I/O 向けインテル® VT、インテル® Dynamic Power Node Manager のシステム管理機能をサポートし、インテル® ICH10、ICH10R、インテル® 6700PXH 64 ビット PCI ハブをサポートしています。
インテル® 5500 チップセットは、インテル® QuickPath テクノロジーによって転送速度 6.4GT/s、5.86GT/s、4.8GT/s でインテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台をサポートします。また、このチップセットは、最大 24 レーンの PCI Express* 2.0 I/O、仮想化環境をハードウェア・アシストするコネクティビティー向けインテル® VT およびダイレクト I/O 向けインテル® VT、インテル® Dynamic Power Node Manager のシステム管理機能をサポートし、インテル® ICH10、ICH10R、インテル® 6700PXH 64 ビット PCI ハブをサポートしています。
インテル® 5520 チップセットは、インターコネクト帯域幅の拡大、システム帯域幅の最適化、メモリー容量の増加、ネットワーク・トラフィック処理の改善、I/O レイテンシーの削減によって、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台搭載のワークステーションや HPC システムにおけるデータ転送を向上させます。
こうしたプラットフォームの進化は、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台での性能向上に対応したもので、以下の機能が含まれます。
| 機能 | 利点 | ||||||||
| スマートかつ高性能 |
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| インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー |
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| インテル® QuickPath テクノロジー |
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| インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー† |
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| メモリーの大容量化 |
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| 共有 L3 キャッシュ |
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| 自律的な省電力機能 |
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| 統合型パワーゲート |
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| 自動的に省電力状態に移行 |
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| 柔軟な仮想化環境 |
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| プロセッサー |
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| チップセット |
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| ネットワーク |
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インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台に関するより詳しい情報は、こちらを参照してください。
インテル® マイクロアーキテクチャー Nehalem に関するより詳しい情報は、次世代のインテル® マイクロアーキテクチャーを参照してください
† HT テクノロジーを利用するには、HT テクノロジーに対応したコンピューター・システム、および同技術に対応したチップセットと BIOS、OS が必要です。性能は、使用するハードウェアやソフトウェアによって異なります。HT テクノロジーに対応したプロセッサーの情報など、詳細については、ハイパースレッディング・テクノロジーを参照してください。
◊ インテル® バーチャライゼーション・テクノロジーを利用するには、同テクノロジーに対応したインテル® プロセッサー、BIOS、仮想マシンモニター (VMM) 、および、用途により、同テクノロジーが有効になっている特定のプラットフォーム・ソフトウェアを搭載したコンピューター・システムが必要です。機能性、性能もしくはその他の特長は、ご使用のハードウェアやソフトウェアの構成によって異なり、BIOS のアップデートが必要になることもあります。ご利用になる OS によっては、ソフトウェア・アプリケーションとの互換性がない場合があります。詳細については、各アプリケーション・ベンダーにお問い合わせください。
2 出典:インテル。SPECjbb2005* に基づく秒当たりビジネス・オペレーション数の性能に関する、2005年から2008年にかけて行われたインテル社内でのワークロード負荷時の測定による予測 (2008年11月) 。結果はインテル社内での分析 (推定値) に基づいており、情報提供のみを目的としています。インテル® Xeon® プロセッサー 3.80 GHzを 2 基、1GB メモリー を 8 枚、HDD を 1 台、そして 382W の電源ユニットを搭載したシングルコア・サーバーと、インテル® Xeon® プロセッサー X5570 (動作周波数: 2.93 GHz) を 2 基、2GB メモリーを 6 枚、HDD を 1 台、そして 315W の電源ユニットを搭載したサーバーとの比較。
3 出典:インテル。8 ヶ月での投資回収は、インテルの予測に基づき、9 対 1 のサーバー統合を行った際の電力 / 冷却コストおよび OS ライセンスコストの削減額と、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台を搭載したサーバーの予測される購入コストから算出。結果はインテル社内での分析 (推定値) に基づいており、情報提供のみを目的としています。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。
4 インテル社内での測定による結果 (2009年2月) 。インテル® Xeon® プロセッサー E5450 (3 GHz、TDP 80W) を 2 基、8x2GB DDR2-667 FB-DIMM メモリー、1 個の 700W PSU、1 台の 320GB SATA HDD を搭載したプラットフォームのアイドル時の消費電力 (221W) と、インテル® Xeon® プロセッサー E5540 (2.53 GHz、TDP 80W) を 2 基、6x2GB DDR3-1066 RDIMM メモリー、1 個の 800W PSU、1 台の 150GB 10k SATA HDD を搭載したプラットフォームのアイドル時の消費電力 (111W) との比較。いずれのシステムも Microsoft* Windows Server* 2008 を搭載し、USB サスペンド選択は有効、PCIe リンク状態パワー・マネジメントは最大省電力モードに設定。
5 Stream-Triad ベンチマークに基づくインテル社内での測定 (2009年2月) 。インテル® Xeon® プロセッサー E5472 (3 GHz, 2x6MB L2 cache, 1600MHz FSB) 、16GB メモリー (8x2GB DDR2-800 FB-DIMM) と、インテル® Xeon® プロセッサー X5570 (2.93 GHz, 8MB L3 cache, 6.4QPI) 、24GB メモリー (6x4GB DDR3-1333) との比較。Red Hat* Enterprise Linux* Server 5.3を使用。
6 インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーを利用するには、同テクノロジーの機能に対応したプロセッサーを搭載したプラットフォームが必要です。インテル® ターボ・ブースト・テクノロジーの実際の性能はハードウェア、ソフトウェア、全体的なシステム構成によって異なります。ご使用のシステムがインテル® ターボ・ブースト・テクノロジーに対応しているかは、各プラットフォーム・メーカーにお問い合わせください。詳細については、http://www.intel.com/technology/turboboost (英語) を参照してください。
7 出典:『Infoworld』、2008年3月26日。
8 インテル® Xeon® プロセッサー 5300 番台のデータは、インテル® Xeon® プロセッサー X5365 (B-3 ステッピング) 、インテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台のデータはインテル® Xeon® プロセッサー X5470 (E-0 ステッピング) 、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台のデータはインテル® Xeon® プロセッサー W5580 (D-0 ステッピング) にそれぞれ基づきます。アイドル時の消費電力は、インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台では C6 ステート時、インテル® Xeon® プロセッサー 5300/5400 番台では、C1E ステート時。C6 ステートは、OS によるサポートが必要であり、製品によってサポートの有無が異なります。省電力状態への移行および省電力状態からの復帰にかかる時間の高速化は、C1E ステート終了時の動作モードの遷移に掛かるレイテンシーおよび P- ステートへの移行に掛かる PLL ロックタイムに基づきます。
9 インテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台との比較。性能向上は、OLTP データベース・ベンチマークや大きな帯域幅を必要とする科学技術計算ベンチマーク (SPECfp*_rate_base2006) など、複数の性能ベンチマーク結果に基づくものです。インテル社内での測定値 (2009年2月) 。
10 VMmark* ベンチマークによる性能テストの結果 (2009年2月現在) 。インテル® Xeon® プロセッサー X5470 のデータは公表値に基づきます。インテル® Xeon® プロセッサー X5570 のデータはインテル社内での測定値に基づきます (2009年2月) 。インテル® Xeon® プロセッサー X5470 (3.33 GHz, 2x6MB L2 cache, 1333MHz FSB) 、 48GB メモリー、VMware* ESX* V3.5.0. Update 3 を搭載した HP* ProLiant* ML370 G5 サーバーの公表済み結果 (9.15@7 tiles) と、インテル® Xeon® プロセッサー X5570 (2.93 GHz, 8MB L3 cache, 6.4QPI) 、72GB メモリー (18x4GB DDR3-800) VMware* ESX* Build 140815 を搭載したサーバーのインテル社内でのの測定値 (19.51@13 tiles) との比較。
11 出典:インテル社内での測定。インテル® Xeon® プロセッサー 5500 番台とインテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台との比較。
12 仮想マシンのライブ・マイグレーションには、インテル® Core™ マイクロアーキテクチャーに基づいた製品 (インテル® Xeon® プロセッサー 7400 番台 /7300 番台 /7200 番台 /5400 番台 /5300 番台 /5200 番台 /5100 番台 /3300 番台 /3200 番台 /3000 番台) への下位互換性と、将来のインテル® Xeon® プロセッサーへの上位互換性があります。サポート条件については、各 VMM ベンダーにお問い合わせください。
17 Ixia* IxChariot* 6.4 ベンチマークに基づくインテル社内での測定 (2008年4月) 。インテル® Xeon® プロセッサー E5355 (2.66 GHz, 8MB L2 cache, 1333MHz FSB) 、8GB メモリー (8x1GB DDR2-667 FB-DIMM) 、VMWare* ESX* v3.5U1 を搭載したプラットフォームとの比較。
性能に関するテストや評価は、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、またはそれらを組み合わせて行ったものであり、このテストによるインテル製品の性能の概算の値を表しているものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。システムやコンポーネントの購入を検討される場合は、ほかの情報も参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。インテル製品の性能評価についてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、インテル・パフォーマンス ベンチマークの限界 を参照してください。
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* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。