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クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー導入事例
財団法人しまね産業振興財団
トレーニング環境のプラットフォーム
Ruby エンジニアの育成事業を支える
クアッドコアのアドバンテージ

中国地方の北部に位置する島根県は、「古代文化の宝庫」とも言われるように、世界遺産登録された石見銀山をはじめ、今なお城下町の面影を残す松江、神話の舞台となった出雲など、数多くの文化財を有しています。また、日本海に浮かぶ隠岐の島々、汽水湖として名高い宍道湖、南に広がる中国山地など、豊かな自然に育まれた魅力あふれる地域です。県内の産業振興に力を注ぐ財団法人しまね産業振興財団では、2007年、IT 中核人材育成支援事業の一環として、世界的にも評価の高いプログラミング言語 Ruby のエンジニア育成支援に乗り出しました。そのトレーニング環境に採用されたのが、クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー搭載サーバーの Sun Fire™ X4150 です。新事業を将来にわたって支え続ける高い能力に、大きな期待がかかります。

 
 
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課 題
 
変化していくカリキュラムにも長期的に対応可能な、コスト効率に優れたプラットフォームの構築
多様なトレーニング環境を容易に実現する仮想化テクノロジーの活用
エンタープライズ環境の構築要件にも耐え得る高い安定性と性能の確保
 
ソリューション
 
クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー
Sun Fire X4150
Solaris™ 10 OS
 
元年と呼ぶにふさわしい IT 産業振興への新たな船出
 

県勢の拡大は、多くの自治体にとっての重要なテーマです。「新たな産業の創出と、経済力・技術力の高度化による産業の振興」を重点施策に掲げる島根県でも、しまね産業振興財団を主体に、さまざまな取り組みが進められています。2007年春の新知事誕生がきっかけとなった、IT 中核人材育成支援事業の展開もその 1 つ。新たに IT 産業振興を推し進めようという背景には、世界的に注目されるプログラミング言語 Ruby の生みの親、まつもとゆきひろ氏の存在があります。島根県庁の杉原健司氏はこう説明します。
「島根県では松江市在住のまつもと氏を地域資源として位置づけており、地域ブランドの創生を目指して Ruby City Matsue プロジェクトを立ち上げた松江市を中心に、活動が広がりつつあります。県としては、この動きを産業振興という観点で強力に支援していく考えです」。

しまね産業振興財団に情報産業アドバイザーとして迎えられた澤田盛繁氏も、「Ruby は国内でも、もっと評価されてよいはずだと思います。エンタープライズ領域への普及を加速させるためにも、企業ニーズに応えられるようなエンジニアの育成が必須です」と強調します。世界に誇れる日本発の Ruby をキーワードとして、島根県を拠点に、国内のオープンソース・ソフトウェア (OSS) 市場を盛り上げていきたいという共通の思いが、すべての活動の原点となっているのです。こうした大きな期待を背負って、2007年10月、同財団による「Ruby エンジニア育成講座」がスタートすることになりました。

 
マルチコア・プロセッサーとの相乗効果に期待
 

トレーニング環境に求められたのは、将来にわたって高い性能と拡張性を発揮するコスト効率のよいシステムです。そこで、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 (以下、CTC) の提案を受け、サン・マイクロシステムズ社 (以下、Sun) の最新ラインナップとなるクアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5300 番台を搭載した SunFire X4150 の導入を決定 (アクティブ / スタンバイ構成) 。Sun とインテルとの戦略的提携により生まれた同製品の、国内第 1 号ユーザーとなったのです。また、オペレーティング・システムには、マルチコア環境で最大限の性能を発揮するよう最適化された Solaris 10 OS on x86 を採用。これらは、個々のトレーニング・プログラムに合わせた仮想化環境の構築においても、最も有効な組み合わせと判断されました。

CTC の小島克俊氏は次のように語ります。
「トレーニング計画がどう変化していくかわからない中で、コストを抑えつつ拡張性を実現するためには、仮想化が大前提でした。その意味でも、プロセッサーにインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー (インテル® VT) という仮想化支援機能が搭載されていることが重要なポイントです。加えて、Sun が発表した仮想化ソフトウェア Sun™ xVM Hypervisor の進展も好材料となります。また、当社は Sun と共同で、Java™ アーキテクチャー上の Ruby 実装である JRuby の展開にも力を入れています。Sun のハードウェアを選択するメリットに加えて、インテルのプロセッサー・ベースになることで、ますます可能性が広がると考えました」。

さらに、「カリキュラムの自由度を高め、さまざまなスキルやレベルの人たちに多様なプログラムを提供していこうという時に、仮想化技術は実にありがたい。その意味でも、インテル® VT の果たす役割には大いに期待しています。クアッドコアを選択したのも、仮想化との親和性に優れた最適な環境を手に入れるためです」と澤田氏。今後は顧客プロジェクトを擬似体験させるようなトレーニングの展開も計画されており、規模や要件の異なる環境を自由に構築し、かつストレスなく利用できることが、大きなアドバンテージとなりそうです。

 
先進テクノロジーで人材育成事業を支援
 

2007年10月からスタートした Ruby および Ruby on Rails 関連の講座は、各コースとも定員をオーバーする盛況ぶりでした。同財団の伊原昌孝氏は、「急遽、端末をレンタルして増やしたほどです。早くも次の開催を待ち望む声も多く、来年度に向けて県と予算調整しながら検討を進めています」と説明します。2008年度からは、新しい環境をより実践的に活用していく予定です。
「Ruby エンジニア育成講座」は次代の人材創出の場であるだけでなく、業種を超えたコミュニケーションを通じて新しいアイデアやネットワークが生まれ、それが島根県の IT 産業を牽引する大きな力になるチャンスも秘めています。島根県を「働く人々の五感を刺激する街」と伊原氏が表現するとおり、そこに投入される先進テクノロジーもまた、エンジニアに多くのヒントを提供し、才能の開花に一役買うことになるでしょう。

 
期待される効果
 
今後の技術動向を見据えたハードウェアの組み合わせで、コストを抑えつつ高い拡張性を確保
クアッドコアの選択と、マルチコア環境に最適化されたオペレーティング・システムの採用により、仮想化を前提としたトレーニング環境の性能を最大化
仮想化テクノロジーの活用により、多様なトレーニング・プログラムの計画と実施を支援
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導入企業情報
 
財団法人しまね産業振興財団
所在地: 島根県松江市北陵町 1 番地テクノアークしまね内
設立: 1973年4月
事業内容: 島根県の産業振興施策の実施
 
インタビュー
参事
情報産業アドバイザー
澤田 盛繁 氏
 
次長
伊原 昌孝 氏
島根県庁
島根県商工労働部
産業振興課 主任
杉原 健司 氏
 
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
IT エンジニアリング室
先端技術チーム 先端技術課
小島 克俊 氏
 
ソリューション・プロバイダー 利用 OS
 
 

本書は参考用です。インテルは、明示されているか否かにかかわらず、本書の内容に対する保証はしておりません。

具体的なコスト削減額や結果は、当該顧客企業、そのビジネス目標や企業環境の構成に特有のものです。ビジネス目標、ソフトウェア設計、インフラストラクチャー、または構成が異なると、実際の結果にも差が生じます。

Intel、インテル、Intel ロゴ、Xeon、Xeon Inside は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。

Sun、Sun Microsystems、Sun のロゴマーク、Solaris、Solaris ロゴ、Sun Fire、Java は、米国 Sun Microsystems, Inc. の、米国およびその他の国における商標または登録商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。

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