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SAP ジャパンでは、グリーン IT の観点から実アプリケーション環境におけるサーバーの性能と消費電力の関係を明らかにするため、世代の異なるインテル® Xeon® プロセッサー搭載サーバーについてパフォーマンス・テストを実施。対象となったのは、シングルコアのインテル® Xeon® プロセッサー搭載サーバー (以下、旧世代) 、45nm のクアッドコアインテル® Xeon® プロセッサー 5400 番台搭載サーバー (以下、第 2 世代) の 2 台です。1
まず SAP ジャパンが測定したのは、アイドル時の消費電力です (図 1) 。「ここで注目すべきポイントは 2 つ。1 つは、メモリー容量による消費電力量の変化です。測定結果から、第 2 世代は旧世代の 2 倍のメモリーを積んでも、旧世代と同等の電力量に抑えられることが分かります。もう 1 つは、アイドル時の省電力効果です。仮に 24 時間電源を入れた状態でまったく使用しなかった場合、第 2 世代は旧世代に比べて年間 534KW もの電力量を削減できることになります。
これを CO2 量に換算2 すると 296kg。21 本の杉の木が 1 年間に吸収する CO2 量3 に相当します」 (渡邊氏) 。
一方、CPU 負荷時に関しては、全ユーザーのログイン時と、テストの開始から終了までの消費電力量を計測。「メモリーを増設し、より多くの負荷をかけても、第 2 世代は旧世代より消費電力量が低く、電力効率に優れていることが明らかになりました。例えば、旧世代に 150 ユーザーの負荷をかけた場合より、第 2 世代に 350 ユーザーの負荷をかけた場合の消費電力が低く (約 40%) 、また第 2 世代にメモリーを増設して 500 ユーザーの負荷をかけた場合も消費電力はやはり、旧世代より低い値となっています (図 2) 」 (渡邊氏) 。SAP ジャパンではさらに、アイドル時間、実稼動時間、夜間バッチの実行時間までを加味したシミュレーションを行いました。「その結果、同じ 8GB メモリー構成の旧世代と第 2 世代に対して 150 ユーザーの負荷を与えたところ、旧世代から第 2 世代に移行することで、年間 765KW、杉の木 30 本分の CO2 削減3 が予測されます。また、8GB メモリー構成の旧世代 4 台、16GB メモリー構成の第 2 世代 1 台に対して 600 ユーザーの負荷を与えた場合には、第 2 世代への統合で年間 7,808KW、杉の木 309 本分の CO2 削減3 が可能と予測されます。最新サーバーに置き換えるとどの程度の効果が期待できるのか。今まではなかなか目に見えなかった部分を実証したデータです」 (渡邊氏) 。
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