「グリーン IT」とは、IT 技術における環境への取り組みのことで、現在世界的に大きな注目を集めています。
ビジネスの IT 化に伴い、企業で使用する PC やサーバーなどの IT 機器の台数は、今後も大幅に増加していく見込みとなっています。地球温暖化問題などの地球環境に対する取り組みを、世界全体で行わなければならなくなっている現代において、企業が使用する IT 機器にも省エネが求められています。
また、IT 機器の台数増加に対して省エネ化という対応が求められているのと同時に、ビジネスのさらなる IT 化も求められています。ビジネスの IT 化で行うグリーン IT とは、紙の電子化やネットワークを利用した取引といった IT 技術の活用により、生産性やエネルギー効率を向上し、従来よりも環境への負荷を低減していくというものです。
このような、IT 機器の省エネ化や IT 技術による効率化をはじめとする、環境に配慮した IT 技術への取り組みのことをグリーン IT と呼んでいます。
グリーン IT と共に紹介される事例などは、巨大なデータセンターやサーバールームが多く、関心もそちらにいきがちです。しかし、企業の現状を見た場合には、実はオフィスで使用している PC を見直すことも同程度に重要となります。多くの企業が実践できて効果も高い、オフィスで進めるべきグリーン IT について解説します。
データセンターやサーバールームなどは、さまざまな機器が集約されているため、機器の刷新や環境の変更などによる効果が見えやすいという特徴があります。グリーン IT という言葉と共に語られることが多い、データセンターとサーバールームで進めるべきグリーン IT について解説します。
地球温暖化問題が世界中で問題になり、企業の二酸化炭素排出量が注目されていることを背景に、グリーン IT への取り組みは既に企業にとって当たり前のこととなりつつあります。日本においても経済産業省が推進を行っているほか、2008年2月には IT・エレクトロニクス関連企業と IT 関連業界団体を中心とした「グリーン IT 推進協議会」が設立されました。
また、インテルでは Google* と共に設立を行った「クライメート・セイバーズ*・コンピューティング・イニシアチブ (CSCI)」 (電力効率に優れたコンピューター利用による環境保全プログラム) により、2010年までにコンピューターの二酸化炭素排出量を年間 5400 万トン削減することを目標に活動を行っています。
そのほかにも、IT 機器のエネルギー効率を高めることを目的に設立され、150 社を超える IT 関連企業が参加を行っている「グリーン・グリッド (The Green Grid*)」には、理事会メンバーとして加わっており、IT 機器のエネルギー効率向上に取り組んでいます。
グリーン IT の推進は、環境への配慮が主な目的ではありますが、併せて企業のコスト削減と利益の向上を実現できるため、環境に対しても企業に対してもメリットのあるものです。今後はグリーン IT がビジネスを語る上で必須の要素となっていくはずです。
インテルは、グリーン IT に向けた技術および製品を提供するだけでなく、社会全体を取り込んだ包括的なグリーン IT への取り組みを呼びかけています。
各メーカーのメーカー担当者にグリーン IT への取り組みを伺ってみました。