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読み方 : カット・アンド・ペースト
Windows や Macintosh などのマルチウィンドウシステムにおいて、異なるアプリケーション間でのデータ交換を可能にするシステムのメカニズム。 カット&ペーストを実行するには、まず最初に移動元 (コピー元) のアプリケーションでデータを選択し、カットまたはコピー操作を実行します (Windows 環境ならカットおよびコピー操作はそれぞれ Ctrl+X、Ctrl+C、Macintosh 環境ならカットおよびコピー操作はそれぞれ Apple+X、Apple+C) 。こうすると、選択されたデータがシステム内部のクリップボードと呼ばれる領域に移動 (またはコピー) されます。その後、データのコピー先のアプリケーションをアクティブにし、ペースト操作を実行します (Windows 環境なら Ctrl+V、Macintosh 環境なら Apple+V) 。するとクリップボードに保存されたデータが、そのアプリケーションに転送されます。いわばカット&ペーストは、最も原始的なプロセス間通信です。 クリップボードの実体は、システム内部に確保された共有メモリーであり、この共有メモリーを介してデータ転送を可能にします。なお移動元 (コピー元) のアプリケーションは、カット (コピー) 操作が実行された場合、1種類のデータではなく、いくつかのフォーマットでデータをクリップボードに転送します。例えばワードプロセッサーなら、フォントサイズやフォントの種類などの情報を伴ったフォーマットのデータをクリップボードに転送すると同時に、いっさいの属性情報を伴わないピュアテキストの文字列もクリップボードに転送しておきます。そしてペーストする側のアプリケーションでは、クリップボードに存在するフォーマットの中から、最も情報損失の少ないフォーマットを選んでデータを取り出します。例えばフォントタイプやフォントサイズの情報を理解できるアプリケーションなら、フォント情報などを伴ったデータをペーストします。一方、属性情報を理解できないテキストエディタなどでは、ピュアテキストのデータをペーストします。このようなしくみによって、情報損失を最小限に抑えながらも、異なるアプリケーション間でのデータ交換がなるべく可能になるようにしています。
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