ALGAN 株式会社は、同志社大学技術起業家育成プログラム (STEP) の参加メンバーを中心に 16 人の発起人でスタートし、次世代半導体材料と言われる窒化アルミニウム・ガリウム (以下、AlGaN) を用いた半導体デバイスおよび搭載装置を事業化しています。これまで京都環境ナノクラスター発のベンチャー企業として、同志社大学や京都大学などとの共同研究を通じ、産業用紫外線センサーの事業化に成功してきました。
2010年には世界に先駆けて、UV インデックス計に応用可能な AlGaN センサーおよび測定システムの開発に成功しました。UV インデックスとは人体に有害な紫外線の量を指数化したもので、世界保健機構 (WHO) で推奨される世界標準の指数です。開発に成功した米粒ほどの大きさのセンサーデバイスを用いれば、簡便な構成で高精度に UV インデックスを測定することができます。そこで、センサーデバイスおよび測定システムをグローバルマーケットに展開するビジネスプランをひっさげてインテル グローバル チャレンジに参加しました。
本大会は、大きく 3 つのパートから構成されていました。
まず、日本予選が行われました。提出資料 (プレゼンテーション・ファイルと 1 枚のアブストラクト) のみで選出されるので、きちんと PR ポイントを書けているか、書き漏れはないかに注意しました。実は、たまたま締め切り直前に定時株主総会を開催していましたので、出席者全員 (つまりエンジェルたち ! ) にお願いして資料は作成しました。その結果、上位 2 チームに選ばれ、次のステップに進みました。
引き続き、アジア大会 (Intel DST Asia Pacific Challenge) がバンガロールで行われました。2 回の選抜 (プレゼンテーション) を通じて上位 2 チームが選ばれ最優秀賞 (Gold Medal) を獲得しました。アジア各国の代表者たちとの交流では、日本文化 (伝統文化およびゲーム、アニメ) に対する敬意を表していただくことが多く、日本代表として身の引き締まる思いもいたしました。
最後に、事実上の決勝戦でありサンフランシスコで開催されたインテル グローバル チャレンジに参加しました。2 回の選抜 (プレゼンテーション) が行われ、現役ベンチャー・キャピタリストたちからの厳しい質疑が飛び交いました。去年に引き続き、日本代表として歴代トップタイ記録である上位 8 チーム (ファイナリスト) に選ばれました。
日本予選に参加された企業、アジア大会に参加された企業、北米大会に参加された企業、それぞれの代表者とのコミュニケーションは刺激的で、いまでも Facebook* で近況をアップデートしあっています。世界から刺激をもらい、世界に刺激を与える、そんな交流の出発点として人生に刻まれています。
今回の我々の挑戦に対するご支援と、ビジネスプラン・コンテストを通して起業家育成、ひいてはより世界を良くすることを目指すインテルの姿勢に御礼申し上げます。
ありがとうございました。